リビング:フローリング

【実際に検証】床についた油性ペンの落書きを橙の雫で落としてみた!

nishiyama
のぞみ
のぞみ

こんにちは!のぞみです。

油性ペンやボールペン、クレヨンの跡、なにかがこすれた跡、黒ゴムの色移り……などなど、めったに付かないけれど落とすのが難しい汚れってありますよね。

特に小さなお子さんがいるご家庭だと、フローリングや壁紙に落書きをされたり、あちこちにシールを貼ったりと、落としにくい汚れがたくさんついてしまうかと思います。

そこで今回は、普通の洗剤では落とせないレアな汚れを「橙の雫」を使って落としてみたいと思います!

ちなみに今回参‌考‌に‌し‌た‌の‌は、‌こ‌ち‌ら‌の‌茂‌木‌和‌哉‌(‌‌@motegikazuya‌‌)‌さ‌ん‌の‌YouTube‌動‌画‌で‌す!

目次
  1. フローリングについた油性ペンの落書きは落ちる?
  2. 「橙の雫」はどんな洗剤?
  3. 5分放置したときの落書きの落ち具合は?
  4. 全体の落書きを落としてみる
  5. まとめ

フローリングについた油性ペンの落書きは落ちる?

今回メインで使っていく洗剤はこちら!「橙の雫」です。成分や特徴については、後ほど詳しくお話していきますね。

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茂木和哉の業務用洗剤

20分ほど前に、我が家のフローリングに油性ペンで落書きをしてみました。

ペンで書いてすぐだと落としやすいので、完全に乾いた状態にしてあります。

真ん中のあたりに、「橙の雫」を数滴ちょんちょんとたらします。

そして古歯ブラシでこすりましょう。早速油性ペンが落ちてきましたね。

ある程度落ちたところで、ティッシュペーパーでふき取ります。

……どうでしょうか?「橙の雫」を付けてすぐこすった程度では、うっすら油性ペンが残ってしまいました。

「橙の雫」はしばらく時間をおいておくと、より汚れが落ちやすくなります。

なのでまた数滴垂らしておいて、塗り広げた状態で数分放置しておきましょう。

「橙の雫」はどんな洗剤?

「橙の雫」を塗って放置しているあいだに、「橙の雫」の特徴についてお話していきます!

レアな汚れに強い

「橙の雫」の特徴、1つ目は「レアな汚れに強い」です。

どんなレアな汚れに強いのか、1つずつお話していきますね。

油性ペン・ボールペン・クレヨンの跡

まずは今回試している、油性ペンの跡ですね。また同じような汚れで、ボールペンの跡やクレヨンの跡もあります。

この3つはどれも、普通の洗剤では落としきるのは難しいです。

どんな素材についてしまったか?でも変わってきますが、いずれにせよ擦るだけでは落ちてくれません。

ゴムやマグネットの色移り

「橙の雫」は黒いゴムやマグネットの色移りにも効果的です。

たとえば我が家のお風呂の排水口は脚にゴムがついているのですが、よくゴムの色が排水口の周りに移ってしまうことがあります。

塩素系漂白剤でも落とせないときは、「橙の雫」を使ってゴムの色移りを落としています。

また最近は、マグネットで壁にくっつけるシャンプーボトルがありますよね。

底がヌルヌルしないのは魅力的ですが、たまに壁にマグネットの黒い色が移ってしまうことがあります。

実際に我が家のお風呂でも、ポツポツとした黒い跡がついてしまいました。

そんなときも「橙の雫」で色移りを落とすことができます!

