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トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パックを従来製品と比較!使ってはいけない場所とは?

nishiyama
のぞみ
のぞみ

こんにちは!のぞみです。

今回のトイレ掃除では「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」を使っていきます。

普通の「トイレマジックリン」と比べてなにが違うのか?、成分を比べたりしながら実際にトイレ掃除をしてみようと思います!

ちなみに今回参‌考‌に‌し‌た‌の‌は、‌こ‌ち‌ら‌の‌茂‌木‌和‌哉‌(‌‌@motegikazuya‌‌)‌さ‌ん‌の‌YouTube‌動‌画‌で‌す!

目次
  1. 「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」の特徴と使い方は?
  2. トイレ掃除で使うグッズの紹介
  3. 便器内側を「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」でお掃除
  4. トイレ本体は普通の「トイレマジックリン」で拭き掃除
  5. ノズル周りは普通の「トイレマジックリン」とブラシで掃除
  6. 床と壁と便器外側を拭き掃除
  7. 放置して5分たったときの泡のようすは?
  8. 「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」の特徴
  9. まとめ

「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」の特徴と使い方は?

今回のトイレ掃除でつかう洗剤は、こちらの「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」です。

近所のお店で見かけて買ってきました!

まずはボトルを見て特徴や使い方をチェックしていきましょう。

表面には「泡もち吸着泡」「5分放置でピカピカ」とありますね。

見てすぐに放置系の洗剤というのが伝わってきます。

最近は放置するだけでこすらなくてもキレイになる!という洗剤が増えていますよね。

お風呂掃除用の洗剤で放置系のものは、30秒や1分ほど放置するものが多いです。

それと比べると「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」は5分放置ですのでかなり長めですね。

つぎは裏面を見ていきましょう。

用途は「便器内」と「消臭」のみ、真ん中のあたりに赤文字で「床や壁、便座などの拭き掃除には使用しない」と書かれています

どうやら「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」は便器の外側をお掃除することは想定されていないようですね……!

ここで普通の「トイレマジックリン」もみてみましょう。裏面をみると用途には「便器内」そして「便座・床など」とあります。

つまり普通の「トイレマジックリン」は1つあれば、トイレ全体のお掃除に使えます。

ですが「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」のほうが便器の内側にしか使えないということで……もう1本別の洗剤を用意する必要がありますね。

どうして普通の「トイレマジックリン」はトイレ全体に使えるのに、「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」は便器の内側しか使えないのでしょうか?

つぎは成分を比べてみましょう。

「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」の成分表示を見ると「界面活性剤(4% アルキルベタイン)、泡調整剤、除菌剤、金属封鎖剤」となっています。

そして普通の「トイレマジックリン」の成分は、「界面活性剤(4%アルキルベタイン)、金属封鎖剤、洗浄助剤、安定化剤」となっています。

順番や界面活性剤の種類は違いますが、なんと普通の「トイレマジックリン」と「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」は成分はほとんど同じようです!

「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」には泡調整剤と除菌剤が入っていますが、これはよく使われるものですので普通の「トイレマジックリン」にも入っていると思います。

「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」と普通の「トイレマジックリン」の大きな違いは液性です。

「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」は弱アルカリ性、普通の「トイレマジックリン」は中性となっています。

アルカリは皮脂汚れをよく落とすので、洗浄力を高めるために入れているのかなと思います。

アルカリよりにすることで使えない素材があるのか、それ以外の成分が影響しているのか……ボトル裏面を見るだけでは、「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」が便器内以外に使えない理由がわかりません。

「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」を使うかたは普通の「トイレマジックリン」も使ったことがあるでしょうし、じっくり説明書きを読まないとうっかり便器の内側以外にも使ってしまいそうですよね……!

トイレ掃除で使うグッズの紹介

話が長くなってしまいましたが、ここからは「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」を使って実際にトイレ掃除をしてみようと思います。

説明書に書かれているとおり、「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」は便器の内側のお掃除に、それ以外の場所は普通の「トイレマジックリン」を使っていきます。

そして拭き掃除はペーパータオルを使います。

スコッティファインの「洗って使えるペーパータオル」を半分にカットして、1枚はクイックルミニワイパーにセットしてもう1枚は手に持って使います。

クイックルミニワイパーはクリップ式になっているので専用シートでなくても取り付けられるんですよね〜!

