のぞみの記事

【キッチン掃除】自作ブラシでシロッコファン&レンジフードの油汚れを残さずキレイに洗う方法

nishiyama
のぞみ

こんにちは、のぞみです。

今回は前回に引き続き、キッチンのレンジフードの内部と、シロッコファンのお掃除をしていきます。

いままで何度かシロッコファンのお掃除をしてきましたが、今回のやり方が間違いなくラクなお掃除方法です。

アイテムや洗剤にもこだわっているので、楽しみにしていてくださいね!

ちなみに今回参‌考‌に‌し‌た‌の‌は、‌こ‌ち‌ら‌の‌茂‌木‌和‌哉‌(‌‌@motegikazuya‌‌)‌さ‌ん‌の‌YouTube‌動‌画‌で‌す!

はじめに

まずシロッコファンのヒダについていた油汚れは、前回ペットボトルから作ったヘラでこそげ落としておきました。

ヘラの作り方や油汚れを落とすときの様子が気になる方は、こちらの動画をご覧ください!

また、今回のお掃除で使う洗剤も、動画の中で作り方を説明しています。

ぜひあわせてチェックしてみてくださいね!

シロッコファンのお掃除

シロッコファンをつけ置き洗い 

シロッコファンのヒダについていたかたい油汚れがある程度落ちたら、つけ置き洗いをしていきます。

そこまで油汚れがガンコでないのであれば、洗剤をスプレーしてこすり洗い、でも十分かと思います。

でもつけ置き洗いのほうが確実に汚れ落ちがいいので、今回もその方法で試していきますね!

まずはシロッコファンがすっぽりと入るバケツを用意し、上までお湯を注ぎます。

お湯の温度はできるだけ熱めに!我が家の給湯器は最高60度まで設定できるので、今回は60度のお湯でやっていきます。

ちなみに使っているバケツは、無印良品さんのバケツです。

内側にメモリがついているのでいれたお湯の量がわかりやすいんですよね!いまは大体6リットルのお湯が入っています。

そして汚れを落としやすくするために、中性の食器用洗剤を20グラム入れます。

お湯だけでもある程度の油汚れは落ちるのですが、食器用洗剤をプラスすることで汚れが再付着しにくくなります。

お湯だけだと汚れがおちてもバケツにくっ付いてしまったり、こするときに使うブラシの毛先にへばりついたりするんですよね。

お湯に洗剤を混ぜたら、バケツにフタをして15分くらい放置します。

もちろん汚れがひどいときは、30分、1時間、と長めに放置してくださいね!

つけ置き洗いといえば、酸素系漂白剤を使うのがメジャーかもしれません。

でも個人的に、シロッコファンのつけ置き洗いに酸素系漂白剤を使うのはオススメしません。

というのも、シロッコファンはアルミで出来ていることが多いんです。

アルミはかなり傷みやすい素材で、酸素系漂白剤を使うと変色したり、傷んでしまうことがあります。

傷んだからといって使えないわけではないので、別に気にならないのであれば酸素系漂白剤を使っても問題ないかと思います。

でもわたしは、できるだけ長く使いたいので、少しでも負担をかけないでお掃除ができる、中性の食器用洗剤を使っていきます!

シロッコファンをブラシでこすり洗い

お湯と洗剤でしばらくつけ置きをしたら、つぎはブラシでこすり洗いをしていきます。

シロッコファンのヒダについていた油汚れは、前回自作のヘラである程度落としておきました。

またこすり洗いに使う古歯ブラシも、使いやすいように首のあたりに角度をつけています。

ヘラやブラシの作り方については、茂木さんのこちらの動画をチェックしてみてくださいね!

それでは古歯ブラシで、シロッコファンのヒダを1つずつ洗っていきます。

このときのコツはブラシをお湯の外に出さないでこすっていくこと!

