お掃除情報:裏技・豆知識

油性ペンやクレヨンの落書きシールを安全にスルッと落とす方法

茂木 和哉

こんにちは!茂木和哉です。

小さな子供がいる母親の皆さま、こんなお悩みはございませんか?

例えば、
「テーブルについた油性ペンが落ちない…」
「また床にクレヨンの落書きされた…」
「シールのベタベタが簡単に取れない…」
などです。

そんなお悩みを解決できる洗剤を作りました!

それが「橙の雫」です。

created by Rinker
茂木和哉の業務用洗剤

油性ペンやボールペンは普通の洗剤では落とせません

油性ペンやボールペンがガンコなのは「油性汚れ」だからです。

油性の汚れは、界面活性剤が主成分の洗剤でもアルカリ性の強い洗浄剤でもキレイに落としきるのはとても難しいです。

塩素系や酸素系の漂白剤でもそうです。

しかし驚くほど簡単に落とすことができるものがあります。

それが「溶剤」です。

しかし、溶剤といっても色々あります。

例えばシンナーやメタノール、トルエン、塩化メチレンなどちょっと怖い様なものトリクレンの様な安全性が問題視されているものがありますが、この様な溶剤は小さな子供がいる家では使いたくないですよね。

小さな子供がいる家で使うとなると、溶剤選びで安全性がとても重要な要素です。

安全性を重視して溶剤を選ぶとなるとエタノールが一般的です。

エタノールは、お酒の成分ですし除菌剤でも食品添加物タイプのものだと食材に触接かけて除菌ができるほど安心安全な溶剤です。

しかし、油性汚れに対しての洗浄力がイマイチなのです。

エタノール濃度が高くなればなるほど洗浄力も高まりますがそれでもものたりなく、価格も高くなるので油性汚れ落とし適した溶剤とは言えません。

油性汚れに最適な洗剤とは「安全性だけでなく洗浄力も高い溶剤」と言うことになりますが、そんな理想的な溶剤が実は1つあります!

それが「D―リモネン」です。

D―リモネンとはオレンジなどの柑橘類の皮から採れる油分に含まれている成分です。

だから安全性がとても高いのですが、非常に洗浄力も高いのです。

そんなD―リモネンを高配合した洗浄剤が「橙の雫」なのです!

「橙の雫」はリモンネン高配合だから次元が違う洗浄力

D―リモンネンが入った洗剤は、実はそれほど珍しいものではありません。

でも橙の雫が特別なのは、D―リモネンの濃度がとても高いからです。

だから普通のオレンジオイル配合の洗剤では、落としきることが難しかった油性ペンやボールペン、クレヨンの汚れだって簡単に落とすことができるんです。

そして「橙の雫」ほどD―リモネンの濃度が高いとプラスチックの擦れ跡を落とすことができます。

しかし普通のオレンジオイル配合の洗剤では絶対落とすことができません。

その証拠が、容器に「プラスチック製のスプレーボトル」を使用している点です。

濃度が高い「橙の雫」をプラスチック製の容器に入れると溶けてしまいますからね。

だからガラス瓶を使っているわけです。

橙の雫で落とせる汚れ

橙の雫は、落書き落としやシールはがしだけでなく、他にも使い道があります。

一通り挙げてみますね。

・フローリングや木製家具、壁紙のボールペン、油性ペン、クレヨン
・黒いプラスチックの擦れ跡
・黒いゴムの色移り
・玄関タイルについたヒールマークやスカッフ
・シールやテープはがしやベタベタ落とし
・浴室手すりの黒ずみ
・壁紙についたランドセルの擦れ跡

実は洗浄力が強すぎて、商品ラベルの印刷まで落ちてしまってたんです。

でも今のラベルは改善されてますし、Amazonレビューで液漏れしていたとお声をいただいて点についても、現在は改善して液漏れする事はございませんので、ご安心ください。

いかがでしたでしょうか?

用途からお分かりになると思いますが、頻度よく使うものではありません。

なので1本あればしばらく持ちますし、いざという時は助かります。

置き薬のような感じで1本ご用意されてはいかがでしょうか?

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ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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