【節約術】お風呂洗剤を変えるだけで節約と節水と時短に繋がる方法!
毎日するお風呂掃除は、あまりお金と時間をかけたくないですよね。
そこで今回は、お風呂掃除にかかるお金と時間を大きく減らせる洗剤を紹介していきます。
日用品や食料品の値上げラッシュがまだまだ続きそうですし、毎日の掃除を節約に繋げていきましょう!
- お金と時間を大きく減らせる洗剤
- 節約や時短に繋がる理由
- 泡の比較や、汚れ落ちについて
- 石けんカスが出るかどうか
- 石けんを使う際の注意点
お風呂洗剤を変えるだけで節約と節水と時短に繋がる方法を動画で見たい場合は、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)さんのYouTube動画へどうぞ!
お金と時間を大きく減らせる洗剤とは
お金と時間を大きく減らせる洗剤とは、「シャボンの泡(あぶく)」です。
正確には洗剤ではなく無添加水石鹸なので、安全性もバッチリです。
これまでも、「シャボンの泡(あぶく)」はリビングダイニングの床拭き掃除に利用できると紹介したこともありましたが、キッチンの油汚れ落としやトイレ掃除、そして今回のお風呂掃除にも使えます。
節約に繋がる理由
なぜ「シャボンの泡(あぶく)」をお風呂掃除に使うと節約と時短に繋がるのか、具体的に説明していきます。
まず、節約に繋がる点は、薄めて使うからです。
リビングダイニングの拭き掃除には30倍希釈で使います。
お風呂掃除にも30倍希釈で使えますが、泡立ちがあまり良くないので、泡立ちの部分で物足りない場合は濃いめにして使っても問題ありません。
「シャボンの泡(あぶく)」はアルカリ性なので、希釈液もアルカリ性になります。
ただし、そこまで強いアルカリ性ではありません。
バスクリーナーにもアルカリ側のものが結構あります。
ライオンの「バスタブクレンジング」や「お風呂のルック」、ジョンソンのバスクリーナーは大体アルカリ側です。
それらのアルカリ洗剤を使って特に問題がないという場合は、「シャボンの泡(あぶく)」の希釈液でも全く問題ありません。
どのぐらいの節約に繋がるのかというと、普通の「バスマジックリン」の容量が380mlで、1本約300円です。
それに対して「シャボンの泡(あぶく)」の30倍希釈液400mlは、52.8円です。
比べると、非常に安いですよね。
「シャボンの泡(あぶく)」の30倍希釈液は、かなりシャバシャバですが、汚れは落ちます。
泡立ちが物足りないという場合は濃い目に使ってもらって問題ないですが、10倍希釈液400mlだと158.4円です。
5倍希釈液400mlでは、316.8円となるため、5倍希釈液だとコストメリットはないです。
10倍、30倍希釈だと、非常に安くなります。
時短に繋がる理由
合成界面活性剤は、泡切れの早さで石けんに勝てない
そして次に時短に繋がる部分を説明していきます。
「シャボンの泡(あぶく)」は無添加水石けんですが、バスクリーナーは合成界面活性剤が主成分の合成洗剤です。
合成界面活性剤は、泡切れの早さで石けんには勝てません。
体を洗う時のことを思い出してもらいたいのですが、合成洗剤と同じくボディソープは合成界面活性剤が主成分です。
ボディソープで体を洗うとき、1回タオルに泡立てると体を洗いきるまで十分泡立っており、そのあとシャワーで体を流すと、石けんと比べてなかなか消えないしヌルヌルも取れません。
逆に固形石けんの場合は、泡立ててモコモコの状態で体を洗ったとしても、その後シャワーでサーッと流すと一気に泡がなくなってヌルヌルもすぐになくなります。
泡切れの比較実験
ここで実際にバスタブに吹きかけて、どのぐらい違うのか試してみたいと思います。
まずは「バスマジックリン」を10プッシュ吹きかけて、シャワーですすいでいきます。
排水口に1回溜まる感じは、見慣れた光景ではないでしょうか。
シャワーを1回流しただけでは、泡が排水口の周りに溜まって流れていかないため、大体2~4回は流します。
泡がすぐに流れずに何回もシャワーで流すのは、体感時間では結構長いのではないでしょうか。
特に小さなお子さんがリビングダイニングにいると長く感じますよね。
次に「シャボンの泡(あぶく)」を吹きかけますが、コスト的に同じぐらいになる5倍希釈で試します。
10プッシュしてシャワーで流していきます。
シャワーでかけたそばから、泡が消えていってしまいます。
合成洗剤と石けんでは、このぐらい泡切れの早さが違います。
泡の比較
泡の状態も比較していきましょう。
黒いボードを用意して、左側に5倍希釈液、右側に10倍希釈液を吹きかけます。
10倍希釈液はやはりシャバシャバですが、5倍希釈液の方は結構泡がしっかりしています。
すぐに流れ落ちてしまってシャバシャバですが、10倍希釈液でも大丈夫です。
