キッチン:シンク・蛇口

トイレ用洗剤でシンクの水垢がピカピカに!?「トイレのルック」活用術

nishiyama

60秒で読める!AI記事要約

シンクの水垢やザラザラ汚れは、マイルドな酸性洗剤「トイレのルック」と研磨シートの合わせ技で、ラクにきれいにできます。

▼使用するアイテム
「トイレのルック」: 酸性洗剤。水垢を溶かし、皮脂汚れや油汚れにも効果を発揮。とろみのあるジェルで密着力が高い。
「水回りの汚れお掃除シート」: 研磨力が水垢をこすり落とすのに効果的。

▼掃除の手順
水気を拭き取る: シンク内の水分を拭き取り、「トイレのルック」の洗浄力が薄まるのを防ぐ。
塗布・放置: 「トイレのルック」をシートでこすりながら塗り広げる。軽い汚れは2〜3分、しつこい汚れは20分ほど放置する。
こすり洗い: 放置後、シートでしっかりこすり洗いする。酸で柔らかくなった水垢が効率よく落ちる。
洗い流す: 洗浄液を水でしっかり洗い流し、最後に拭き上げる。

▼ポイントと注意点
安全性の基本: まずは中性洗剤から試し、落ちない場合に酸性洗剤、それでも無理なら研磨剤を使うのがおすすめ。
酸性洗剤の選択: 酸性洗剤を使う場合も、まずはクエン酸などマイルドなものから試すのが安心。「トイレのルック」は「サンポール」よりマイルドなので比較的安心して使えます。
「トイレのルック」と研磨の合わせ技で、強い洗剤を使わずにシンクの水垢をすっきり落としましょう。

のぞみ
のぞみ

こんにちは!のぞみです。

今回は、シンク内にこびりついたガンコな水垢汚れを、ラクにスッキリ落とす方法をご紹介します。

水垢といえば、白くて固いあの汚れ。

特にステンレスシンクだと側面などに付着して、もやっと白く目立ってしまいますし、落とすのもひと苦労ですよね。

今回お手入れしていくキッチンシンクは人工大理石製で白色なので、ビフォーアフター!とはお見せできませんが……それでもやり方を参考にしてもらえたらうれしいです。

ちなみに今回参‌考‌に‌し‌た‌の‌は、‌こ‌ち‌ら‌の‌茂‌木‌和‌哉‌(‌‌@motegikazuya‌‌)‌さ‌ん‌の‌YouTube‌動‌画‌で‌す!

使っていくグッズとお掃除法について

それでは、今回使うグッズをご紹介します。

まずはゴム手袋。そしてマイクロファイバークロス

スコッティの「洗って使えるペーパータオル」も用意します。ペーパータオルは一度使ったものを洗って乾かしておいた再利用品です。

さらに、無印良品の「水回りの汚れお掃除シート」を1枚。ザラザラとした質感が特徴で、こすり洗いをしたいときの強い味方です。

そして今回の主役がこちら!「トイレのルック」

「えっ、トイレ用洗剤をキッチンシンク掃除に使うの?」と驚く方もいるかもしれませんが、これが水垢汚れにとても効果的なんです。

というのも……水垢落としには酸で溶かすか、こすって落とすかの方法があります。

「トイレのルック」は酸性洗剤なので、水垢をしっかり溶かしてくれます。

しかもとろっとした液体で密着力が高く、シンクの側面にもピタッと張り付くのが便利なんですよね。

さらに「トイレのルック」は酸性度がそこまで強くないため、他の酸性トイレ洗剤よりも安心して使えるのもポイント。

ただし酸性度が弱いので……洗浄力を補うために「水回りの汚れお掃除シート」を併用します!

つまり「トイレのルック」で水垢を柔らかくしてから、ザラザラのシートでこすり落とす、というのが今回の作戦です♪

「トイレのルック」で落とせる汚れは?

「トイレのルック」で落とせる代表的な汚れといえば、まずはザラザラ汚れです。

ザラザラ汚れには、水垢、もらいサビ、ザラザラ石けんカス、尿石などがあります。どれも酸性洗剤に弱い汚れです。

「トイレのルック」は酸性洗剤ですし、このようなザラザラ汚れを落とすのは大得意です。

しかも、「トイレのルック」には界面活性剤も入っているので、皮脂汚れや油汚れにも効果を発揮します。

キッチンシンクは水垢だけでなく油汚れもつきやすい場所なので、一度に両方落とせるのはうれしいですよね~♪

キッチンシンク掃除をしてみました

キッチンシンクの水気をふき取る

それでは、キッチンシンク掃除を始めていきましょう。

まずはペーパーでシンク内の水気をしっかり拭き取ります

実はこのひと手間がとても大事なんですよね。

水分が残っていると「トイレのルック」の成分が薄まってしまい、洗浄力も弱くなってしまいます。

せっかくなら、しっかり効果を発揮させたいですよね。

少し手間に感じても、ここで水気をきちんと拭き取ってから次のステップに進みましょう!