そして細かいところは古歯ブラシで洗っていきます。

洗剤をちょこっと取り出すお掃除用のマグカップも用意しました。

あとはゴム手袋で、ニトリル製の使い捨てゴム手袋を用意しました。

いつも使っているのは薄手のパウダーフリータイプです。

便器内側を「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」でお掃除

それではお掃除を始めていきます!

まずは「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」の泡の出方をみたいので、試しに吹きかけてみます。

……どうでしょうか?一ヶ所にまとまるようなしっかりめの泡が出てきました。

ライオンさんの「泡ピタ」は泡が広がるように付きますが「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」は泡がまとまって出てくるような感じですね、

何分もとどまっていられるのかが気になりますが、泡がしっかりしていることでより汚れ落ちが良くなるのかもしれません。

ライオンさんの「泡ピタ」は「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」が発売されるより前に出ていて、放置するだけでキレイになる!とうたっている洗剤ですから、間違いなく参考にしていると思います。

ちなみにライオンさんの「泡ピタ」の液性は中性です。

なので便器の内側だけでなく、床や壁、トイレ本体の拭き掃除にも使えます。

「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」を便器の内側全体に吹きかけたら、5分ほど放置します。

そのあいだにトイレ本体や床や壁の拭き掃除をしていきますね。

トイレ本体は普通の「トイレマジックリン」で拭き掃除

便器の内側に「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」を吹きかけ放置しているあいだ、別の場所のお掃除をしていきます。

「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」は便器以外に使えないので、普通の「トイレマジックリン」を使っていきますね!

拭き掃除用のペーパータオルに普通の「トイレマジックリン」を吹きかけて軽くなじませたら、早速拭いていきます。

ちなみにホコリ取りはあらかじめ、ハンディモップの「ウェーブハンディワイパー超ロングタイプ」を使って取っておきました。

さきにホコリ取りをしておくことで、ホコリが絡まず拭き掃除もスムーズにできますよ。

トイレ用の洗剤は中性のものが多いんです。

たとえば「トイレマジックリン」はもちろん、ライオンさんの「泡ピタ」「まめピカ」も中性でできています。

さらにトイレメーカーさんの取扱説明書をみるとほとんどが「中性洗剤で洗ってください」と書かれているんです

そんななか、「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」は弱アルカリ性ですから汚れ落ちを重視する人には嬉しいかもしれませんね。

ですが「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」を1つ持っておけばあれこれ使える!というわけではないので、結局「トイレマジックリン」や「まめピカ」などの中性洗剤を揃えておく必要はありそうです。

トイレ横のレバーを引き上げて便座を軽く浮かせ、手を入れて奥のほうまで拭いていきます。

ノズル周りは普通の「トイレマジックリン」とブラシで掃除

つぎはウォシュレットのノズル周りを洗っていきます。

トイレメーカーさんの取扱説明書のなかで、特に注意したいのがウォシュレット周りのお掃除です。

ウォシュレットの内側には配線が通っているため、強い洗剤は使用NGとなっていることが多いんです。

なので「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」のような弱アルカリ性の洗剤もあまり使わない方がいいかもしれませんね。

今回もメインの洗剤は普通の「トイレマジックリン」、細かいところですので古歯ブラシも併用します。

お掃除用のマグカップに普通の「トイレマジックリン」をシュッシュと出したら、歯ブラシで液をとって磨いていきます。

ウォシュレットのカバーの裏面も磨いたら、水で流して水気をふき取ります。

床と壁と便器外側を拭き掃除

次はトイレの床と壁を拭いていきます。

「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」は使用NGですので、普通の「トイレマジックリン」とペーパータオルで拭いていきますね。

