洗浄力・浸透力・泡立ちを最大化!風呂釜の汚れを根こそぎ出す洗剤の組み合わせ
60秒で読める!AI記事要約
4カ月間お手入れしていなかった風呂釜の汚れを、洗浄力・浸透力を強化した洗剤の組み合わせで徹底的に除去します。
▼使用洗剤
メインは2種の過炭酸ナトリウムを配合した「酸素の泡」200g。
酸化力強化に「オキシパレード」20g、浸透力・泡立ち強化に「無垢の泡」2gをプラスします。
▼洗浄手順
配管のフィルターを外し、穴が隠れるまでお湯を張る。
配管洗浄モードをオンにしながら洗剤を混ぜる。
2回目の配管洗浄後、そのまま3時間つけ置きし汚れを緩ませます。この間にコーキングや洗面器も掃除。
再度配管洗浄モードで汚れをかき出し、排水。
配管の穴が隠れるまで水をため、配管洗浄モードで1~2回すすぎ洗いをして完了です。
洗浄後、配管奥から大量の汚れが浮き出てくる効果が確認されました。

こんにちは!たくみです。
風呂釜って掃除しようと思っていても、ついつい後回しにしてしまいませんか?
僕も最後にやったのは4ヶ月前で……。
今回はしばらくお手入れしていなかった風呂釜を、念入りにお掃除していこうと思います。
プロじゃなくてもできる、念入り風呂釜掃除のやりかたを一緒に確認していきましょう~!
ちなみに今回参考にしたのは、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)さんのYouTube動画です!
※ここで紹介している掃除法は一例です。実践するときは、使う製品の表示や素材への影響を必ず確認し、安全に気をつけて行ってくださいね。
使う洗剤について
今回は4カ月ぶりの風呂釜洗浄となるので、とにかく洗浄力を高める洗剤の組み合わせでやっていきます。
まずメインで使うのが酸素系漂白剤の「酸素の泡」です。
「酸素の泡」は過炭酸ナトリウムだけでできている、シンプルな洗剤ですね。
その過炭酸ナトリウムにかなりこだわって作られていて、「酸素の泡」には、早く溶けるタイプの過炭酸ナトリウムと、ゆっくり溶けるタイプの過炭酸ナトリウム、と2種類の過炭酸ナトリウムが入っています。
なのでつけ置き開始から終わりまで、ずっとしゅわしゅわの酸素の泡が長く働き続けるようになっているんです!

そして「酸素の泡」の力をさらに引き上げるために、「オキシパレード」も使っていきます。
過炭酸ナトリウムの酸化力を強めてくれるアイテムで、洗浄力にもうひと押し加えてくれる感じですね。

さらに、洗剤の浸透力も高めたいので「無垢の泡」もプラスします。

配管の中は見えませんから、少しでも洗剤が奥まで届くようにしたいんですよね。
「無垢の泡」自体にも洗浄効果がありますし、「酸素の泡」と一緒に使うことでモコモコと泡が立ってくれます。
モコモコの泡になれば、配管の中の汚れにもしっかり働きかけてくれる、というわけですね!
……というように、今回は洗浄力・浸透力・泡立ちをフル活用して、風呂釜を徹底的にキレイにしていきます。どれくらい汚れが落ちるのか楽しみです!
実際に風呂釜洗浄をしてみました
配管のフィルターを外す
実際に風呂釜洗浄を始めていきます。
まず最初は、配管の穴についているグレーのフィルターを外しますね。
我が家のお風呂はTOTOのサザナなのですが、上に黒い小さなポッチがあるタイプです。
ここをラジオペンチでそっと引っ張ると、ポッチが少し浮いてきます。
そこから左に回しながら引くと……フィルターが外れてくれます!

取り外したフィルターを見てみると、やっぱりぬめり汚れがついていますね。
穴の中にもぬめり汚れがあることが多いので、風呂釜洗浄をするときはフィルターも一緒に洗うようにしています。
ただ……このフィルターを外す方法については、おそらくメーカーは推奨していないと思います。あくまで自己責任のやり方になりますので、その点だけはご注意くださいね。
バスタブにお湯をはる
では、バスタブの底の栓をして、お湯を張っていきますね。
お湯を出し始めた瞬間、配管からゴミがポロッと出てきました。
こうした汚れは、さっき外したフィルターの内側あたりに引っかかって残っていたものなんだと思います。

出てきたゴミは、いったん流してしまうほうがいいですね。バスタブの栓を開けて排水し、一度すっきりさせておきます。
もう一度バスタブの栓をして改めてお湯をためていきます。
お湯をためるラインは、配管の穴がしっかり隠れるところまで。
少なすぎると配管洗浄ができませんし、多すぎると洗浄成分が薄まってしまいますし、穴が隠れるくらい、と抑えておきましょう。
配管洗浄モードにしながら洗剤をまぜる
お湯が配管の穴の少し上までたまったら、いったんお湯を止めます。
そしてここで風呂釜洗浄モードをスタート!「酸素の泡」を200g入れていきますね。
このときはバスブラシでぐるぐるとお湯をかき混ぜながら入れていくのがポイントです。
しっかり混ぜておかないと、「酸素の泡」の粉がバスタブの底にたまってしまい、素材によっては変色の原因になることがあるんですよね。ここは丁寧にかき混ぜておきましょう。

