のぞみの記事

大手3社のお風呂用洗剤を洗浄力・安全性・価格で徹底比較!

nishiyama
のぞみ

こんにちは、のぞみです。

このあいだ、一人暮らしをしている弟のたくみが「お店にあるお風呂用洗剤を見ても違いが全然わからない…」と話していたんです。

たしかにどの洗剤も良さそうに見えて、パッケージだけで判断するのは難しいですよね。

ということで今回は大手洗剤メーカーである花王、ライオン、ジョンソン3社のお風呂掃除用洗剤を、洗浄力・安全性・価格の3つの視点で比べてみたいと思います♪

比較するお風呂用洗剤をご紹介

まずは今回比べていくお風呂用洗剤をご紹介していきますね。

① 花王 バスマジックリン

花王からはバスマジックリンがエントリーです。

バスマジックリンの特徴は、液性が中性なところですね!実は今回エントリーしている洗剤では唯一の中性洗剤です。

バスマジックリンにはいろんな種類のものがありますが、今回はアルコール入りのものをエントリーさせたいと思います。

除菌や抗菌のために入っている成分なのですが、アルコールが入っていることで皮脂汚れへの洗浄力も高くなりますからね♪

② ライオン バスタブクレンジング

③ ライオン バスタブクレンジング銀イオンプラス

④ ライオン おふろのルック

ライオンからはバスタブクレンジング、バスタブクレンジング銀イオンプラス、おふろのルックと3つの洗剤がエントリーです。

ちょっと種類は多いのですが、3つとも使われている界面活性剤も値段も違います!

この3つはどれも弱アルカリ性なのも特徴ですね。

ちなみにおふろのルックは元々中性でしたが、数年前に弱アルカリ性にリニューアルされていて、今回はリニューアル後のものを用意しました!

また、ライオンのバスクリーナーについては以前詳しく解説させていただきました。よかったらこちらの動画もご覧ください!

⑤ ジョンソン スクラビングバブル

最後はジョンソンからスクラビングバブルがエントリーです。

「石鹸カスに強いバスクリーナー」と「カビも防げるバスクリーナー」と2種類あるようなのですが、成分をみると大きな違いはなさそうなので1種類だけエントリーしてもらいましょう。

ちなみにスクラビングバブルの液性はアルカリ性と書かれています。

弱アルカリ性と書かれていたライオンの3つの洗剤よりもアルカリ度が高いように思えますが…以前pH測定器で計測してみたら、そんなにアルカリ度は変わりませんでした。

なのでアルカリによる汚れ落ちは、同じくらいと考えてよさそうですね。

お風呂用洗剤を比べる3つの視点

ということで、この5つのバスクリーナーを洗浄力、安全性、そして価格の3つの項目で比べていきます。

それぞれの項目で◎(3点)、○(2点)、△(1点)と評価し、最後に点数を合計します。

洗浄力については

1.液性がアルカリ性か?

2.主成分の界面活性剤はアニオン界面活性剤か?

を見ていきます。評価は2つとも当てはまったら◎、1つだけなら○、該当なしなら△とします。

ただしここでの洗浄力とは、お風呂で一番多い皮脂汚れへの洗浄力です。

なかには石鹸カスや水垢にも効果あり!と書いてある洗剤もありますが、専用洗剤でない限りはそれほど期待はできません。

そして安全性については

1.液性が中性か?

2.主成分の界面活性剤はアニオン界面活性剤以外か?

を見ていきます。洗浄力の評価とは逆の結果になりそうですね!

最後の価格については、楽天の最安値を比べてみたいと思います。

もちろん、あくまでわたし個人の見解なので、絶対にこれ!ということはありません。

こんな風に洗剤を選べばいいんだな、とひとつの参考にしてくださいね♪

洗浄力と安全性の評価は?

それでは早速、洗浄力と安全性を見ていきましょう。

・バスマジックリン

液性は中性、界面活性剤はアルキルベタインという両性の界面活性剤です。

洗浄力については該当なしの△。

安全性については2つ該当の◎となりますね!

・バスタブクレンジング

液性は弱アルカリ性、界面活性剤はポリオキシエチレンアルキルエーテルというノニオン界面活性剤です。

洗浄力については1つ該当の○。

安全性については該当なしの△ですね。

・バスタブクレンジング銀イオンプラス

液性は弱アルカリ性、界面活性剤はアルファオレフィンスルホン酸ナトリウムというアニオン界面活性剤です。

洗浄力については2つ該当で◎!普通のバスタブクレンジングよりも高いようですね。

安全性については該当なしの△です。

・おふろのルック

液性は弱アルカリ性

界面活性剤はアルキルスルホン酸ナトリウムというアニオン界面活性剤です。

洗浄力は2つ該当で◎!

安全性は該当なしの△です。

・スクラビングバブル

液性はアルカリ性

界面活性剤はポリオキシエチレンアルキルエーテルというノニオン界面活性剤です。

洗浄力は1つ該当で○、安全性は1つ該当で○ですね。

価格の評価は?

最後は価格を比べていきましょう!

楽天の最安値をみてみると、バスマジックリン283円、バスタブクレンジング255円、バスタブクレンジング銀イオンプラス328円、おふろのルック218円、スクラビングバブル188円となりました。

意外とお値段にばらつきがあるんですね!

評価の方は、スクラビングバブルとおふろのルックは◎、バスマジックリンとバスタブクレンジングは○、そしてバスタブクレンジング銀イオンプラスは一番価格が高いので△とさせていただきます。

結果を表にまとめると…

ということで、ここまでの結果をまとめるとこのようになります。

◎(3点)、○(2点)、△(1点)として計算すると、バスマジックリンとバスタブクレンジングは6点、バスタブクレンジング銀イオンプラスが5点、おふろのルックとスクラビングバブルは7点、となりました。

このように整理すれば、自分にあった洗剤はどれなのかがわかりやすくなりますね♪

たとえば安全性を重視するのであれば、バスマジックリンが一番です。

新品のお風呂であまり素材に負担をかけたくない、こまめにお掃除をしているから汚れがひどくない、という人にはおすすめです。

洗浄力を重視されるのであれば、バスタブクレンジング銀イオンプラスとおふろのルックですね。

個人的には、成分に溶剤も入っているバスタブクレンジング銀イオンプラスのほうがいいかなと思います!

そしてコスト重視の方は、スクラビングバブルが一番ですね。

頻繁に使うものですし、コスパの良さも大事です!

まとめ

というわけで今回は、大手メーカーさんのお風呂用洗剤5つを比べてみました。

今回比べた3つの項目以外にも、泡の密着力や抗菌作用など、いろんな視点から比べることができます。

一番重視したいポイントを決めて、これだ!という洗剤を見つけてくださいね。

みなさんの洗剤選びの参考になれば嬉しいです!

それと今回の比較ではバスマジックリンエアジェットは入れませんでしたが、最近話題の洗剤ですよね。

バスマジックリンエアジェットについては、茂木さんが詳しく解説をしてくれています。

バスタブクレンジングや、普通のバスマジックリンとも比較をしてくれているので、気になる方はぜひご覧ください!

きょうお話したことも、早速弟のたくみにも教えてこようかなと思います!

それではここまで見てくださりありがとうございました。またお会いしましょう~♪

ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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