それとフローリング床に直接タイヤを置いていると、ゴムの黒い色がフローリングに移ってしまうことがあります。

そんな色移りにも「橙の雫」は効果的です。

……ただし、フローリングといってもいろんな種類があります。

なかにはゴムの色移りではなく、ゴムによる変色、になってしまっていることもあります。

変色は素材の色自体が変わってしまっているので、「橙の雫」を含めてどんな洗剤でも落とすことができません。

フローリングには絶対ゴムを直接置かないよう、気を付けるのが一番ですね。

合皮ソファの色移り

合皮ソファを壁にべったり寄せて置いていると、壁紙にソファの色がうつってしまうことがあります。

例えば赤いソファの色が白い壁に移ってしまう、といった感じですね。

そんなときは壁紙に「橙の雫」を付けて、落としてみましょう。

また、以前白いダイニングチェアにジーンズの青い色が移ってしまったことがありました。

そのときも「橙の雫」でジーンズの色移りを落とすことができました!

プラスチックのこすれ跡

また、「橙の雫」は黒いプラスチックのこすれ跡にも効果的です。

たとえば洗濯ポールや物干竿が白くて、ハンガーが黒いものだと、ポールに黒い色がついてしまうことがあります。

そんなプラスチックのこすれ跡も、「橙の雫」で落とすことができますよ。

壁紙についたランドセルの色移り

小さいお子さんがいらっしゃるご家庭特有の汚れではありますが、壁紙についたランドセルの色移りも「橙の雫」で落とすことができます。

実際に「橙の雫」を作った茂木和哉さんも、小学生のお子さんが使っているランドセルがリビングの入口にこすれてしまったそうです。

結構目立ったこすれ跡でしたが、そのときも「橙の雫」を使って落としていましたよ~!

壁紙についた自転車の色移り

同じ壁紙だと、玄関に自転車を置いているとサドルやハンドルが壁に当たり、こすれ跡がつくことがあります。

そんなサドルやハンドルのこすれ跡も、「橙の雫」で落とすことができます。

玄関はいろんな人が出入りする場所ですし、キレイにしておきたいですよね~!

玄関タイルについたヒールの色移り

さらに玄関には、ヒールのゴムがこすれて付くことがあります。

このように靴裏がこすれてついた汚れを「ヒールマーク」なんて呼ぶそうですよ。

ヒールによる汚れもゴムによるこすれ跡と同じ汚れなので、「橙の雫」で落とすことができます。

持っておくと安心ですね♪

シールはがし・シールのベタベタ取り

最後にご紹介するのはシールのベタベタです。

お子さんがいるご家庭だと、家中あちこちにシールを貼られてしまいますよね……。

長い期間シールが貼られていてカサカサした状態になっていても、剥がそうとしてベタベタが残ってしまった状態でも「橙の雫」は効果的です。

以前、茂木さんがお子さんが持っているゲーム機に貼られていたシールを「橙の雫」を使って落としていました。

そのときの様子が動画になっているので、是非一度ご覧ください♪

天然由来の溶剤成分でできている

「橙の雫」の特徴、2つ目は「天然由来の溶剤成分でできていること」です。

「橙の雫」は洗剤の分類でいうと、溶剤に当てはまります。

溶剤にもいろんな種類がありますが、よく耳にするものだとエタノール、ベンジン、シンナー、メタノール……と、家庭で使うには危険なものも多いんです。

シールのベタベタや床や壁への落書きは、小さいお子さんがいるご家庭で付きやすい汚れですよね。

小さいお子さんがいる中で、エタノールやシンナーを使ってお掃除をするのは……なかなか怖くてできません。

ですが「橙の雫」は、主成分は天然由来の成分。リモネンというオレンジオイルが使われています。

あまり聞きなれないものかもしれませんが、みかんやオレンジなどの柑橘類の皮を絞るとでてくる、あの汁のことですよ♪

同じ溶剤でも比較的安心して使ってもらえるはずです!

リモネンが高濃度に配合

「橙の雫」の特徴、1つ目は「リモネンが高濃度に配合されている」です。

汚れを落とす主成分であるリモネンは、濃度が高ければ高いほど汚れ落ちがよくなります。

オレンジオイルが配合されている洗剤は時々見かけますが、実はあまり濃度が高くないものもあるんです。

見分けるポイントは、容器の形!

