フローリングの傷隠し粘土「かくれん棒」で傷はキレイに消せる?実際に使ってみました!
こんにちは、のぞみです。
今回は傷が付いてしまったフローリングに、粘土パテのタイプの「かくれん棒」を使って補修してみようと思います!
パテタイプの傷かくしを使うのは今回が初めてです。
上手くいくかはわかりませんが……使い方や傷の隠れ具合など、ぜひ参考にしてくださいね。
ちなみに今回参考にしたのは、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)さんのYouTube動画です!
はじめに
今回フローリングの傷かくしに使うのは、こちらの「エポキシタイプ かくれん棒 ねんどパテ」です。
商品名のすぐ下に「木部用」と書かれていますね。
用途のところにも、「フローリング」とありますが、それ以外にも階段や柱、巾木の角などにも使えるようです。
「かくれん棒ねんどパテ」は色が何種類かあって、今回は一番明るいライトオークを買ってきました。
パッケージの左下に、参考となるフローリングの色が書かれていて、それが一番我が家のフローリングの色と似ていたからです!
パテと我が家のフローリングの色を見比べてみると、少しパテの色のほうが濃い気もしますが……。
ちなみに、これまでかくれん棒ねんどパテ以外の傷かくしとして、「かくれん棒」のクレヨンタイプのものを使ったことがあります。
クレヨンタイプは手軽に傷の補修ができる一方で、ホコリがつきやすいというデメリットもありました。
今回のねんどパテタイプなら、練りこんだあとに固くなってくれるので、ホコリは付くことはなさそうです。
かくれん棒ねんどパテの使い方をチェック
それではかくれん棒ねんどパテの使い方をみていきましょう。
パッケージを開けると、粘土のようなかたまりが出てきました。
粘土は外側が茶色、内側は少し白っぽい色になっています。
パッケージに書いてある使い方を見てみましょう。
一番最初には「補修する面のホコリ・ゴミ・サビ・油等の汚れをよく落として」とあります。
お掃除しておかないと、粘土と一緒にかためることになりますからね……!
そして「付属の手荒れ防止手袋を着用」とあります。
粘土と一緒に、小さく丸められた使い捨て手袋が入っていました。
3,4の工程では「(粘土の)必要量をカッターなどで切り離す」、「(パテの)色むらがなくなるまで手早くよく練り合わせる」とあります。
さらに5の工程では練り合わせてできたものを「3分以内で成型を終わらせ」「30分以内にカッターで形を整える」とあります。
制限時間があるとなんだか緊張してきますね……!
時間がたつと固くなる素材ですから、効率よくすすめていきましょう!
埋めていく傷をチェック
かくれん棒ねんどパテで埋めてしまう前に、いまのフローリングの傷のようすを見ておきましょう。
5~6ヶ所傷がついているのですが、どれもこのように黒っぽくえぐれています。
キッチンの床なのですが、あちこちにこのような黒い傷がついてしまっています。
果たして今回、どこまでキレイにすることができるのでしょうか?
フローリングの傷をねんどパテで補修
それではフローリングの補修をしていきましょう!
粘土パテをほんの少しとり、濃い色と薄い色を練り合わせていきます。
付属の透明なゴム手袋をしていたのですが……ゴム手袋のせいでうまく練ることができません。
ぴったりとくっつく、ニトリルゴム手袋に替えます。
練り上げた粘土のパテを、床の傷にいれてみます。
うーん……粘土の色が濃すぎるようですね。傷が目立ってしまいます。
もう少し白っぽい粘土をいれて、薄めで作ってみますが……相変わらず粘土が浮いてしまいます。
どうやったらフローリングと同じような色になるのでしょうか。
色をあわせるのは難しそうなので、一旦この色で傷を埋めてみました。
最初に黒い傷がついている状態よりは目立たないかもしれませんが、それでも色が違うのでなんだか浮いてしまいますね。
つぎはカッターで形を整えます。
最終的な仕上げでは、やすりがけや塗装もできるそうですが、フローリングに傷が付いてしまいそうです。
なので今回は、カッターだけで仕上げていきますね。
はみ出している粘土を、カッターでこすり取ります。
どうやら傷よりも広く粘土を埋めてしまうと、余計なところにも粘土がつくので、色が浮いて見える感じがします。
うまく傷だけに粘土を埋める必要がありますね。
そして粘土の量が少ないと、今度は傷の黒い色が見えてしまいます。
もちろん、補修しないよりは目立たなくなりますが……。
カッターで5ヶ所くらいを削っているうちに、だんだん粘土が固くなってきました。
固くなるとカッターだけでは微調整できなくなるので、手早くやっていきましょう!
