実証第二弾!本当に石鹸はすすがれやすく洗剤残りしにくいのか?【合成界面活性剤】【合成洗剤】
こんにちは!茂木和哉(@motegikazuya)です。
我が家は共働きと言う事もあって、私は子育てに積極的に参加してきたつもりです。
妻はそう思ってないかもしれませんけど(笑)
その経験が今となっては、とても大きい財産となりました。
なぜかと言うと、世の中のお母さん達がどんな事を考えているのかがちょっと見えてきたからです。
でも「育児」の経験だけでは見えてこなかった部分かもしれません。
これまで「洗剤」の事を学んできたからこそ見えてきた部分なんです。
例えば、
・小さな子供の手って、いつもと言っていいほどヨダレやお菓子がついている事。
・その手でアチコチ触るから、そこそこガンコな汚れが高頻度で色んな所につく事。
・色んな所を触った手だって、お構いなしにそそまま口に入れる事。
・手を洗ってから口に入れるなんてしてくれない事。
・直接テレビや窓ガラスなどをペロッと舐めったりすることもある事。
・付いた汚れがそこそこガンコなので水拭きだけで落とすのが結構大変な事。
・でも洗剤残りがが心配で、洗剤を使うのが怖い事。
などなど。
実はこの経験から「白いなまはげ」を作ったんです。
私に子供がいなかったら絶対誕生していなかったでしょうねー
明らかに茂木和哉シリーズとコンセプトが違いますしねー
石けんならではの性質
白いなまはげの主成分は「水石けん」です。
石けんも界面活性剤の1つなのですが、他の界面活性剤とは性質がだいぶ違います。
その石けんの性質が、小さな子供がいるご家庭に関して言うとプラスとして働くわけです。
そのプラス要因が、
・水で薄まりすぎると働きを止める。
・油と混ざると働きを止める。
という石けんの性質にあるわけです。
水で薄まると働くことを止める理由については、以前こちらに詳しく書きました。
と言う事で今回は、「油と混ざると働くことを止める。」方について、詳しく説明していきたいと思まいます。
ちなみに「働く」とは「界面活性作用」のことです。
石鹸も界面活性剤ですからね。
では、なぜ石けんは、油と混ざると働くことを止めるのかと言うと、「アルカリ性」だからです。
石けんは、アルカリ性です。
そしてアルカリ側でしか働いてくれません。
酸性ものと混ざって中和されると働けなくなるんです。
まず先に、コチラの動画をご覧ください。
石鹸の方が、ゴマ油と混ざると泡立たなくなりましたよね。
泡立たないのは、界面活性作用が止まった証拠です。
台所洗剤の方には、この後もでゴマ油をちょっとずつ追加していきましたが、泡立ちが止まる事はありませんでした。
ゴマ油がもったいないので、5回ぐらいしか追加してませんけど(笑)
動画の中で、台所洗剤より明らかに白いなまはげの方を多めに入れたのは、濃度が違うからです。
台所洗剤は、33%入っています。
でも白いなまはげには、4.8%しか入っていません。
その差分、多く入れたと言うわけです。
それと、今回使ったゴマ油のpHを測ってみました。
するとpHは5ぐらいです。
7が中性なので酸性側だと言う事がわかりますよね。
だから石けん水が、中和されてしまうんです。
ちなみに私たちの肌を覆っている皮脂のpHは、4.5~6.0と言われています。
今回使ったゴマ油と同じぐらいと言う事になります。
もし掃除の時、石けん水の拭き残りがあったとしても、皮脂がついた手で触ったり裸足で歩いたり油汚れがついたりすると中和され働きがストップすること分かりますよね。
それともし石けん水が肌に残ってたとしても、皮脂によってやがて中和され、働きがストップすることが分かりますよね。
だから小さな子供のいるご家庭には、石けんがオススメなんです!
でも、まだ肌機能が未熟な赤ちゃんや小さな子供の肌を洗うとなると、正直全力でオススメできません…
合成界面活性剤が主成分のボディソープよりだったらいいのですが、石鹸って結構刺激が強いんですよね。
小さな子供の肌に使うには、アルカリ度が高すぎるんです…
子供の肌には、子供の肌に問題がないくらいまで、アルカリ度を下げた石鹸が理想的なんです。
その理想形を形にしたのが「綿雪潤石鹸」を「綿雪ハンドソープ」なんです!
この2つのソープは、アルカリ度を下げただけでなく、普通の水石けん(脂肪酸カリウム)より、そもそも刺激が少ないアルギニン石鹸を主成分として使っています。
綿雪ハンドソープについては、石鹸分がアルギニン石鹸のみですからねー
綿雪潤石鹸の方は、アルギニン石鹸と普通の石鹸のブレンドとなってます。
小さな子供だけでなく、肌トラブルにお悩みの大人の方にもオススメです!