洗剤

合成洗剤が「悪」で、ナチュラル系が「善」でしょうか?

こんにちは!茂木和哉(@motegikazuya)です。

以前Instagramで洗濯洗剤や柔軟剤について私が思う事を投稿をした事がありました。

例えばこんな蛍光増白剤の事です。

https://www.instagram.com/p/BjWe5mOngX4/?utm_source=ig_web_copy_link
https://www.instagram.com/p/BjYYyi-nmHU/
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#茂木和哉の洗剤講座 . 子供の肌を守るためには何より肌への刺激が低い洗濯洗剤を選ぶ必要があります。 . そのためには洗濯洗剤に必ず含まれている主成分の「合成界面活性剤」の刺激の強さを知ることが大切です。 . でもそれを覚えることは難しいし面倒なことです。 . そこで今回は私ができるだけ簡単に説明します! . まず、どんな界面活性剤でも必ず4つのグループに分けられます。 . その4グループを刺激が強い順に並べるとこうです。 . 1.カチオン界面活性剤 2.アニオン界面活性剤 3.両性界面活性剤 4.ノニオン界面活性剤 . まれに界面活性剤の種類によって例外もありますが、ほぼほぼこう思って間違いありません。 . でです。 . 1位の最も刺激が強いカチオン界面活性剤が、実は柔軟剤の主成分なんです! . だからまだ肌機能が未熟な赤ちゃんや肌荒れがなかなか良くならない子供の衣類には使うべきではないんです。 . せめて洗剤残りせずに、しっかりすすがれてくれれば、まだましなんですが柔軟剤なのでそうはいきません。 だって洗濯機洗いの「すすぎ」の工程で入るわけですから。 . そこが怖いところで、洗剤残りのリスクがとっても高いんです。 . 2位のアニオン界面活性剤は、洗浄力がとても高いので洗濯洗剤によく使われます。 でも柔軟剤の主成分のカチオンよりは低刺激なんです。 . それと洗濯洗剤は、「洗い」の工程で入るので柔軟剤よりは洗剤残りのリスクは低めです。 でも安心できなくなりました。 . それが「すすぎ1回」問題です。 それで洗剤残りのリスクが高くなりました… . 3位の両性界面活性剤は、私は洗剤を作るときよく使います。 洗浄力もそこそこあって刺激もそんな高くないというポジションです。 . そして4位のノニオン界面活性剤が最も刺激が低いグループです。 . そのノニオン界面活性剤が使われるのが「おしゃれ着洗いの洗剤」です。 . だから私は子供の服の洗濯におしゃれ着洗いの洗剤をオススメするわけです! . それとオススメする理由は、もう1つあります。 . それは柔軟剤を使わなくても我慢できるぐらい、洗い上がりのゴワツキが少ない点です。 . 「柔軟剤が肌に良くないことは分かったけど、洗濯物のゴワツキがちょっと…」 と思っている方も我慢できるはずです。 . もちろん石けんで洗濯するのもオススメですよー . でもかなりゴワツキます… . それと石けんはちゃんと使い方を守らないと汚れが落ちません。 . そしてもう1つ、洗濯洗剤を使うより洗濯槽がカビやすくなります。 . なので石けんを使う場合は、洗濯槽洗浄をこまめにする必要があります。 . せっかく石けんを使っても洗濯槽についたカビ菌が原因で肌トラブルを起こしたのでは本末転倒ですからねー . #茂木和哉 #肌荒れ #肌荒れ対策 #肌荒れ改善 #子供の肌荒れ #子供の肌を守る #乳児湿疹 #乳児湿疹ひどい #乳児湿疹出てきた #乳児アトピー #アトピーっ子 #アトピー改善 #肌トラブル #肌トラブル改善 #肌トラブル解消 #洗濯洗剤 #子供のいる生活 #子供のいる暮らし

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こんな感じの投稿をするとフォロワーさんから「オススメの洗剤を教えてください!」と言う感じのコメントをよくいただきます。