補修跡のフローリングはどんな感じ?
一通り補修作業が終わりました。
……どうでしょうか?遠目で見ても、粘土を埋めたところが目立ちますね。
ですが傷で黒くなっている状態と比べれば、多少は目立たなくなっていると思います。
せっかく粘土で傷を隠したのに、こんなにも目立ってしまったのはどうしてでしょうか?
最後に補修した場所が目立ってしまった理由を考えていきましょう。
フローリング補修をやってみて気がついたこと
粘土パテの色選びや調整が難しい
補修した場所が目立ってしまった理由、1つ目はフローリングと粘土の色が違っているからです。
フローリングの色はベージュですが、粘土はどちらかというとグレーに近いですよね。
今回「かくれん棒ねんどパテ」の色はライトオークを選びました。
パッケージの左下に、サンプルの床の色もかかれているのですが、実際の床とサンプルの色を並べると、わりと似ているような気がします。
ですが実際に粘土を練り込んでみると、ベージュではなくグレーに近くなってしまいましたね。
粘土は内側に白っぽい色もあって、練り込むときに色味の調整ができます。
今回もできるだけフローリングの色に近づけようとしましたが、全然似た色になりませんでした。
傷だけに粘土パテを練りこむのが難しい
補修した場所が目立ってしまった理由、2つ目は傷に粘土パテを練りこむのが難しいことです。
粘土のパテを傷に練り込んでいくのですが、うまくやらないと傷より広めに粘土が付いてしまいます。
傷を隠すにはたくさん粘土を練り込んだほうが良いのですが、あまり入れすぎるとかえって目立ってしまうようです。
仕上げのやすりがけはできないことも
補修した場所が目立ってしまった理由、3つ目は最後の仕上げについてです、
粘土を傷に練りこんで乾いてきたら、仕上げとしてヤスリで削るように書かれていました。
ですがフローリングにヤスリをかけるのは、傷がついてしまうので避けたいですよね。
目が細かく傷がつきにくいやすりを使えば、粘土が目立たずキレイに仕上がるのかもしれません。
目立たないようにと薄めに粘土を塗ると、傷がうまく隠れてくれませんし……ここは調整が難しいですね。
粘土の残りは取っておける?
今回の補修では、ほんの少ししか粘土を使いませんでした。
余った粘土はまた補修をするとき用に取っておきたいのですが……特に保管用のケースは付いていません。
乾いて固まってしまわないよう、今回はフィルムで巻いておきました。
もっと大きな傷を隠すのであれば、余すことなく使い切れるのかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は傷が付いてしまったフローリングに、粘土パテの「かくれん棒」を使って補修してみました。
結果としては色の調整が難しくてあまり上手に仕上げられませんでしたが……使い方や傷の隠れ具合など、参考にしてもらえたかなと思います!
また、YouTubeチャンネル「のぞみのお掃除講座」では、お掃除にまつわるいろんな情報をお届けしています。
こちらの動画もみてもらえると嬉しいです!
さらに自分にあったお掃除法を見つけたいという方は、「汚れ落とし研究家 茂木和哉のラクラク掃除術」を読んでみてくださいね。
茂木さんがお掃除ノウハウを、わかりやすくまとめてくれていますよ~!
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。
またお会いしましょう~♪