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茂木和哉が飲食店清掃にオススメする2つの油汚れ用洗剤とは?

茂木 和哉

私の開発した油汚れ用洗剤で最も人気があると言ったら「なまはげ」になるかもしれません。

でも、なまはげは「大掃除に少しでもラクにキッチンまわりの掃除をしてもらいたい!」と言う思いで開発した「一般向け」の洗剤です。

業務用洗剤ではありません。

しかし、実はその「なまはげ」が誕生するまでの間に、2つの業務用洗剤が誕生しているんです。

どちらも飲食店の掃除にとってもオススメできる洗剤です!

今日は、その2つの業務用洗剤のお話をしたいと思います。

「なまはげ」は一般向けの洗剤なので、業務用洗剤の目線で見ると、なまはげは確かに汚れ落ちの良い洗剤だと思いますが、どうしてもコスト面でちょっと手に取れない商品です。

なぜ「なまはげ」が業務用の油汚れ洗剤より高価なのかと言うと、先ずは容量が少ない事。

そして、安全性にこだわったためです。

一般向けに販売するには、「安全性」は「洗浄力」より重要な要素です。

その2点で、業務用目線で見るとコスパが悪いと感じてしまうわけです。

しかし、「なまはげ」の開発途中に完成した2つの洗剤は、「安全性」の面で一般向けには難しいと判断し、業務用として販売することになった洗剤です。

なので安全性を高めるための成分が含まれていない分、業務用目線で見ても非常にコスパのよい洗剤となってます。

コスパが良い理由は、それだけでなく、メーカー直販と言うこともあります。

卸や販売店を通すと、通した分だけ高くなりますからね。

で、その2つの業務用洗剤がどういうものかと言うと、先ず初めに誕生したのが、洗浄力を何より重視した洗剤です。

それが、スーパ―クリーナーです。

このスーパークリーナーは、焼き肉レストランの店長さんから相談をいただき開発をスタートした洗剤です。

そのレストラン向けに開発したのですが残念ながら、そこレストランでは採用になりませんでした…

なぜなら強すぎて焼肉ロースターの部品に使われている真鍮素材が変色してしまったからです。

詳しい内容は、こちらの「なまはげ誕生秘話」でどうぞ!

そして、次に開発したのが真鍮素材が変色しないように洗浄力を抑えたものです。

それがレストランクリーナーです。

頑張って開発しただけあって汚れ落ちも合格いただき無事採用になりました。

コストもかなり抑えて商品化できました!

そしてこのレストランクリーナーが数年後、なんども調整しながら「なまはげ」に生まれ変わったわけです!

 

先に紹介したスーパークリーナーは、真鍮素材は変色してしまいますが、ステンレス、タイルやコンクリートは全く問題ありません。

なので厨房内の油落としにオススメです。

例えば、レンジまわりの壁やフライヤーまわりなど、あと黒くなってヌルヌルする床にもオススメです。

そしてレストランクリーナーは、ホールの拭き掃除用としてオススメです。

拭き掃除なら200倍希釈でイケるのでコスパは最強です。

トイレにも使えますよー

 

実は以前、焼き肉レストラン店長さんと、当時のことを二人で語り合いました。

その一部を動画にしましたので、宜しければご覧ください。

 

 

 

 

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ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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