のぞみの記事

【ママ必見!】残留塩素退散!赤ちゃんのお肌を守り、沐浴させる方法!【生活術】

suura
のぞみ

こんにちは!のぞみです。

皆さんは「残留塩素」という言葉を知っていますか?
私たちが普段使っている水道水には、浄水のために使われた塩素が僅かながら残っています
その残留塩素の濃度が濃いと、体に悪影響を及ぼす場合もあります

それが肌に対する影響です
子供の頃、塩素消毒されたプールに入って体が痒くなった経験はありませんか?
家庭内の水道水に含まれる残留塩素もあれと同じです
プールほど塩素濃度が濃くないですが、肌の弱い方や赤ちゃんのいるご家庭では注意が必要です!

そこで今回は水道水に残っている残留塩素を飛ばす方法について紹介していこうと思います!

因みに参考にするのは…
こちらの茂木和哉(@motegikazuya)のYouTube動画です↓

水道水の残留塩素濃度

では初めに、水道水の残留塩素がどのくらいの濃度なのか、調べていこうと思います!

残留塩素濃度を確かめる方法

残留塩素濃度を確かめるために使うのがこちらの残留塩素測定器です!

なお残留塩素の測定に関しては色々な方法がありますが、今回はこちらのDPD法という手法を使います

まず専用の細い容器に常温の水道水を10ml入れ、

ここに専用の粉末薬品(DPD試薬)を混ぜ、先ほどのケースの真ん中に装着します

そして水道水の色づき加減(中央)と横の標本(左右)を見比べ、残留塩素の濃度を測ります
今回の結果は0.2%くらいの濃度ですね

残留塩素濃度の地域差

今回出た残留塩素濃度0.2%という数値は比較的薄い方ですが、地域によってはもっと濃い場合もあります
単純に浄水場で使われている塩素の量だったり、水道水が運ばれるまでの距離だったり、あるいは水道水を出している時間だったりで、その濃度は変動します
また塩素は熱に弱いため、暑い地域や夏場は比較的塩素濃度が低いかもしれません
実際常温では0.2%だった残留塩素濃度も、お湯では0.1%ほどにまで下がっていました

しかし人によっては0.1%でも、肌に何かしらの悪影響が出る方もいらっしゃいますし、限りなく0%に近い数値を目指したいですよね

残留塩素を飛ばす方法

では水道水に含まれる残留塩素を飛ばす具体的な方法をいくつか紹介してきます!

浄水器を使う

まず手っ取り早い方法として、浄水器を使うという方法があります!
浄水してしまえば、その瞬間に出てくる水の塩素はろ過済みのものとなります
実際動画内でも浄水器で浄水した水道水の残留塩素濃度は0%(透明)でした!


しかし動画内で使われていた浄水器はキッチンの蛇口についているものでした
今回は沐浴、つまり浴室で残留塩素を飛ばす方法について考えています
もちろん家庭に流れる水道の元をろ過する浄水器や、浴室に取り付けられるタイプの浄水器もありますが、今回はもう少し手軽に塩素を飛ばせる方法について紹介していこうと思います!

備長炭を浸ける

消臭に役立ってくれる備長炭ですが、実は塩素を飛ばすのにも一役買ってくれる、って皆さんご存知でしょうか?
具体的には備長炭をそのまま溜めた水道水に漬け込んで放置するだけです

動画内ではこのように、備長炭の半分を常温の水道水の入ったボウルに入れていました

この状態で5分ほど放置したのち、残留塩素濃度を測ると…、

濃さは0.05%くらいまで下がりました!

しかしこれも沐浴をする、という前提においてあまり現実的な方法とは言えません…
浴槽に溜めるお湯は今回の実験の量の何倍もありますし、何より5分も放置してはお湯が冷めてしまいます
なのでもう少し他の方法を考えた方がよいでしょう

ビタミンCによる塩素飛ばし

実は塩素を分解するには、ビタミンCを入れるのが手っ取り早いです
レモン水やクエン酸などを入れる方法ですね
しかしpHが酸によってしまいますし、レモンなどの有機物がお湯に混入するため、肌にはあまり良くないです

ということでこちらは参考程度に紹介しておきました

熱で飛ばす

この方法が、本記事で一番推したい塩素飛ばし術です!
先述の通り塩素は熱に弱く、実際動画内でも、常温からお湯に切り替えるだけで、残留塩素濃度は0.2%から0.1%にまで下がりました

ではこれをもっと飛ばすにはどうすればいいのでしょうか?
答えはお湯のまま放置です
つまり、少し熱めの温度で浴槽にお湯を溜め、数分放置し、温度が下がって丁度良いお湯加減になるころには、塩素も飛んでいるはず、ということですね♪

なので実際にボウルへ熱めのお湯(動画内では44度)を溜めておき、これが沐浴の適温(40度)になるまで放置してみます!

結果的に44度お湯が40度になるまで16分半もかかってしまいましたが、果たして残留塩素濃度はどうなったでしょうか?
その結果がこちら…

ほんの少し発色する程度、つまり0.05%以下にまで下がりました!

この方法なら温度を測る手間はあるものの、慣れればスムーズに行えるようになるでしょうし、コストもかからなくていいですね♪
また先述した備長炭を浸け込む方法と併用すると、より効果が見られるかもしれません!

なお温水器によっては温度を設定しても、実際出てくるお湯の温度が違う場合があります
厳密に温度調整をしたい場合は、ホームセンターなどでお風呂用の温度計を購入するとよいでしょう

まとめ

いかがでしたか?
今回は赤ちゃんの肌を守るため、残留塩素を退散させ、安全に沐浴してもらう方法について紹介してきました♪

あまり気にされない方もいるでしょうが、場合によっては肌荒れを起こしたり、抜け毛が激しくなったりなど、結構大変な問題に繋がることもあります
もし残留塩素を何とかして飛ばしたい、と思ったらこの記事や動画を是非参考にしてくださいね♪

ではご精読ありがとうございました!
またお会いしましょう♪

ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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