お湯の中でこすれば油汚れがすぐに流れていくので、ブラシの毛先に汚れがたまりません。

シロッコファンのヒダは意外と小さいので、古歯ブラシを使うとしたらこども用の歯ブラシのほうが良いかもしれませんね。

お持ちでなければわざわざこども用の歯ブラシを買う必要はないかと思いますが……あまりヘッドが大きい歯ブラシを使うと、カツンカツンとぶつかってしまいます。

一通りブラシ洗いをしたので、いまの汚れの状態をお見せしますね。

……どうでしょうか!?黄ばんだ油汚れはほとんどありませんね。

残りはシンクに持っていって、洗剤を含ませたスポンジで洗っていきます。

まるごとスポンジ洗いをしてきました。いまのシロッコファンのようすはこんな感じです。

内側にヒダもだいぶキレイになりましたよね♪

シロッコファンの奥に残った汚れの落とし方

大体の汚れは落ちてキレイになったのですが……また奥の方に油汚れが残っているのが気になります。

ここは歯ブラシでは上手く洗えなかったんですよね。

ためしに綿棒でこすってみましょう。

つけ置き洗いをする前なら汚れがかたくて落ちなかったかと思うのですが、いまは汚れが柔らかくなって綿棒でもスルッと落ちてきます!

ですが綿棒は短いので、奥の方まで洗っていくのは大変です。

シロッコファンには真ん中に出っ張っているパーツがあるので、手にぶつかってしまうんですよね。

もしかしたら割りばしでブラシを作ると良いのかもしれません!

割りばしにペーパータオルをぐるぐると巻いて、輪ゴムで固定します。

すると……こんな風に奥の方まで届きます!

何重にもペーパータオルを巻いてしまうと、厚みが出てきてしまってヒダに沿って拭けなくなるので、少し薄めに作ると良いですね。

ペーパータオルは割りばしよりも少し長めにつけておきます。

でも長すぎるとフニャフニャして扱いにくいので、だいたい1センチはみ出すくらいがちょうどいいかなと思います。

長すぎたらペーパータオルをハサミで切ればいいですよ~!

このように割りばしとペーパータオルを合体してつくったブラシを使えば、洗いにくいシロコファンの奥の方もラクにお掃除できます。

ヘラは油汚れがついてしまいやすいのですが、あらかじめヘラでカリカリ落としておけば、ペーパータオル+割りばしでこすり洗いをするだけで十分かもしれません!

シロッコファンのお掃除後の様子は?

それではシロッコファンのヒダをすべて洗えたので、いまの汚れの様子を見ていきましょう。

……どうでしょうか!?1つ1つのヒダはもちろん、奥のほうまでキレイになりましたね!

黄色い油汚れはもうどこにも残っていません。

というように、ヘラで汚れをこそげ落とし、つけ置き洗い、そしてペーパータオル+割りばしでこすり洗いをすることで、洗いにくいヒダもしっかりキレイにすることができました~!

レンジフードのお掃除

レンジフード内部を拭き掃除

最後にレンジフードの内部をお掃除していきます。

こちらは食器用洗剤をお湯で薄めた洗浄液で拭いていきますね。

お湯を使うことで、熱の力で油汚れを落としていきます。

洗浄液は冷めないように湯煎しておいたので、まだ熱い状態です。

食器用洗剤の選び方や、洗浄液の作り方などは、茂木さんのこちらの動画を参考にしています。

気になるかたはぜひチェックしてみてください♪

それでは厚手のペーパータオルに、洗浄液を吹きかけて馴染ませます。

別にペーパータオルではなくクロスでも良いと思うのですが、油汚れがある場所なので使い捨てのペーパータオルでお掃除していきますね!

あとはレンジフードの内側を拭いていきます。

ここも油汚れがたっぷりついているのであれば、洗剤を使う前にヘラでこそげ落としておきましょう。

かなりガンコな油汚れであれば、ヘラである程度落とした後、洗剤を吹きかけ5分ほど放置し、それから拭いた方がいいですね!

今回はそんなに汚れはないので、洗剤を吹きかけてすぐに拭いていきます。

一通り拭いたら、ペーパータオルを洗ってきて洗剤を落とします。

そして濡れたペーパータオルで水拭きしていきます。

洗剤がなくなったら、これでお掃除完了です!

レンジフード内部のお掃除後の様子は?

