ナチュラルなのに超強力!「赤箱」と「アルカリ電解水」でキッチン掃除

60秒で読める!AI記事要約
牛乳石けん赤箱とアルカリ電解水を組み合わせることで、コンロのガンコな油汚れも簡単に落とせる、ナチュラルで強力な洗剤を自作できます。
▼泡石けんの作り方
材料: おろし金で削った牛乳石けん赤箱の粉、アルカリ電解水
作り方:
鍋に入れたアルカリ電解水を60度程度に温める。
粉石けんをひとつまみ入れ、溶かす。
ペットボトルに移し、キャップを閉めて振ると、もこもこの泡が完成。
▼掃除方法
作った泡を手に取り、油汚れに直接塗り広げる。
汚れがひどい場合は、10〜15分ほど置いてから硬めのスポンジでこする。
最後に水拭きで仕上げる。
熱が冷めると泡が固まるため、一度で使い切る量だけ作るのがポイント。
▼洗浄力がアップする3つの力
石けんの力: 界面活性作用で油を分解。
アルカリの力: アルカリ電解水の働きで油汚れに作用。
熱の力: 油汚れは熱に弱く、温めることでさらに落ちやすくなる。
合成洗剤を使わず、やさしい素材でキッチンの油汚れをすっきり落とせる、おすすめの掃除術です。

こんにちは!のぞみです。
みなさんは牛乳石けんでお掃除をしたことがありますか?
実は……牛乳石けん赤箱とアルカリ電解水を合わせて作るもこもこ泡は、お掃除でもとっても優秀なんです!
コンロにこびりついたガンコな油汚れも、泡をのせて少し置いてからサッと拭くだけ。びっくりするほどスルッと落ちてくれます♪
合成洗剤を使わず、できるだけナチュラルなお掃除をしたい、という人は必見です!
ちなみに今回参考にしたのは、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)さんのYouTube動画です!
※ここで紹介する方法は一例です。実際に使うときは、製品の表示や素材への影響を確認して、ご自身の判断で試してみてくださいね。
牛乳石けんの赤箱とアルカリ電解水で自作洗剤をつくる
今回は「牛乳石けん赤箱」を使ったキッチン掃除の方法をご紹介します。
まずは準備から。「牛乳石けん赤箱」はそのまま固形で使うのではなく、おろし金で削って粉石けんにしておきます。
私はよく掃除に使うので、タッパーに入れてストックしてあります!
次に用意するのはアルカリ電解水ですね。
油汚れがひどいときはアルカリ電解水を使い、軽めの汚れなら水道水を使う、という使い方でもOKです。
汚れ具合にあわせて調整していきましょう~!
それでは洗浄液をつくっていきましょう。
鍋にアルカリ電解水を入れて、ぐつぐつと温めます。温度は60度くらいが目安です。熱すぎると火傷やこのあと使う容器の変形につながるので注意してくださいね。
温まったら粉石けんをひとつまみ入れます。ここでの量はざっくりで大丈夫です♪
石けんが溶けたら、ペットボトルに移し替えてください。
鍋底に残らないよう、くるくる回しながら注ぐとキレイに移せますよ。
最後にキャップを閉めてフリフリすると……もこもこの泡が完成!
これがキッチン掃除用の「赤箱泡石けん」です。
キャップがないときはラップで代用してもしっかり泡立ちますよ。
キッチン掃除での使い方
さあ、作った赤箱泡石けんを実際に使ってみましょう♪
手袋をした手のひらに泡を出して、そのまま汚れに塗り広げていきます。
もこもこ泡なので、壁面にもピタッと張り付いてくれるのがうれしいポイント!
もし茶色い油汚れが目立つときは、先にティッシュやペーパータオルで軽く拭き取ってから泡を使うと、より効率的です。
泡を塗り付けたら、あとは拭き取るだけ。
汚れがひどいときは、10〜15分ほど置いてから硬めのスポンジでこすれば、かたまった汚れもラクに落ちてくれますよ。
IHの天板で試してみると……はじめは油でザラザラしていたのに、泡をのせた瞬間からスルスルとなめらかに♪
アルカリ電解水の力と石けんの泡の働きで、油汚れがみるみる落ちていきます。
熱の効果も一緒に使いたいので、できるだけ洗浄液が温かいうちに掃除を終えるのがおすすめです。
仕上げに水拭きをすると、ピカピカの天板に戻りました〜♪
今回のお掃除のポイント
ということで今回は、「牛乳石けん赤箱」を使ってキッチンの油汚れを落とす方法をご紹介しました♪
お掃除におけるポイントがいくつかありますので、最後にご紹介していきますね。
アルカリ電解水で牛乳石けんの赤箱の洗浄力をアップ
ひとつ目は、アルカリ電解水に石けんを溶かして使うこと。
「牛乳石けん赤箱」の石けんの力にアルカリの働きがプラスされることで、合成洗剤に頼らなくても十分に汚れを落とせる仕上がりになります。
石けんによる界面活性剤の力、アルカリ電解水によるアルカリの力を使うことができるので、キッチンのガンコな油汚れもするする落とすことができます~!
熱の力で牛乳石けんの赤箱の洗浄力をアップ
ふたつ目のポイントは熱の力です。
今回はお鍋でアルカリ電解水を温めて石けんを溶かしましたよね。温めることによって石けんが溶けやすくなるだけでなく、熱の働きも一緒に利用できるんです。
ただし……熱の力を使うときは注意が必要です。
あまりに熱すぎるとペットボトルが変形したり、火傷の危険があります。なので、触れていられるくらいの温度……だいたい60度を目安にしてくださいね。
牛乳石けんの界面活性作用、アルカリ電解水の力、そして熱の相乗効果!
この3つが合わさることで、油汚れがぐんと落ちやすくなります。とってもおすすめの方法ですよ~♪
ペットボトルでもこもこ泡にして密着力アップ
そして最後のポイントは密着力です。
どんなに洗浄力が高くても、汚れにとどまってくれなければ十分に効果を発揮できません。
そこで今回は、ペットボトルを使ってしっかり泡立てました。
もこもこの泡にすることで、壁や天板にぴたっと張り付いて、汚れにじっくりアプローチしてくれるんです♪
泡を手にとって塗り広げるやり方は、シンプルだけどとても効果的。
おうちにあるものでできますし、ぜひ試してみてください!
自作の泡石けんは一度で使い切ろう
最後にひとつ、大事な注意点をお伝えしておきます
この自作の泡石けんは、一度で使い切る量だけつくるようにしましょう。
理由は2つあります。
ひとつは、冷めて時間が経つとプリンのように固まってしまい泡として使えなくなるから。
もうひとつは、熱を利用した効果がなくなってしまうからです。
せっかくの泡と熱のパワーを最大限に活かすためにも……その日つかう分だけ作ってお掃除に使ってくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「牛乳石けん赤箱」と「アルカリ電解水」を組み合わせた自作の泡石けんで、キッチンの油汚れを落としてみました。
やさしい素材でもキッチンの汚れがここまで落ちるのは、びっくりですよね。
ぜひみなさんも、おうちのキッチンで試してみてくださいね〜♪
また、YouTubeチャンネル「のぞみのお掃除講座」では、お掃除にまつわるいろんな情報をお届けしています。
こちらの動画もみてもらえると嬉しいです!
さらに自分にあったお掃除法を見つけたいという方は、「汚れ落とし研究家 茂木和哉のラクラク掃除術」を読んでみてくださいね。
茂木さんがお掃除ノウハウを、わかりやすくまとめてくれていますよ~!
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。
またお会いしましょう~♪