リモネンは濃度が高いと、プラスチックも溶かしてしまいます。

なのでリモネン入りの洗剤でも、プラスチックに入っている物ならそこまで濃度は高くない、と考えて問題ありません。

リモネンが高濃度の洗剤は、瓶やスチール缶といった溶けない容器に入って売られています。

「橙の雫」も瓶に入って売られているので、容器の形からもリモネンが高濃度、ということがわかります♪

5分放置したときの落書きの落ち具合は?

いろいろ話しているあいだに、「橙の雫」を付けてから5分ほど経ちました。

「橙の雫」は放置すれば汚れが落ちやすくなるはずですので、いまの状態で落書きがどれくらい落ちるか見ていきましょう!

「橙の雫」を垂らしたところを、古歯ブラシでこすってみます。

うーん……カンタンに落ちるかなと思ったのですが、あまり落ちてくれません。

ここでもっと研磨力の高い、「超人たわしZ」でこすってみましょう。

「超人たわしZ」でこすると、先ほどより少し落書きが薄くなりました。

ですがまだ完全には落としきれていませんね。

完全に落としきることは出来ていませんが、「橙の雫」を使っていない場所に比べると、落書きはかなり目立たなくなりました。

どんな素材についてしまったか、汚れがついてからどのくらいの時間がたったか、などいろんなものに左右されますが、それでも「橙の雫」を試す価値はあると思います。

全体の落書きを落としてみる

残った落書きも引き続き落としていきます。

落書き全体に「橙の雫」を付けて塗り広げ、2分ほど放置します。

2分経過して、近づいてみるとこんな感じです。

油性ペンが浮いてきて、砂鉄のようにポツポツと付いていますね。まわりにある「橙の雫」の液に吸い寄せられているような印象です。

汚れがだいぶ緩んできているので、ここで歯ブラシで磨いていきます。

スルスルと汚れが落ちていきますね。

一度ティッシュで拭き上げると、こんな感じです。まだうっすらと落書きが残っています。

ですが先ほど検証した真ん中のあたりの落書きは、他の場所に比べると薄くなっていますね。

「橙の雫」を付けて何回かこすり洗いをすれば、どんどん色は薄くなっていくようです!

引き続き、「橙の雫」を付けて時間をおき、こすり洗いを繰り返します。

検証とはいってもリビングの床なので、できるだけ汚れは残したくありません……。

「橙の雫」をたらして「超人たわしZ」でこすり、10分放置します。

10分放置後、また「超人たわしZ」でこすります。

まだ落書きが残っているので、つぎは30分で試してみます。

「橙の雫」をたらして「超人たわしZ」でこすり30分放置。放置後に「超人たわしZ」でこすります。

ティッシュペーパーで洗剤をふき取りました。

……どうでしょうか?遠目で見ればどこに汚れがあったのか分からない程度ですが、よく見るとうっすら油性ペンで落書きが残っています。

残った洗剤を「クイックルホームリセット泡クリーナー」でふき取り、今回の検証は終わりとしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はフローリングについてしまった油性ペンの落書きを、「橙の雫」を使って落としてみました。

完全に落とすことは出来ませんでしたが、ある程度は落とすことができました。

小さいお子さんのいるご家庭でも安心して使える洗浄剤ですから、1本持っておくと安心です。

みなさんも是非、チェックしてみてくださいね。

また、YouTubeチャンネル「のぞみのお掃除講座」では、お掃除にまつわるいろんな情報をお届けしています。

こちらの動画もみてもらえると嬉しいです!

さらに自分にあったお掃除法を見つけたいという方は、「汚れ落とし研究家 茂木和哉のラクラク掃除術」を読んでみてくださいね。

茂木さんがお掃除ノウハウを、わかりやすくまとめてくれていますよ~!

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それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。

ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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