1番左に30倍希釈液を吹きかけてみましたが、10倍希釈液とあまり変わりません。
拭き掃除用で既に30倍希釈液でスプレーボトルに入れている場合は、30倍希釈で全く問題ありません。
汚れ落ちについて
なぜ30倍希釈液でも汚れ落ちがいいのかという点について、説明していきます。
普通のバスクリーナーは主成分の界面活性剤の働きで汚れを落としますが、「バスマジックリン」の場合は液性が中性です。
中性よりも汚れ落ちがいいもので、最近のバスクリーナーは弱アルカリ性にしてきています。
なので界面活性剤の働きで汚れを落としつつ、アルカリの働きも効いてくれます。
「シャボンの泡(あぶく)」は合成界面活性剤の代わりに、石けんに界面活性剤の働きがあり、そこそこ強めのアルカリ性です。
もちろん、「シャボンの泡(あぶく)」の希釈液もアルカリ性です。
実際にどのぐらいのアルカリ度なのかというと、30倍希釈液でpHが10.7ぐらいです。
なのでアルカリ電解水(pH12.5)よりは高くありませんが、セスキ炭酸ソーダ(pH9.8くらい)よりはアルカリ度が高いです。
そのため、最近の汚れ落ちが良くなったバスクリーナーと同じくらいのアルカリ度があります。
30倍希釈よりも濃くすると、さらにアルカリ度が高くなると思います。
ということで、石けんの界面活性剤の働きとアルカリの働きを使えます。
もちろん30倍希釈だと石けんの働きは弱まりますが、それでもお風呂につく皮脂汚れは十分に落とせますし、毎日掃除をするという条件であれば問題なく汚れを落とすことができるということになります。
石けんカスは出ない?
「シャボンの泡(あぶく)」は石けんなので、石けんカスが出てこないのかと思うかもしれませんが、全くと言っていいほど心配しなくて大丈夫です。
それはなぜかというと、まず大きい理由として薄めて使うという点です。
特に30倍希釈だと、石けんカスがほとんど出ません。
かといって、10倍希釈や5倍希釈だと出やすいのかというと、気になるということはないと思います。
石けん特有のすすぎやすさに大きく関係していると思いますが、石けん分が残りにくいです。
泡切れが早いということは、しっかりすすがれているということになります。
反対に、バスクリーナーはすすぎにくいので、しっかりシャワーをかけないとなかなか泡がなくなってくれないので、洗剤残りするリスクが高いです。
一方で、「シャボンの泡(あぶく)」はそのリスクがほとんどありません。
仮に石けん分が残ったとしても、お風呂にお湯を張ってお風呂に浸かるということをすると、石けん分が流れ落ちていきます。
また、かなり薄めて使えるので石鹸けんカスの心配はしなくて大丈夫です。
さらに言えば、石けんで体を洗ってる場合も同じことが言えます。
体に石けんカスがつくということはないですよね。
ただし、体を洗うのに石けんを使っている場合は、石けんカスがつきやすいというケースもあります。
掃除に使う場合は洗った後すすぎますが、体を洗う場合は皮脂が混じった泡が跳ねて壁についたり、すりガラスのドアにつくケースがあります。
その後シャワーで飛び跳ねた泡をしっかり流し落とせば問題ないのですが、忘れてしまったりすると石けんカスができやすくなります。
石けんを使う際の注意点
1つ、石けんの影響を受けてしまうところがあります。
それが排水口の汚れです。
排水口には、ヌメリ汚れや黒ずみ、黒カビがつきますが、それらの汚れは生き物汚れです。
生き物汚れというのは、生き物なので水とご飯がないと増えていきません。
ご飯の部分で、石けんから出る排水はそれらの汚れにとって大好物です。
石けんで洗濯している場合も同じことが言えて、洗濯槽は普通の合成洗剤と比べて、石けんだと汚れやすいです。
ただし、かなり薄まっていますし洗った後に水ですすぐので、排水口に中にとどまる量も時間も、それほどありません。
むしろ排水溝が本当に石けんの影響で汚れやすいというのは、お風呂掃除に使うというよりも体洗いに石けんを使っていることの方が大きいです。
なので、排水口の汚れのつき方もそんなに気にしなくていいレベルだと思います。
まとめ
今回はお風呂掃除の節約時短に繋がる洗剤ということで、「シャボンの泡(あぶく)」を紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
節約に繋がる部分はかなり薄めて使うことができるからということで、薄めても洗浄力は十分にあります。
時短に繋がる部分については泡切れがとにかく早いということですが、節水にも大きく繋がりますし、お風呂掃除にかかる時間も短縮できます。
1ヶ月、1年、10年と考えると、かなり大きな違いになってくると思います。
こちらの動画で「シャボンの泡(あぶく)」のしっかりした解説をしているので、気になる場合はチェックしてみてくださいね。