「トイレのルック」をこすりながら塗り広げる

水気を拭き取ったら、「トイレのルック」をかけていきます。

まずは適量を出して「水回りの汚れお掃除シート」でこすりながら塗り広げましょう。

洗浄液が青色なので、塗った場所が一目でわかります。

薄く伸ばしても水色が残るので、塗り忘れの心配が少ないのがいいですね。

シンクの側面に塗るときは、直接かけるよりもシートに洗浄液を出してから塗りつけるほうが、ムラなくしっかり塗れます。

特にステンレスシンクの場合は、汚れが目立つ部分に丁寧に塗りつけて、ひどい場合は軽くこすってあげると効果的です。

一通り塗り終えたら、このまま放置します。

軽い汚れなら2〜3分ほど、しつこい水垢なら20分ほど置くのがおすすめです。

ただし、気温が高い日は薄く塗った洗浄液が乾きやすいので注意!

5〜10分後にもう一度塗り広げて、乾かないようにしましょう。

ちなみに……使っているあいだ、においは特に気になりませんでした。これなら作業もしやすいですよ♪

放置したらこすり洗い

放置時間が終わったら、仕上げにしっかりこすり洗いをします。

ここは、かなり重要なポイントです!

放置しておいたことで、水垢はだいぶやわらかくなっています。

もし水垢が残っていたとしても、この段階でしっかりこすれば、仕上がりがぐんとキレイになるんです。

もし分厚い水垢が付いている場合は、20分ただ置くだけでなく、5分おきにこすり洗いを加えるのがおすすめ。

少し手間はかかりますが、そのぶん確実に落とせますよ~。

水垢が落ちたら、洗浄液をしっかり流し、最後にシンクを拭き上げればお掃除完了です♪

今回のお掃除のポイント

ということで今回は、シンクについた水垢汚れを「トイレのルック」で落とす方法をご紹介しました。いかがでしたでしょうか?

最後に今回のお掃除のポイントを見ていきましょう。

水垢には酸か研磨が効果的

水垢は「酸で溶かす」か「研磨して落とす」かのどちらかが効果的です。

ただ、かなりガンコに水垢がこびりついている場合は、酸だけでは落としきれないこともあります。

そのときはクレンザーや研磨スポンジを使う方法に切り替えましょう!

クレンザーなら「茂木和哉」などが有名ですし、研磨スポンジなら3Mの番手違いタイプが本当によく落ちます。

以前、茂木さんが3Mの研磨スポンジでキッチンシンクをみがき洗いする様子を動画で紹介していました。

興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。

人工大理石製のシンクでも、油汚れや黒ずみ、ヌルつき、こすれ跡、水垢、小キズまで……まとめて落として、新品のような真っ白&ピカピカに仕上げられるそうですよ♪

まずは中性洗剤

今回はガンコな水垢も落とせる方法をご紹介しましたが、まず覚えておきたいのは、「最初は中性洗剤から」ということです。

これはシンクに限らず、どんな場所の汚れにも共通する基本ですね。

最初は中性洗剤でやさしく洗ってみましょう。中性洗剤なら素材への負担が少なく、安全に使えますからね。

それでも落ちない場合に、水垢には酸性洗剤…という流れになります。安全性と効果のバランスを考えると、この順番がベストですね♪

酸性洗剤もマイルドなものから使う

酸性洗剤を使う場合も、まずはマイルドなタイプから試すのがおすすめです。

たとえばクエン酸のようなやさしい酸性洗剤なら、素材への負担も少なく安心して使えます。

それでも効果がいまひとつ……というときに、もう少し強めの酸性洗浄剤を検討しましょう。

代表的なものに「トイレのルック」や「サンポール」がありますが、「トイレのルック」のほうが酸の強さはマイルドです。

「サンポール」ほど強い酸になると、素材を傷めるリスクや、使うときの危険度が高くなるため、あまりおすすめはできません。

基本は、中性洗剤で落とせなければ酸性洗剤、それでも難しい場合は研磨スポンジやクレンザーなど「こすって落とす方法」に切り替える、という流れが安心です。

酸と研磨の合わせ技

今回は「トイレのルック」の酸の力と、「水回りの汚れお掃除シート」のザラザラとした研磨力を組み合わせて使いました。

酸で水垢をやわらかくし、研磨でこすり落とすことで、より効率よく汚れを落とせます。

強い酸性度の「サンポール」を使う前に、まずはこの酸+研磨の合わせ技を試してみるのがおすすめですよ♪

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は「トイレのルック」を使って、キッチンシンクのガンコな水垢を落とす方法をご紹介しました。

酸でやわらかくしてから研磨でこすり落とす、この組み合わせは水垢掃除の強い味方です。しかも「トイレのルック」は酸性度がマイルドなので、比較的安心して使えるのもポイント。

水垢にお困りの方は、強い酸や研磨剤に頼る前に、ぜひこの方法を試してみてください♪

また、YouTubeチャンネル「のぞみのお掃除講座」では、お掃除にまつわるいろんな情報をお届けしています。

こちらの動画もみてもらえると嬉しいです!

さらに自分にあったお掃除法を見つけたいという方は、「汚れ落とし研究家 茂木和哉のラクラク掃除術」を読んでみてくださいね。

茂木さんがお掃除ノウハウを、わかりやすくまとめてくれていますよ~!

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それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。

またお会いしましょう~♪

ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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