掃除

浴室のコーキングやゴムパッキンに生えた黒カビの落とし方

こんにちは!茂木和哉です。

皆さん、お風呂の黒カビにお困りではないですか?

例えば、普通のカビ取り剤では落とせない、
・コーキングの生えた黒カビ
・浴室ドアのゴム素材に生えた黒カビ
・お風呂のフタのフチのゴムっぽい素材に生えた黒カビ
などです。

鏡面仕上げのプラスチックやツルツルしたタイルに生えた黒カビなら、カビ取り剤を使わなくても拭くだけで落ちたりします。

でも、コーキングやゴムパッキンなど柔らかいところに生えた黒カビは、ものすごくガンコで落とせずに困っている方がたくさんいるかと思います。

という事で今回は、コーキングやゴムパッキンに生えた黒カビを落とす方法を分かりやすくお伝えしたいと思います!

コーキングやゴムパッキンに生えた黒カビがガンコな理由

コーキングやゴムパッキンに生えた黒カビがなぜガンコなのかというと、
・カビの根が入り込むから。
・色素が濃いから。
という2つの理由からなんです。

カビの根が入り込むので、カビ取り剤をしっかりカビの根までアプローチできないんです。

色素が濃いので、カビ取り剤でカビ菌を殺しただけで色素が残るので落ちないんです。

では、そんな根深くて濃い色素の濃いガンコな黒カビは、どうやったら落とす事ができるのか?

それは、「塩素濃度」と「接触時間」の2つをうまく使えば落とせます。

ポンイント①「塩素濃度」

カビには様々な種類があります。

大きく分けると白カビ、赤カビ、青カビ、そして黒カビなどですよね。

カビは生き物なので、殺菌効果のあるものをつければカビ菌が死んでくれてキレイになります。

なので、アルコール除菌剤(エタノール)やオスバン(塩化ベンザルコニウム)、乳酸系のカビ取り剤、酸素系漂白剤が効きます。

でも黒カビには効きません。

その理由が先ほどからお伝えしている「色素が濃い」という理由からです。

黒カビの場合、ただカビ菌を殺菌できればキレイになるというわけではなく、色素を脱色してあげなければキレイになりません。

そこで効果的なのが「塩素系漂白剤」です。

塩素系漂白剤は、非常に漂白力が強く色柄物衣類の色が抜け落ちてしまうほどの強さです。

酸素系漂白剤も漂白剤ではありますが、漂白力はとても弱く黒カビの色素を脱色できるほどではありません。

だから黒カビに最も効果のあるものは「塩素系漂白剤」ということになります。

「カビキラーも塩素系だよね?でも落ちなった…」

と思われた皆さん、カビキラーや強力カビハイターなどの泡で出るスプレータイプの塩素系は、実は効きが弱いんです。

壁や床などに普通に生えている黒カビには、もちろん効きますよ。

でもコーキングやゴムパッキンに深く根を生やした黒カビにはイマイチなんです。

なぜかというと「塩素濃度」が低いからなんです。

もっと塩素濃度が高いものを使わないといけません。

では塩素濃度が高いものとはどんなものなのか?

それがキッチンハイターや白物衣類の漂白用の普通のハイターなどのボトルに入ったよくある普通の「塩素系漂白剤」なんです。

実は、泡で出るスプレータイプの塩素濃度をあまり高くできないという作り手側のルールがあるんですよね。

泡状にスプレーされるわけなので、顔にかかったりするリスクが、ボトル入りのものより高いですからね。

そういった安全面の問題で高くできないんです。

しかしボトル入りの場合は、そのようなルールがないのでかなり高めです。

その塩素濃度は、なんと泡スプレーの約10倍もあるんです!

でもしばらく家に置いてあるものではダメですよ。

塩素濃度がだいぶ飛んでしまっていて効かない事がありますからね。

ポンイント①「接触時間」

という事で、コーキングやゴムパッキンに生えた黒カビには、ボトルに入った塩素系漂白剤を使えばいいです。

でもそれだけでは落とす事ができません。使い方も重要です。

何が重要なのかというと、それが「接触時間」です。

深く生やした根までしっかり塩素系漂白剤を届けて上げるためには時間が必要なんです。

例えボトル入りの塩素系漂白剤を使ったとして、つけてブラシでゴシゴシ洗っただけでは落ちませんし、5分や10分置いたからといっても落ちるはずがありません。

最低半日は置いておかないとダメです。

かなり根深そうなら丸一日置きたいぐらいです。

そのぐらい接触時間がなければ落とせないす。

具体的な作業方法については、コチラの動画で詳しく解説してます。

最後に

いかがでしたでしょうか?

コーキングやゴムパッキンに生えた黒カビは、「塩素濃度」×「接触時間」の合計数が大きくなればなるほどよく落ちます。

この汚れ落としの公式は、何も黒カビに限った話ではありません。

水垢や油汚れなど全ての汚れにあてはまります。

特に意識した方がいいのが「接触時間」です。

どうしても洗剤をつけてブラシでゴシゴシ洗って、すぐに落ちないと判断したり、洗剤が良くないと判断てしまいがちですが、そうではなく洗剤をつけてしばらく放置してみて判断してみてくださね。

汚れ落とし研究家
茂木和哉@motegikazuya
汚れ落とし一筋24年。掃除が得意な洗剤開発者。 自分で作った洗剤を、秋田にいながらパソコン1つで情報発信を始め、現在は全国のお店に並ぶまでに。 自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」は、150万本以上販売。 洗剤の製造販売の他に、YouTubeとSNSで掃除術を日々発信中。
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