でもその質問ってとても難しんです。

正直答えることができません…

なぜかと言うと、オススメする洗剤は、人それぞれ違うからです。

使う方のお悩みや不満が改善される洗剤がオススメ洗剤

例えば、子供の肌荒れに悩んでいるお母さんへは、おしゃれ着洗い用の洗剤や石けんを薦めますし、子供が運動部で毎日運動服を汗びっしょりにして帰ってくるのなら、洗浄力重視で粉末タイプの洗濯洗剤を薦めます。

液体タイプより粉末タイプの方が汚れ落ちが良いものが多いですからね。

また、共働きで日々家事と育児に追われているお母さんには、家事の時短や家事がラクになる洗剤を薦めます。

子供がいるからと言う理由だけでナチュラル系を薦める事はしません。

だって時間や手間がかかるわりには落ちが悪いナチュラル系を薦めてもストレスをためるだけです。

それでは、旦那さんについついキツクあったり、子供をすぐに怒ってしまう事だってあるかもしれません。

最終的に家族の幸せ度が低くなってしまいます。

でも子供がいるのでバリバリの合成洗剤を薦めるような事はしません。

安全性にも安心してもらえるような洗剤を薦めます。

そんな感じでお悩みの内容や、使う方が洗剤選びで何を優先しているかでオススメ洗剤が変わるわけです。

以前、そのあたりの事をちゃんと添えてご質問くださった方がいました。

ナチュラル系が「善」で、合成洗剤が「悪」ではない。

私は、石けんやセスキ、重曹などのナチュラル系が「善」で、合成洗剤が「悪」だとは思っていません。

使う方によっては、洗浄力が高く、コスパが良く、ラクして使える合成洗剤は「善」になるわけです。

例えば、
・子供に毎日真っ白な服を着させてあげて朝送り出してあげたいと思っているお母さん。
・少しでも洗濯家事の時間を短くしたくて子供といっぱい遊んであげたいと思っているお母さん。
・できるだけ節約して、月に1回は家族で外に美味しいものを食べに行きたいと思っているお母さん。
はそうですよね。

確かに合成洗剤には、体に良くない成分が入っていたり洗剤残りの問題があります。

でもしっかりすすぐことが出来る方だったり、肌が丈夫で肌荒れしにくい方なら、合成洗剤を選択するのは全然アリだと思います。

だって合成洗剤を使う事で、洗濯や家事の時間を短く出来たり、負担が少なくなってラクになりますからね。

結果、時間と心にゆとりができり、快適な生活を送る事ができ、家族の幸せにつながるはずです。

「使う方のお悩みや不満を改善される洗剤」=「使う方やその家族の幸せ度が高くなる洗剤」

これが私の考えです。

合成洗剤の良いところ悪いところ、ナチュラル系の良いところ悪いところを分かりやすく伝え、あとは皆さんに自分に合った方を選んでいただくというのが私のスタイルです。

大手洗剤メーカーのように合成洗剤の悪いところは伝えず、良いところだけを伝えてようなことはしません。

自分の洗剤でもそうしてます。

逆に石鹸メーカーのように石鹸の悪いところは伝えず、良いころだけを伝えるような事もしません。

私も石鹸を作って売ってますが、石鹸もマイナス点、問題点をちゃんと伝えるようにしています。

最後に

いかがでしたでしょうか?

たまにネットで見かけることがありますが、「ナチュラル系こそ正義で合成洗剤は絶対使うべきではない!」と言った偏った考えの方がいたりしますよね?

そんな事ないと絶対に思うんです。

どんな洗剤や成分にも長所と短所、陽と陰があると思うんです。

一方に偏ってしまうと、もう片方の真実を見ようとも知ろうともしなくなってしまうと思うんです。

なのでどちらに偏る事なく俯瞰的に、そして固定観念にとらわれず物事をみていきたいと常に思っています。

汚れ落とし研究家
茂木和哉@motegikazuya
汚れ落とし一筋24年。掃除が得意な洗剤開発者。 自分で作った洗剤を、秋田にいながらパソコン1つで情報発信を始め、現在は全国のお店に並ぶまでに。 自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」は、150万本以上販売。 洗剤の製造販売の他に、YouTubeとSNSで掃除術を日々発信中。
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