お掃除が終わりましたので、カメラを近づけていまの状態をお見せします。

……どうでしょうか?

もともと汚れはあまりついていませんでした。

なのでビフォーアフター!となってはいませんが……ですがペーパータオルには黄色い汚れがたくさんついています。

なので油汚れは、一通り取れたと思います!

レンジフードの内部もキレイになったので、先ほど洗ったシロッコファンも元の場所に戻します。

これでようやく、お掃除完了です。

今回のお掃除のポイント

ということで今回は、レンジフードの中とシロッコファンのお掃除をしてみました。

最後に今回のお掃除のポイントをお話していきますね。

素材に優しい中性洗剤を使う

今回の掃除のポイント、1つ目は洗剤の選び方です。

レンジフードの内部やシロッコファンには、アルミの素材が使われていることが多いんです。

なのであまり強い洗剤を使うと、変色したり傷んでしまうことがあるんですよね……。

特にアルミは、アルカリ度の高い洗剤や、粉末タイプの酸素系漂白剤に弱いんです。

アルカリ洗剤も酸素系漂白剤も、油汚れをよく落としてくれるので使いたくなるのですが……アルミ素材には可能な限り、優しい中性洗剤を使いましょう!

お湯やヘラ、割りばしを上手に使おう

中性洗剤を使うと、どうしても油汚れへの洗浄力はイマイチになってしまいます。

でもシロッコファンやレンジフードの内部はたまにしかお掃除しませんし、ガンコな汚れが多いですよね。

なので汚れがラクに落とせるよう、いくつか工夫をしましょう!

1つはお湯を使うこと。洗剤を薄めるときやつけ置きをするときは、できるだけ熱いお湯を使うと良いですね。

そしてもう1つは、洗剤を使う前に汚れをこそげ落としておくこと

実は今回もシロッコファンのヒダについていた油汚れを、自作のヘラであらかじめ落としておきました。

ヘラといってもペットボトルと割りばしを合体して作ったものです。

また、思いつきで試した方法でしたが……割りばしとキッチンペーパーを合体させてつくったブラシも、奥の汚れを取るのに大活躍でしたね。

これらひと手間を加えるだけで、だいぶ汚れ落ちが良くなります。

楽しみながら、いろいろ試してみてくださいね!

シロッコファン&レンジフード掃除の手順

最後に今回のお掃除の工程を振り返っておきましょう。

まずはシロッコファンを取り外し、ヘラで落とせる油汚れを落とします。ここは面倒ですが、丁寧にやっておいたほうがこの後の作業がラクになります!

そしてバケツにシロッコファンをいれ、お湯と食器用洗剤でつけ置きをします。

油汚れがガンコそうならつけ置き時間は長めにとって、汚れを柔らかくしておきましょう。

シロッコファンに汚れがそんなに付いていないのであれば、つけ置きの工程は飛ばしてもらって構いません!

次は歯ブラシか、ペーパータオル+割りばしで作ったブラシでヒダをこすり洗いしていきます。

どのブラシを使うかは、汚れの残り具合をみて考えると良いですね!

シロッコファンがキレイになったら、レンジフードの内部を拭いていきます。

レンジフードの内部にも傷みやすい素材が使われていることもあるので、使う洗剤を選ぶときは成分や液性をチェックしてくださいね!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はキッチンのレンジフードの内部と、シロッコファンのお掃除をしてみました。

レンジフードは汚れが付きやすい場所なのに、使える洗剤が限られていたり、洗いにくい形をしていたり……本当に大変ですよね。

今回のやり方を参考に、みなさんも一度キレイにしてみてくださいね。

また、YouTubeチャンネル「のぞみのお掃除講座」では、お掃除にまつわるいろんな情報をお届けしています。

こちらの動画もみてもらえると嬉しいです!

さらに自分にあったお掃除法を見つけたいという方は、「汚れ落とし研究家 茂木和哉のラクラク掃除術」を読んでみてくださいね。

茂木さんがお掃除ノウハウを、わかりやすくまとめてくれていますよ~!

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それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。

またお会いしましょう~♪

ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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