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【掃除術】人工大理石製キッチンシンクのガンコな汚れの落とし方【キッチン掃除】

shiro
のぞみ

こんにちは!のぞみです。

今回は、人工大理石製のキッチンシンクについた汚れを実際に落としながら、掃除方法をご紹介してゆきたいと思います。

▼今回は、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)のYouTube動画を参考にしています。ぜひ合わせてご覧ください↓

シンクの汚れの状態をチェック~Before~

掃除を始める前にシンク全体の状態を見ていきたいと思います。

まずはこの蛇口の付け根が結構汚れてますね
蛇口自体にも石けんカス水垢が付いています。

よく見ると、とろころどころ、黒カビ赤カビも見られます。

シンクの中は何かこすれたような黒い汚れがあったり、
側面には油汚れとか赤カビが混ざったような汚れがあります。

さらには、tower(タワー)の水切りネットも、だいぶ汚れてきています。
特に汚れがひどいのがシリコンのパーツ部分です。
ご覧の通り、たくさんの黒カビが生えてしまってかなり汚いです。
しばらく洗っていなかったようです。

一通りチェックしてみましたが、全体的に汚れが目立ちますね。
シンク全体をきれいに洗っていきたいと思います

自作のアルカリ洗浄液を使ったシンク掃除

まずは洗浄液を作っていきます。

約40度のお湯100ml~200mlほど桶に入れます。

②そこに、今回はあまり使うことが無かった「アルカリ電解水」を使いたいと思います。
お湯にスプレーを15プッシュします。

お湯は中性なので、リトマス紙で測るとこの通り色が付きませんが、アルカリ電解水を入れるとこのようにリトマス紙が青色に変わります。
これで、中性→アルカリ性になったのが分かります。
pH9くらいにはなったかと思います。
※ちなみに、セスキのpHが9.8で、重曹は8.2くらいです。

茂木和哉

たった15回スプレーするだけで、重曹以上・セスキにより近づいた洗浄力になるんですね。

③そこに台所洗剤を2プッシュし、軽く混ぜます。
これでシンク専用の洗浄液の完成です。

この洗浄液は、
1、お湯の働き:油はお湯に弱い
2、アルカリ電解水尾:アルカリ度をアップ
3、台所洗剤:界面活性剤効果
という3つの働きで、シンクの油汚れや皮脂汚れ、赤カビを落とす効果が期待できます。

それではこの自作洗剤で洗っていきたいと思います。

※今回使っているスポンジは「サクラたわし」です。

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シンクは一通り洗ったところ、
結果的に洗浄液はあまり使わず、かなり余ってしまいました。
参考にされる場合は、50ml~100ml未満で十分だと思います。

シリコンパーツはポリ袋&カビキラーを活用

次はシリコンパーツのカビをお落としていきたいと思います。

①パーツを外してポリ袋に入れ、カビキラーを適当にスプレーします。

②上から揉みほぐします。
③この状態で、15~30分ほど放置します。

このように、外せるパーツは外してポリ袋に入れてつけ置きする方法は、塩素においが出ないので非常におススメです。

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排水溝の目皿はカビキラーで

次に、排水口をやってきていいと思うんですが
まだ自作の洗剤で洗ったあと水で流してない状態です。

現時点での汚れの状態をチェックしてみると、
排水口自体はそれほど汚れていませんが、目皿の部分は結構汚れていました。

同じくカビキラーをたっぷり使ってスプレーしましょう。

このまま同じく15~20分ほど放置します。

放置中ニオイが出てくるので、気になる場合はラップを使ってカバーすると良いですよ。

クロスで拭き取り

放置している間、シンクの上のところを拭いていきます。
※今回使用したのは、無印の「マイクロファイバークロス」です。

クロスで蛇口を水拭きしていてきます。
そんな水垢が頑固な状態にまでなっていなかったので、結構きれいになりました。

次に、水切りネットのパーツ以外の本体部分を拭いていきたいと思います。

汚れの程度は拭けば取れるレベルでした。最後にアルコールで除菌すればなお良いと思います。

ちょっと先端がさびてますが、「茂木和哉サビ取りスプレー」で十分取れるレベルだと思います。
※今回はサビ取りまではせず、取れるところだけを拭いて、簡単に済ませます。

15分ほど経過しましたので、まずは排水口のところを見ていきたいと思います。
このラップなんですけれども結構塩素が付いるので触るのが嫌ですよね。

その時には「使い捨て手袋」が便利です。
ラップ使用後に、手袋ごと丸めてそのまま縛ると、
直接手に触れることなく捨てられて、塩素の臭いもかなり防げます。

のぞみ

使い捨て手袋なら、使用後の手袋を洗う手間を省ける所も嬉しいですよね!

