のぞみの記事

【検証!】水石鹸と合成界面活性剤の泡切れ対決! 浴室編【掃除術】

suura
のぞみ

こんにちは!のぞみです。

皆さんはお風呂掃除の際にどのような洗剤を使っていますか?

ほとんどの方が合成洗剤を使われていると思いますが…、
バスクリーナーの泡切れが悪くて流すのが大変
という経験をしたことはありませんか?

しかし実は、泡切れという観点から言うと合成洗剤よりも優秀な洗剤があるのです!
それは「水石鹸」です!

ということで今回は、水石鹸と合成界面活性剤入りの洗剤について、浴室を舞台にこれらの泡切れ勝負を行っていきたいと思います!

因みに参考にするのは…
こちらの茂木和哉(@motegikazuya)のYouTube動画です↓

比較する洗剤たち

まず今回比較検証に使う洗剤たちを紹介します!
使うのは…、
水石鹸代表―シャボンの泡(SYABON NO ABUKU)
合成洗剤代表―ルック バスタブクレンジング
合成洗剤代表―バス用洗剤
の3種類です!

ではそれぞれの洗剤について簡単に紹介していきます!

シャボンの泡(SYABON NO ABUKU)

こちらは茂木和哉シリーズの水石鹸になります

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元々は「白いなまはげ」という商品名で売っていたものをリニューアルした洗剤です
なお本来30倍希釈でつかう水石鹸ですが、今回は泡立ちをしっかり起こすべく3倍希釈で実験をしていきます
(空のスプレーボトルに100gのシャボンのあぶくと200gの水を入れ、これを混ぜる)

合成洗剤代表の2種類

こちらはライオン(Lion)から出ているバスクリーナーになります
洗剤メーカー大手三社の中で比較的中庸な洗剤を多く販売しているライオンの洗剤なので、比較するのにはとてもよいでしょう

またバス用洗剤に関しては、無印良品が出している洗剤です
洗剤メーカーとしては大手でない企業の洗剤、ということで今回はピックアップしています

水石鹸vs合成界面活性剤 泡切れ対決!

比較する洗剤たちの紹介が終わったところで、早速検証に移ります!

検証方法と結果

今回の検証はバスタブの底にそれぞれの洗剤を複数回吹きつけ、これをシャワーで流し、どの程度の流しで泡がなくなるのか、を比較していきます!

まずは合成洗剤代表としてバスタブクレンジングの泡切れ度合いを見ていきましょう
初めに出すタブの底に向かって9回スプレーをプッシュし…、

この状態のままスポンジで泡立てることはせずに、シャワーで流します
結果としては、1回のシャワーだけでは流れきらず、排水溝の周辺に泡が溜まっていました

なのでもう1度洗い流しを行い、ここでようやく泡がなくなり流れていったようです

これと同様に、次は無印のバス用洗剤の泡切れを見ていきます
9回プッシュしこれをシャワーで流しますが…、

結果はこの通り…、1回目の流しではかなり泡が残っており、この後泡をすべて流しきるには3〜4回のシャワーが必要でした
バス用洗剤については泡の噴出量が比較的少なかったにもかかわらずこの結果なので、かなり泡切れが悪いといって差し支えないでしょう

最後に水石鹸代表のシャボンの泡です!
しかし先述の通り、水石鹸はとても泡切れがいいため、今回はハンデとして、計14回のプッシュをし、これを洗い流しきることができるかどうかを見ていきます!

結果はこの通り!1回のシャワーでしっかり流すことができました!
驚きの泡切れですね♪

考察:水石鹸について

検証結果の通り、水石鹸は合成洗剤に比べとても泡切れがよいです!
しかし洗剤において重要視されるのは、大抵が洗浄力や価格、安全性までで、泡切れの良さはあまり考慮されません
実際合成洗剤に比べ水石鹸は、そもそも販売されている数が少ないです…

水石鹸は掃除の時短や節水によるコスパの良さ、すすぎ残りのリスクの低さもあって(ゆえに安全性が成分表示から読み取られる以上に高い)、本当はコスト面・安全面共にとても優秀なのです!

追記:無印良品のバス用洗剤について

今回の泡切れ勝負でかなり後手を踏んだ無印良品のバス用洗剤
こちらには洗浄力の高いアニオン系の界面活性剤が6%も入っており、ゆえに泡切れが悪いと思われます
実際に茂木さんも使いにくいとおっしゃっていましたね…

しかし無印はそもそも洗剤メーカーではありませんし、何よりこのバス用洗剤の魅力はその容器にあります!
癖のないシンプルなデザインは過度な生活感を出さず、中身を使い切った後に他の洗剤を入れる容器としてとても優秀です♪

(画像引用:「バス用洗剤 約400ml・逆さ噴射可能トリガー | バスルームグッズ 通販 | 無印良品」https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550182506723,2021年8月27日確認)

まとめ

いかがでしたか?
今回は浴室用洗剤について、水石鹸と合成界面活性剤の泡切れ対決をしてきました♪

結論としては、泡切れの良さは水石鹸の方がありましたね
実はコスト面や安全面でも優秀な水石鹸にもう少し注目が集まってほしいものです!
またお風呂用洗剤を選ぶ際は、是非この記事や動画を参考にしていただければ幸いですm(__)m

ではご精読ありがとうございました!
またお会いしましょう♪

ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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