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【プロ必見】成分表記から垣間見えるメーカーの考え方

業務用洗剤は、一般向け洗剤のように、パッケージに商品の情報を細かく表記する必要がありません。

なぜなら一般向け洗剤は、家庭用品品質表示法に則って商品情報を表記する義務があるのですが、業務用にはそのような法律がありません。

なので業務用洗剤について、どこまで詳しく記載するかは「メーカー次第」という事になります。

特に成分表記については、同じような内容の洗剤でもメーカーが違えば、表記内容がずいぶん変わったりします。

例えば、主成分のみの成分しか表記していなかったり、一般的に使われてはいない別名で表記したり、あえてわかりにくい表現を使ったり、などなど。

私の場合はお客様に、
・洗剤選びの判断材料にしてもらいたい。
・洗剤の危険度を判断してもらいたい。
と言う考えから、きるだけ詳しく分かりように記載します。

もちろん、成分内容を詳しく記載することで、同業社へ配合内容が知られてしまうというリスクもあります。

同業者にとっては、非常に知りたい情報ですからね。

でも、私はそんなリスクより使っていただくお客様の事を第一に考えているので詳しく記載しているわけです。

例えば、私が開発した業務用洗剤に、瞬間水あかクリーナーと言いう洗剤があります。

この洗剤は塩酸が含まれていますし、他にも酸性洗浄成分が色々含まれていますので、危険度は高めです。

なので私としては、使われる方に、少しでも注意してもらいたいと言う気持ちがあるので、含まれているすべての酸性洗浄成分をすべて表記し、さらに一般的に使われる名称で表記しています。

さらに、本来一般向け洗剤のルールで、業務用には記載する必要がない「まぜるな危険」の表記をしています。

これも事故なく安全に使ってもらいたいという思いからです。

また、成分配合がわかられたとしても簡単に真似できるようなものではないという自身があるので表記していると言うこともあります。

私がこのように考えているように、業務用洗剤には商品情報の表記のルールがない分、表記内容からメーカーの製品への自信度合や製品づくりの考え方などが垣間見れるのです。

 

汚れ落とし研究家
茂木和哉@motegikazuya
独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。 現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし歴27年で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除術」は、チャンネル登録数27万を超える。
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