洗剤講座

【追加検証!】茂木流 カビ取りスプレーNo.1 決定戦Vo.2!【掃除術】

suura
のぞみ

こんにちは!のぞみです。

今回の記事は…

こちらの記事(↑)の続編になります!

スプレータイプのカビ取り剤は、私もよくお世話になる洗剤の一つです。
その中でも有名な
カビキラー
強力カビハイター
黒カビくん
これら3種類のカビ取り剤を色々な面で再度比較していきます!

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因みに参考にするのは…
こちらの茂木和哉(@motegikazuya)のYouTube動画です↓

前回の振り返り

以前の「【徹底検証!】カビ取りスプレーNo.1決定戦!【掃除術】」で紹介した検証内容やその結果を、ここで簡単におさらいしていきます。

壁面密着度

スプレータイプのカビ取り剤を評価するにあたって大事な要素の一つ…
それは「泡の密着力」です!

いくら洗浄成分が多く含まれているカビ取り剤でも、スプレーした後の密着力が薄いと、洗浄したい箇所からすぐに滴り落ちてしまいます。
これでは落ちる汚れも落ちません。

よって対象の3つのカビ取りスプレーを同時に壁へ吹きかけ、どのカビ取り剤が一番長くその場に留まるか、ということを検証しました。

その結果は…

このように「強力カビハイター」の圧勝!
2位と3位は微差ですが、「黒カビくん」に軍配が上がった、という結果でした。

価格帯

価格帯(2021年2月8日現在)に関しては、大手通販サイトAmazonにて…
カビキラー」が400gで283円
強力カビハイター」が400mlで220円
黒カビくん」が400ml×2本で436円

ということで、こちらも微差ですが…
黒カビくん」が一番お得!
という結論に至りました。

今回の検証

では以前の記事の検証結果を踏まえ、今回は
スプレーの吐出量
というテーマで再度実験していこうと思います!

やはり何度もプッシュしないといけない、つまり1回のプッシュで出てくる泡の量が少ないとストレスです。
またコーキングなど、ある程度長い部分に吹きかける場合、1回の吐出量はより多い方が均一に吹きかけられるため重宝します。

ということで早速検証スタートです!

スプレーの吐出量対決!

今回は、それぞれのカビ取り剤を、壁に対して“ワンプッシュ”だけスプレーしてその量の違いを見ます。
なお量の違いを一目見て判断できるように横方向へスプレーします。

ではまずは「カビキラー」と「強力カビハイター」の対決からです!

結果は…

この通りです。

正直あまり差はありませんが、若干「強力カビハイター」の泡の方が濃いように見えるので…
微差で「強力カビハイター」の勝利とします。

お次は「黒カビくん」と「強力カビハイター」の対決です!

こちらは…

なんと「黒カビくん」の圧勝です!
明らかに「黒カビくん」の方がワンプッシュで多くの泡を吐出しています!

これならば「黒カビくん」と「カビキラー」は比べずとも結果は見えているので割愛します。

ということで「スプレーの吐出量対決」は…
黒カビくん」の優勝でした!!

まとめ

いかがでしたか?

前回の記事に続いての検証となりましたが、結論、
性能で選ぶなら「強力カビハイター」
使いやすさや価格で選ぶなら「黒カビくん」
といった具合ですね!

皆さんもスプレータイプのカビ取り剤をお選びになる際は、こちらの記事や動画を是非参考にしてくださいね♪

ではご精読ありがとうございました!
またお会いしましょう♪

補足

本記事では触れませんでしたが、カビ取り剤には重要な要素がもう一つあります!
それはカビ取り剤に含まれる次亜塩素酸ナトリウムの「塩素濃度」です。
これが高ければ、その分洗浄力も高まります。

ではなぜこの要素について比較・検証していないのかというと、対照実験が困難だからです…

というのもこの次亜塩素酸ナトリウムは非常に不安定な物質です。
ゆえにカビ取り剤が未開封の状態でも、じわじわと消費してしまいます。

つまり新しいものの方が塩素濃度は高いのです!
そのカビ取り剤が製造、そしてスプレーに注入されてからの正確な時間や保存状態の違いなど、「塩素濃度」に大きな影響を及ぼす要素が多すぎます。

よってあまり今回の記事では紹介しなかったのです。

しかし一つ皆さんにご紹介できることがあるとするならば、
カビ取り剤は新しいものの方が良性能!
ということです!

同じ商品でも新しいものを購入したり、古い商品は少し多くの量を一度に使用するよう心がけたりすることで、皆さんのお掃除ライフがより快適になれば私は嬉しいです♪

ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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