トイレ:便座

強い洗剤を使わずに便座のスキマについた尿石を落とす方法3選

nishiyama
のぞみ
のぞみ

こんにちは!のぞみです。

今回はトイレの便座のスキマの中に入り込んだ、ガンコな汚れを落としていきます。

強い洗剤を使えばラクに落ちるのですが……便座の内側には、便座をあたためるための配線が通っているため、使えないことがあります。

なので今回は、強い洗剤を使わずにスキマのお掃除をしていきますよ!

ちなみに今回参‌考‌に‌し‌た‌の‌は、‌こ‌ち‌ら‌の‌茂‌木‌和‌哉‌(‌‌@motegikazuya‌‌)‌さ‌ん‌の‌YouTube‌動‌画‌で‌す!

目次
  1. 便座のスキマにつく汚れとは?
  2. お掃除前にウォシュレットのコンセントを抜く
  3. ペーパーやシートで溝を拭く
  4. 加工した古歯ブラシと中性洗剤でゴシゴシ洗い
  5. ヘラで汚れをかき出す
  6. まとめ

便座のスキマにつく汚れとは?

便座の周りには内側と外側にぐるっとスキマがあります。

ここのスキマにつく汚れで多いのが、尿石です。

尿石とはおしっこに含まれているカルシウム分が固まってできる汚れです。

固まるまでに少し時間がかかるので、おしっこがついてすぐであれば、拭くだけでカンタンに落とすことができます。

ですがしばらくお掃除しないでほったらかしにしていると、だんだん固くなって尿石になってしまうんです。

尿石はいろんなところにつきますが、便座のスキマについてしまうとやっかいです。

ただでさえお掃除しにくい場所ですし、中に配線が通っているので強い洗剤を使うことができません。

ちなみに、わたしは便座のフチ裏などについた尿石は「サンポール」のような酸性洗浄剤で落とすことが多いです。

でも今回は「サンポール」のような強い酸性洗浄剤は使わずに「トイレマジックリン」や「泡ピタ」のような優しい中性洗剤を使って尿石を落としていきます。

もちろん普通に使うだけでは落としきれないので、工夫をしていきますよ!

お掃除前にウォシュレットのコンセントを抜く

お掃除の途中で自動洗浄のシャワーが出てきてしまうと、せっかくかけた洗剤が流れてしまうことがあります。

トイレのお掃除を始める前に、ウォシュレットのコンセントを抜いておきましょう。

ペーパーやシートで溝を拭く

まずは便座の負担が少ないお掃除法から試していきましょう。

一番はじめにしていただきたいのは、ペーパーやシートで溝を拭いていくお掃除です。

使うものは「トイレクイックル」のような流せるトイレシートでもトイレットペーパーでも構いません。

トイレットペーパーを使うときは、中性洗剤をスプレーしておきましょう。

今回は流せるトイレシートを使ってみますね。

ポイントは爪をスキマに当てながら拭いていくことです。

普段から溝に爪をあてて拭くことを意識しておけば、おしっこ汚れがガンコになり尿石化してしまうのも予防することができます。

加工した古歯ブラシと中性洗剤でゴシゴシ洗い

爪で溝にそって拭いていくやり方で尿石が落ちなければ、次の方法を試してみましょう。

次は、中性洗剤と加工した古歯ブラシを使います。

古歯ブラシはスキマ掃除がしやすいよう毛先を短くし、さらに山型になるよう斜めにカットします。

実際に加工していきますね!

まずはハサミで毛全体を短くします。こうすることで磨くときに力が伝わりやすくなります。

またゴシゴシしているときに毛先が曲がらず、うまく磨くことができます。

つぎは山型になるよう斜めにカットします。こうすることでスキマに毛先がフィットしてくれるようになります。

さらに歯ブラシの首を「くの字」に曲げてみましょう。

使い捨ての柔らかい歯ブラシなら力を加えるだけでカンタンに曲げることができます。

固めの歯ブラシの場合は熱湯で温めてから曲げて、ちょうどいい角度になったら冷水で締めましょう。

まっすぐのまま使うよりも「くの字」にしておいたほうが使いやすくなりますよ。

古歯ブラシはトイレ掃除だけでなく、いろんな場所のお掃除に使えるので捨てずにとっておきましょう!

それでは中性洗剤を容器に出して、古歯ブラシにちょんちょんとつけたら便座のスキマを磨いていきます。

尿石はかたい汚れなので、普通に歯ブラシでこするだけではなかなか落ちません。

でも毛先を短く・山型に加工することで、うまく力が入り落としやすくなりますよ。

汚れが落ちたらふき取っておしまいです。

中性洗剤といっても洗剤が残ってしまうと大変なので、しっかり爪を入れ込んでふき取りましょう。

ヘラで汚れをかき出す

最後はヘラで汚れをかき出す方法です。

今回ご紹介する方法のなかで一番便座への負荷が高いので、これまでの2つの方法を試しても落ちないときの、最終手段としてくださいね。

また、トイレメーカーさんは良しとしていない方法なので、試すときは自己責任でお願いします。

使うものはお掃除用のヘラです。

今回は100円ショップのセリアで購入したプラスチックヘラを使います。

滑らないように指でガード

尿石はかたい汚れなので、こすると落とすことができます。

プラスチックヘラを使ってガリガリ落としていきましょう。

このときうっかり手を滑らせてしまうと、便座に傷が付いてしまいます。

滑らないようにヘラを使うときは人差し指を添えてガードしてくださいね。

焦らずゆっくりと、上から下へとヘラをカリカリ当てていきます。

力はあまりいれずに優しくこすっていきましょう。

金属ヘラは最終手段

プラスチックヘラでなかなか落ちなければ、金属ヘラを使う方法もあります。

汚れはよく落ちますが……これは本当の最終手段ですね。

力加減に注意していても、便座のスキマがどうしても開いてしまいます。

それでもスキマの汚れを取りたい!なんていうときに、最終手段として行ってくださいね。

とは言っても……配線を故障させてしまうリスクのある「サンポール」のような強い洗浄剤を使うよりは、リスクは減らせるかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ここまで、便座のスキマに入り込んだガンコな尿石汚れを、強い洗剤を使わずに落とす方法をご紹介しました。

まず最初に試していただきたいのは、爪を押し当てながらペーパーで拭いていく方法です。

それで落ちなければ、加工した歯ブラシと中性洗剤でこすり洗いをしましょう。

それでも落ちなければ最終手段として、ヘラでこすり落とす方法があります。ただしこれは自己責任となりますので気を付けてくださいね。

みなさんも今回のお掃除法を参考に、トイレをキレイにしてみてください!

また、YouTubeチャンネル「のぞみのお掃除講座」では、お掃除にまつわるいろんな情報をお届けしています。

こちらの動画もみてもらえると嬉しいです!

さらに自分にあったお掃除法を見つけたいという方は、「汚れ落とし研究家 茂木和哉のラクラク掃除術」を読んでみてくださいね。

茂木さんがお掃除ノウハウを、わかりやすくまとめてくれていますよ~!

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それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。

またお会いしましょう~♪

ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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