その他:手洗い

子育て中のお母さんが手荒れしやすい理由と手荒れ対策に有効な方法

茂木 和哉

こんにちは!茂木和哉(@motegikazuya)です。

子育て中の母親の皆さん、手荒れにお悩みではないですか?

新しい家族が1人増えると毎日の食器洗いの量も増えますし、哺乳瓶も洗わないといけません。

さらにオムツ交換の都度の手洗いも必要となります。

そんな感じで、子供が生まれたことで1日の「食器洗い」と「手洗い」の合計時間が一気に長くなり、さらにしばらくの間、継続的に続くきますよね。

これが子育て中のお母さんが手荒れしてしまう最も大きな原因だと思うんですよね。

ではなぜ1日の「食器洗い」と「手洗い」の合計時間が増えると手荒れに繋がるのか?

今回はその理由を深掘りしていきたいと思います!

皮脂が流され乾燥しやすい

1日の「食器洗い」と「手洗い」の回数が増えるということは、皮脂をがしょっちゅう流されてしまっていることになりますよね。

食器洗いの時、食器の油汚れだけ落ちて手肌の皮脂が落ちないなんてことはありませんからね。

手洗いもそうです、ハンドソープにも食器洗剤と同様に界面活性剤が入っているので、使えば必ず皮脂も流されます。

なのでいくら手肌に優しい食器洗剤やハンドソープで食器洗いや手洗いをしたとしても、皮脂は必ず流れ落ちます。

それがしばらくの間、継続的に続くということは、手肌に皮脂がほとんどない状態も継続的に続くということになります。

皮脂は手肌に潤いを与え、乾燥しないようにしてくれるものなので、その皮脂がない乾燥状態が続けば続くほど手荒れします。

また皮脂は守るバリアでもあります。

なので皮脂が十分にない無防備な状態は、外からの刺激をとても受けやすい状態なのです。

そんな状態なのに、攻撃力の高い食器洗剤の界面活性剤の攻撃を、手肌がもろに食らうことにもなりますあら、よけい手荒れの進行を加速させます。

先ほど界面活性剤で皮脂が落ちるとお話をしましたが、水でも多少は流れ落ちますからね。

お湯になるとなおさら流れ落ちます。

だから食器洗いにお湯を使う寒い季節に手荒れする方が多いわけです。

もしかしたら、「だったら手袋して洗い物したらいいだけの話ですよね?」と思われた方がいるかもしれません。

確かに手袋して洗い物するのが、最も有効な手荒れ対策です。

でも子育て中のお母さんは、忙しすぎてそれがなかなかできないんですよね。

「だったら食器洗いや手洗いの後に、クリームでこまめに塗ればいいだけの話ですよね?」と思う方もいるかもしれません。

確かにクリームは、流された皮脂の代わりとなる油分を手肌に補給できるので対策にはなります。

でも子育て中のお母さんは、クリームこまめに塗ることさえも簡単なことではなく、塗れたとしても食器洗いと手洗いが頻度よくあるので流されやすいんです。

そうなると残る対策は、1日の「食器洗い」と「手洗い」の合計時間を減らすしかりません。

でも「回数」を減らすことは難しいと思います。

そうなると1回の洗い物の時間と手洗いの時間を減らす方法しか残っていません。

そんな事を考えながら作ったのが「綿雪潤石鹸」と「綿雪泡石鹸」です。

「綿雪潤石鹸」は、まだ肌機能が未熟な赤ちゃんの身体を洗う用として私が作った水石鹸ですが、手荒れにお悩みのお母さん達のお役にも立ちたいと思って、食器洗剤代わりにも使えるようにしました。

石鹸は、食器洗剤に使われている界面活性剤と比べ、泡切れとヌルヌルの取れ方が桁違いに速いんです。

なので洗い物をする時に食器洗剤から「綿雪潤石鹸」に変えていただくだけで、すすぐ作業が早く終わりますので時短に繋がります。

1回あたりの時間はわずかかもしれませんが、1月のトータル時間で考えると大きな差になります。

手洗いについては、「綿雪潤石鹸」より「綿雪泡石鹸」の方が時短に繋がるのでオススメです。

なぜかというと、「綿雪順石鹸」が「液」で出るタイプなのに対し「綿雪泡石鹸」は、「泡」で出るタイプだからです。

そうです、泡立てるための時間ないんです。

界面活性剤が手肌に与える影響

食器洗剤やハンドソープには必ず界面活性剤が入っています。

その界面活性剤の働きの1つに「タンパク質変性作用」というのがあります。

タンパク質変性作用とは、その名の通りタンパク質の性質を変える働きです。

ようは界面活性剤は、手肌に刺激を与えるわけです。

バリア(皮脂)を失った手肌がもろに界面活性剤の攻撃を受けるとそれはダメージが大きいですよね。

連続攻撃を受け続けるとやがて手肌が崩壊します。

特に攻撃力が強いのが、刺激が強い界面活性剤が入った台所洗剤と除菌力が強いハンドソープです。

除菌力が強いハンドソープは、「薬用ハンドソープ」扱いになりますよね。

絶対勘違いしないで欲しいんですが、薬用ハンドソープは、手荒れが治るようイメージを持たれている方がいるようですが全くの逆です。

すごく手荒れしやすいんです!

なかでも手荒れしやすいのが「カチオン界面活性剤」を使用した薬用ハンドソープです。

雑菌を殺せるほどタンパク質変性作用が強いんです。

雑菌だってタンパク質でできているわけですからね。

それほどタンパク質変性作用の強い界面活性剤が入っているんだから、それは手荒れしますよね。

今の常識となっていますが、除菌効果のあるハンドソープで手を洗わなくても、ちゃんと洗えば普通のハンドソープで十分感染症対策ができます。

菌を殺すのではなく洗い落とすだけで十分効果があるんです。

だから薬用ハンドソープを使う必要はありません。

それと最後に1つ、石鹸も界面活性剤ですからね。

石鹸だからと言って油断してはなりませんよ。

イメージと反して刺激強めですからね。

なぜかと言うと石鹸は「アルカリ性」だからです。

でも可能な限りアルカリ度を抑え、石鹸成分にもこだわって作ればだいぶ低刺激な石鹸を作ることができるんですよね。

まさにそうやって作り上げたのが「綿雪潤石鹸」と「綿雪泡石鹸」なんです

最後に

いかがでしたでしょうか?

今回の内容をまとめますと、ハンドケアする時間がない子育て中のお母さん達の手荒れの改善や予防に有効な方法は、界面活性剤が主成分の食器洗剤やハンドソープを使わずに石鹸を使い、洗い物と手洗いの時間を減らすことです。

ただし石鹸は刺激が強いので、できるだけ低刺激な石鹸を選ばないといけません。

そこでオススメなのが、食器洗いに「綿雪潤石鹸」、手洗いに「綿雪泡石鹸」ということになります。

荒れてにお悩みでしたら、ぜひ一度お試しいただけたらと思います!

ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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