続いて「オキシパレード」を20g入れます。目安としては「酸素の泡」の10分の1くらいの量ですね。これだけでも酸化力が一気に高まります!
さらに「無垢の泡」を2gほど加えると、泡がモコモコと立ち始めました。一気に見た目が変わりましたね~。

洗浄液ができたので、ついでに洗面器も一緒につけ置きしておきます。
バスチェアなど一緒に洗いたいものはこのタイミングで入れておいてくださいね。
いま1回目の配管洗浄モードがまわっているところです。
止まったら2回目の配管洗浄モードをオンにして、しばらく放置していきます。
2回目の配管洗浄をして3時間つけ置き
2回目の配管洗浄モードをオンにします。

せっかくですし、バスタブにある洗浄液を活用して、コーキングやバスタブまわりも軽くこすっておきましょう!
酸素系漂白剤が入っているので、ぬめり汚れがすっと落ちてくれるんですよ~。

2回目の配管洗浄が終わったらここですぐには流さず、そのまま3時間ほどつけ置きします。しばらく置いておくことで、配管内部の汚れがさらに緩んでくれるんです。
汚れが緩んだら、また配管洗浄モードで汚れを書き出し、最後にしっかりすすぎをする……という流れですね。
それではまずは3時間ほど置いておきましょう~!
3時間つけ置きしてみると?
2回目の配管洗浄モードが終わってから3時間が経ちました。
どんな状態になっているかというと……かなり汚れが出てきています!
お湯全体が白く濁っていますし、水面にも細かい汚れがたくさん浮いています。
つけ置きしていたことで、配管の奥にあった汚れがしっかりゆるんで出てきたんですね。

ここまで汚れていたなんて正直びっくりですが……ちゃんと汚れが落ちてきてくれているのが分かると達成感がありますね。
配管洗浄モードで汚れをかき出す
3時間のつけ置きがおわったタイミングで、もう一度配管洗浄モードを回していきます。
つけ置きしていたことで、配管の内側の汚れがだいぶ緩んできているはずです。ここで配管洗浄モードをまわすことで、内側の汚れが外に出てきます!

一緒につけておいた洗面器も、汚れが緩んできているので、ブラシで軽くこすり洗いをしておきます。

配管洗浄モードが終わりましたので、ここでいったん排水します。だいぶスッキリしてきた感じがしますね!
配管をしっかりすすぎ洗い
排水が終わったら、まずはバスタブ全体をシャワーの水でざっとすすいでおきます。
そのあと、リモコンの「お湯はりボタン」を押すと、最初に少しだけお湯が出て一度止まり、またお湯が出てきます。
このとき出てくるお湯は、配管の中に残っている洗浄液です。汚れが混じっている可能性が高いので、そのまま流して捨ててしまいましょう。

次に配管内のすすぎ洗いをしていきます。
配管の穴が隠れるところまで水をためて、もう一度配管洗浄モードをオンにします。
このときためるのは、お湯ではなく水で大丈夫です!
我が家のお風呂はバスタブからお湯を出してしまうと温水器のタンクが減ってしまうので……いつもすすぎ洗いはシャワーの水を使っています。

すすぎ目的の配管洗浄モードを1~2回やって、汚れがでてこなくなればOKです!
洗浄が終わったら排水して、これで風呂釜掃除は完了です。
そういえば最初に外したグレーのフィルターは、途中で洗面台で洗っておきました。
忘れず元の位置に戻しておいてくださいね!

まとめ
いかがでしょうか。今回は4カ月ぶりに風呂釜洗浄をしてみました。
「酸素の泡」は過炭酸ナトリウムだけのシンプルな洗浄剤なので、今回は効果を高めるために、専用の酸化強化剤「オキシパレード」と、浸透力をサポートしてくれる「無垢の泡」を少し加えてみました!
洗浄力・浸透力・泡立ちをパワーアップさせる組み合わせで、配管の奥からしっかり汚れが出てきましたね。
本当は風呂釜洗浄は2ヶ月に1回くらいやっておきたいのですが……つい忘れてしまうことも多いと思います。
僕もこまめにできているほうではないのですが、1~2カ月の頻度でこまめにお掃除できているのであれば、そこまで汚れもひどくならないので、「酸素の泡」だけでも十分キレイになるはずです。
ですがつい後回しにしてしまった……という人は、今回の念入り掃除のやり方を参考にしてみてください。
手間はそんなに変わらないのに、洗浄力はバツグンですよ~!
また、YouTubeでは汚れ落としのコツを紹介する「茂木流掃除講座」と、掃除のやる気が出る「整える暮らし編」を配信しています。こちらの動画もみてもらえると嬉しいです!
さらに自分にあったお掃除法を見つけたいという方は、「汚れ落とし研究家 茂木和哉のラクラク掃除術」を読んでみてください。
茂木さんがお掃除ノウハウを、わかりやすくまとめてくれていますよ~!
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。またお会いしましょう~♪


