洗剤講座

【節約・簡単掃除】バスマジックリンを使いこなすアイデア5選

nishiyama
のぞみ

こんにちは、のぞみです。

みなさんのおうちには、いくつ洗剤がありますか?

わたしの弟のたくみは、ついいろんな洗剤を集めてしまうらしく「これ一本でいろいろ掃除ができる!っていう洗剤があればいいのに……」と話していました。

たしかにいろんな洗剤を揃えるのも楽しいのですが……1つの洗剤でアレコレお掃除ができるようになれば、節約にもなっていいと思いませんか?

そこで今回は、お風呂掃除の定番、バスマジックリンを使ってもっと上手に掃除をするアイデアを5つご紹介したいと思います。

それでは、さっそく見ていきましょう~♪

セスキをプラスで洗浄力アップ!

バスマジックリンの液性は中性。界面活性剤のはたらきで汚れを落とし、お風呂の素材を傷めずにお掃除ができるのが特徴です。

ですが久しぶりにお掃除するときやガンコな皮脂汚れがあるときなど、ちょっと洗浄力が物足りないかも?というときもありますよね。

そこでオススメするのが、アルカリの力をプラスするお掃除法です!

やり方はとってもカンタン。

バスマジックリンにアルカリ素材のセスキ炭酸ソーダをパラパラと混ぜて、あとはいつも通りにお掃除するだけです。

これだけで皮脂汚れや、皮脂汚れと石けんが反応してできる酸性石けんカスをラクに落とせるようになりますよ~!

さらにお風呂掃除だけでなく、キッチンの油汚れのお掃除にも使える洗浄力の高さ。是非キッチンのお掃除にも試してみてくださいね♪

熱のちからで効率よくお掃除!

皮脂汚れを落とすのは界面活性剤、アルカリ、そして熱です。

食器を洗うとき、冷たい水で洗うよりも、お湯で洗ったほうがするっと汚れが落ちてくれますよね。それは熱のはたらきがあるからです!

セスキをプラスしたバスマジックリンの洗浄力をもっと高めたいときや、中性のままでもっと洗浄力を高めたいときは、熱のちからも借りてみましょう!

お風呂上がりの浴室全体の温度が高くなっている時間は、絶好のお掃除チャンス!

熱のちからを借りて、効率よくお掃除ができますよ。

ですが……お掃除のタイミングを調整するのって、なかなか難しいですよね。

お掃除の時間を調整するのが難しそうであれば、洗剤をボトルごと湯煎して使ってみましょう!

これならいつでも、熱のちからを借りることができますよ~!

クエン酸をプラスでラクチン掃除

お風呂には皮脂汚れのほかに、白くカリカリとした水垢汚れも付いてしまいますよね。

皮脂汚れは界面活性剤のはたらきで落とすことができますが、水垢は酸性洗浄剤や研磨剤を使わないと落とせません。

なので基本のお掃除はバスマジックリン、残った水垢は別の洗浄剤で……とすることが多いと思います。

でも……2回もお掃除するのって、結構面倒に感じませんか?

そこでオススメするのが、バスマジックリンを酸性にしてしまう方法です!

とは言ってもやり方は結構カンタン。

洗面桶にバスマジックリンをプッシュしたら、クエン酸を一つまみパラパラと混ぜてみましょう。

あとはスポンジで泡を取って、いつも通りお掃除すればOKです!

バスマジックリンにもともと含まれている界面活性剤が皮脂汚れを落とし、さらにクエン酸が水垢を落としてくれますよ。

お掃除の回数はできるだけ減らしたい!という方におすすめな方法です~♪

実は1本で十分!?トイレ掃除にもバスマジックリン

バスマジックリンを使ったお掃除法、お風呂の次はトイレに使ってみましょう!

マジックリンシリーズには、バスマジックリンの他にトイレマジックリンがありますが……実は成分をみてみると、結構似ているんですよね。

だったらわざわざ別の洗剤を2本用意するのではなく、大きいサイズのバスマジックリンを1つ買っておいて、お風呂とトイレ、両方に使えたほうがお得だと思いませんか?

トイレ掃除にもバスマジックリンを使うのであれば、除菌効果が期待できる、「バスマジックリン除菌・抗菌 アルコール成分プラス」を選びましょう!

アルコールは除菌効果があるだけでなく、皮脂汚れも取ってくれるので、洗浄力もバツグンです。

菌がつきやすいトイレはしっかりとお掃除したい!というのであれば、洗剤をスプレーしたあと、すぐには流さず5分くらいおいておくといいですね。

それでも菌が気になるのであれば、定期的に「トイレハイター」や「カビキラー」といった塩素系洗浄剤を使って、しっかりと除菌しておきましょう。

これでトイレの気になる菌や、黒ずみの原因菌をやっつけることができますよ!

節約派におすすめ!フローリングの拭き掃除

バスマジックリンを使ったお掃除法、最後にご紹介するのはフローリング掃除に使う方法です!

実はバスマジックリンって、マルチクリーナーのウタマロクリーナーと成分がかなり似ているんですよね。

バスマジックリンもウタマロクリーナーもおなじ中性洗剤、さらにメインで使われている界面活性剤はアルキルベタインというもので、配合割合もほとんど同じなんです!

そうとなれば、バスマジックリンをお風呂掃除だけに使うのは、なんだかもったいないと思いませんか?

ウタマロクリーナーは家中いろんな場所のお掃除に使えますが、今回おすすめするのはフローリングのお掃除。というのもコスパがかなりいいんです!

バスマジックリンは界面活性剤が6%と濃いめなので、水で10倍に薄めて使います。

なので一回のお掃除で使う洗剤の量が少なく、普通のフローリング用洗剤を買うよりも、ずっと安くお掃除ができるんです♪

ただし水で薄めた洗剤を、長いあいだ保存しておくのはNG!

防腐剤も薄くなっているので、洗剤が腐ってしまうかもしれません。

水で薄めたらできればその日のうちに使うようにしてくださいね~!

まとめ

というわけで今回は、バスマジックリンを使ってもっと上手に掃除をするアイデアを5つご紹介してきました。

バスマジックリンは、工夫次第でいろんな場所のお掃除に使える頼もしい洗剤です。

手軽に手に入る洗剤ですので、気になるお掃除法があったらぜひ試してみてくださいね。

ただしバスマジックリンをお風呂掃除以外に使ったり、他の洗浄剤・洗剤を混ぜて使うことは、メーカーさんは良しとはしていません。

今回お話したお掃除法を試されるときは自己責任でお願いしますね。

きょう話したことも、早速弟のたくみにも教えてこようかなと思います!

それではここまで見てくださりありがとうございました。またお会いしましょう~♪

ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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