ペーパータオルに普通の「トイレマジックリン」をシュッシュとかけ、壁にも吹きかけたらいつも通り拭いていきます。

立って用を足す家族がいる場合は、特に汚れやすいので念入りに拭いていきましょう。

今回使っているスコッティファインの「洗って使えるペーパータオル」はかなり丈夫なので、壁紙を強めにこすっても破れません♪

つぎは便器の外側を拭いていきます。

最後は床を拭いていきます。

普通の「トイレマジックリン」はトイレの床や壁の拭き掃除だけでなく、便座の内側やガンコな汚れもある程度落とせるように作られています。

ガンコな汚れも落とせるようにするとなると、どうしても界面活性剤の濃度は濃くなってしまうんですよね。

なので普通の「トイレマジックリン」で拭き掃除をすると、お掃除後のヌルヌル・ベタベタが気になってしまうかもしれません。

終わった後に水拭きをしたり、あらかじめ水で薄めて拭く方法もありますが……おすすめはペーパータオルを濡らして使う方法ですね!

ペーパータオルを少し濡らして、あとはいつもどおり普通の「トイレマジックリン」をスプレーして使えば手間はそこまで変わらず、サラサラの拭き心地でお掃除ができますよ。

最後にワイパーからペーパータオルを外して、キレイな面で便器の手前を拭いていきます。

放置して5分たったときの泡のようすは?

あれこれお掃除しているあいだに、便器の内側に「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」を吹きかけてから5分ほど経過しました。

いまの時点の泡のようすは……全体的に泡が残っていますね!

最後は泡を流して、お掃除完了です♪

「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」の特徴

ということで今回は、「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」を使ってトイレ掃除をやってみましたが、いかがでしたでしょうか?

最後に成分を見てみたり、実際にお掃除に使ってみて気がついたことをお話していきます。

洗浄力が高い

「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」の特徴の1つ目は、なんといっても洗浄力が高いことです。

今回便器の内側のお掃除ではブラシ洗いをしていませんが、お掃除後はキレイになっていましたね。

普通の「トイレマジックリン」と「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」の大きな違いはやはり液性が大きいと思います。

普通の「トイレマジックリン」は中性でしたが、「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」は弱アルカリ性でした。

アルカリ度が高くなれば、より汚れも落としやすくなりますからね。

また「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」はかなりしっかりめの泡でしたし、密着力も文句なしでした♪

使えるのは便器の内側だけ

「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」の特徴の2つ目は使える場所が限られていることですね。

普通の「トイレマジックリン」はトイレ全体に使えるのに対し、「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」は便器の内側にしか使えません。

トイレの本体や床や壁もお掃除しようと思ったら、もう1つ別の洗剤を用意しないといけないのは少し面倒ですよね。

もしかすると、「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」を出しているのは花王さんですから、花王さんの定番商品「トイレクイックル」と一緒に使うことを想定しているのかもしれません。

気になるのは、「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」をトイレの床や壁に使うとどんなリスクがあるのか?どの成分があるから使ってはいけないのか?ですが……特に説明書きはありませんでした。

あえて違いをみつけるなら液性が弱アルカリ性なことですが、弱アルカリ程度で拭き掃除をするくらいであれば、すぐに床や壁が変色してしまうリスクもないのかなぁとも思います。

水垢や黒ずみラインは落としにくい

「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」は弱アルカリ性で洗浄力が高いとはいっても、落とせない汚れがあることは知っておきましょう!

たとえば便器のフチ裏に付きやすい尿石や黄ばみは、酸性洗浄剤でないと落とせません。

また水たまりラインにつきやすい黒ずみ汚れは、ゴシゴシこすり洗いをしたり、塩素系洗浄剤を使ったほうがラクに落ちてくれます。

普段のお掃除であれば「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」で十分かもしれませんが、ガンコな汚れであれば別の専用洗剤を揃える必要がありますね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は「トイレマジックリンこすらずスッキリ泡パック」について、成分を見たり実際にお掃除してみたり……と詳しくお話していきました。

気になる方は一度お店で手に取ってみてくださいね。

また、YouTubeチャンネル「のぞみのお掃除講座」では、お掃除にまつわるいろんな情報をお届けしています。

こちらの動画もみてもらえると嬉しいです!

さらに自分にあったお掃除法を見つけたいという方は、「汚れ落とし研究家 茂木和哉のラクラク掃除術」を読んでみてくださいね。

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それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。

またお会いしましょう~♪

ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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