小さい目皿・大きい目皿ともにかなり落ちましたが、まだちょっとだけ汚れが残ってました。

残った汚れが気になる方は、もう一回スプレー&放置してみると良いでしょう。
ある程度汚れが落ちているので塩素も臭いもそれほど出ません。

残った黒い汚れ・水あかには「茂木和哉バスタブ用」

次はシンクに残った黒い汚れや擦れた跡など、先ほどの自作の洗剤で落ちきれなかった汚れを落としていきたいと思います。
※まだ、先ほどの自作洗剤はシンクから流してはいない状態です。

この部分は、「茂木和哉バスタブ用」を久しぶりに使ってみたいと思います。

いつもはアルカリ洗剤で落ちなかった油汚れや擦れ跡とか黄ばみっぽさを落とす時は、「茂木和哉キッチン用を使うことが多いです。

ただ今回は、先ほどの「アルカリ電解水を混ぜて作った自作洗剤」を、まだすすぎ落としていない状態なので、
同じアルカリ性(正しくは弱アルカリ性)の「茂木和哉バスタブ用」を選びました。

これなら自作のアルカリ洗剤に混ざっても問題ないですし、中和されて洗浄力が落ちるということもありません。

茂木和哉キッチン用」は酸性なので、アルカリ性と混ざると液が中和されてしまい、若干洗浄力が落ちてしまうのです。

では実際にシンクのこの黒い部分を落としていきましょう。

スポンジに「茂木和哉バスタブ用」を少し取って軽く磨いてゆきます。

すると・・・

こんなに綺麗に!
黒い部分はきれいに除去出来ていますね。

洗浄力はもしかすると「茂木和哉キッチン用」よりも「茂木和哉バスタブ用」の方が上かもしれません。

ただし研磨剤は「茂木和哉バスタブ用」の方が大きいので、傷つくリスクはこちらの方が高いですね。

つやつやしている所はツヤがとれてしまう可能性があります。
※今回のシンクは、もうツヤが取れてしまっているのであまり気にせず強めに擦ってます。

シンクの底の部分の黒い汚れも落としてみましょう。


この通り、簡単に取れました。

次に、全体的にうっすら水垢が付いてると思いますので、
同様に「茂木和哉バスタブ用」で水あかを落としたら、仕上げにクロスで水拭きします。

すると、
このようにひと通り綺麗になりました!

先ほど浸けたシリコンの部品ですが、だいぶ綺麗にはなってはいるんですが、少し黒カビが残ってしまいました。
30分以上浸けているのですがまだ残っているので、
一旦袋を開けてハイターを追加し、塩素分を濃くして、もう2~3時間追加で浸けていきたいと思います。

仕上がりをチェック~after~

一通り全体のお掃除が完了しましたので、仕上がりを見てゆきたいと思います。

まずは蛇口。
このように、とってもピカピカになりました!

そして溝の部分や、シンクの底、パーツもきれいに生まれ変わりました。

全体的にはこんな感じです。新品のように真っ白に復活しました。

大切なのは”洗剤選び”

いかがでしたでしょうか。
今回は普段ほとんど使うことがない「茂木和哉バスタブ用」を久しぶりに使いました。
また、「アルカリ電解水」は、台所洗剤とお湯を混ぜて自作洗剤にして使いました。

結局のところ、お掃除に正解はなくて、
洗剤選びさえ間違っていなければどんな掃除のし方でも大丈夫なのです。

その洗剤選びというのは汚れにあった洗剤を選ぶということなんですが

今回の例だと、
まず先にアルカリ洗剤を作り、お湯で洗浄力を高めた事で、
油汚れ・皮脂汚れ・石けんカスを落としました。
ここでは、石けんカスの中でも、「酸性石けん」という種類の石けんカスをまず落としました。
自作した洗剤じゃなくても、台所洗剤だけでもある程度落ちますし、
マジックリンのようなものだと更に楽に落とせるはずです。

さらに、アルカリ電解水単独でも落とせますし、
白いなまはげ」のような石けん系のものも、アルカリ性で界面活作用があるので落とせます。

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その次に「茂木和哉バスタブ用」を使い、
自作洗剤で落とせなかった、金属石鹸と水アカを落としました。
あとは人大シンクが白色で、シミや黒ずみが残るので、
それらの汚れを落としたということになります。

なので必ずしもバスタブ用じゃなくても、
研磨作用があるものであれば大丈夫です。
クレンザーじゃなくても、メラミンスポンジ研磨スポンジのようなものでも良いでしょう。
※ただ、研磨剤が硬くなればなるほど汚れは落ちやすい反面、
傷の付くリスクもあるという点はご注意下さい。

茂木和哉

結局のところ洗剤選びさえ間違ってなければ
どんな掃除の仕方でも大丈夫ですよということですね。

まとめ

のぞみ

茂木さん、今回もお話ありがとうございました!

今回は、人工大理石製キッチンシンクの掃除術を紹介させていただきました。

ちょっとした汚れであれば、自作のアルカリ洗剤で十分綺麗にすることが出来るので、手間もコスパも良くておススメです!

汚れの種類や頑固さによって、適切な洗剤を選ぶことが大切ですね♪

ここまで御覧いただきありがとうございます。
それでは、またお会いしましょう。

ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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