のぞみの記事

これであなたも洗剤マニア!?ライオンのお風呂用洗剤の歴史を徹底解説!

のぞみ

こんにちは、のぞみです。

今回はウィキペディアを見ながら、ライオンから出ているバスクリーナーの歴史について解説をしていこうと思います。

ライオンのバスクリーナーといえば、「おふろのルック」と「バスタブクレンジング」が有名ですよね。

もうひとつの大手メーカー、花王「バスマジックリン」とのせめぎあいがそこには隠れているんです……!

一般家庭向けバスクリーナー「バスルック」発売開始

ライオンからは1976年にバスクリーナーの第1号「バスルック」が発売されました。

花王の「マジックリン」の発売開始が1973年なので、その3年後になりますね。

1976年の日本は高度経済成長期のまっただなか。

それまでは自宅にお風呂がなく、銭湯に通う人が多かったのですが、高度経済成長を経てお風呂のあるおうちに暮らすようになりました。

一般家庭でもお風呂を掃除するようになり、バスクリーナーのニーズが高まったんですね!

ここで注目したいのが、「バスルック」の液性です。

当時の「バスルック」は、なんと液性が弱酸性なんです!

いま市販されているバスクリーナーはほとんど、中性か弱アルカリ性で出来ていますよね。

酸性のバスクリーナーは、わたしは「お風呂用ティンクル」「なまはげお風呂用」くらいしか見かけたことがありません。

酸性にすると水垢や石鹸カスへの洗浄力が高くなります。もしかすると「バスマジックリン」よりも汚れ落ちがいいものを!というライオンの想いがそうさせたのかもしれませんね。

ちなみにいま、バスクリーナーで酸性をあまり見かけないことには日本の気候も関係しているのかなと思います。

高温多湿の日本はカビが生えやすいので、カビ取り剤を使う人が多いんです。

でも酸性洗剤とカビ取り剤は「混ぜるな危険!」。うっかり事故が起きてしまわないように、大手メーカーでは酸性のバスクリーナーは作らないようにしているのかもしれませんね。

改良を重ね、価格も改定

引き続きバスクリーナーの歴史を見ていきましょう。

1989年にライオン「ルックおふろの洗剤」が発売されました。「バスルック」から商品名が変わりましたね。

その後「ルックおふろの洗剤」は、1994年から2001年にかけて4回も改良をしています。ここは洗剤の精度を高めていった時期ですね。

やっぱり3年早く出た、花王「バスマジックリン」の存在は大きかったのでしょう……!

良いものを早く作りたい、という気持ちが伝わってきます。

1999年に「ルックおふろの洗剤」はつめかえ用の価格改定をしています。

値段が高くなったのか安くなったのかはわかりませんが、おそらく安くなったのではないでしょうか。

ここは想像ですが……改良を繰り返して「バスマジックリン」と並ぶくらい売れるようになっていった。たくさん売れれば大量生産ができるので、コストを抑えることができますよね。

「安く作れるならたくさん作って安く売ろう!」ということで価格改定をしたのではないかな、と思います♪

パッケージデザイン・容器の変更

そして「ルックおふろの洗剤」は1999年、2001年、2002年の3回、パッケージのデザイン変更をしています。

中身の改良を重ねて、やっと満足のいく配合成分ができたのでしょう。次は外側のパッケージを変えていったんですね。

2003年には幅広スプレー採用と、スプレーノズルの形がリニューアルされています。

ノズルは2006年にもラッパ状スプレートリガーが採用されています。

一回で広い範囲にスプレーできるようになったことで、わずかではありますが時短になりますよね!

ここまで容器にこだわることができるのって、大手メーカーさんだからですよね。

小さいメーカーではなかなかお金をかけてオリジナルのボトルを作れない、と茂木さんが話していました。

2004年には泡の密着性向上、「おふろのルック」に商品名変更とあります。

「おふろのルック」も「バスタブクレンジング」も、ライオンのバスクリーナーは壁面への泡の密着力が本当に高いんですよね……!

これは20年近く前から変わらずなんですね~。

いろんな香りで発売

ここまでの流れを見ると、まずは中身の改良、そしてデザインの変更、最後に泡の密着力やスプレーノズルなど使いやすさの改良、という順番のようです。

2004年以降は、また少し違った流れが出てきました。

2005年にはスカッシュレモンの香り、2007年にはゆずの香り、2009年から2012年には、バレンシアオレンジ、もぎたてピーチ、マスカット……とおいしそうな名前の香りがたくさん出ています。

もうこれ以上改良するところはないから香りを変えて販売したのか、香りがブームになった時代だったのかなぁと思います。

界面活性剤の量が2倍に

2008年には界面活性剤LASの量が2倍になりました。

LASとは直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムという合成界面活性剤です。

アニオン界面活性剤で非常に洗浄力が高いものです。

環境への負荷が大きく、お肌への刺激も強めなので、世間からのイメージはあまりよくないんですよね。

LASを使っている洗剤は減っていますし、バスクリーナーでLASを使っているのは、大手メーカーではライオンだけだと思います。

そんななか使用量を2倍にしているのは思い切った判断ですし、そうしてでも洗浄力を強くしたい!ということなんでしょうね。

2倍となると気になるのが原価ですが、ライオンではLASを自社で作っているそうなので、そこまで原価アップにはなっていないのかなぁ、と思います。

こすらず洗える!バスタブクレンジング発売開始

そして2018年には「バスタブクレンジング」が発売されました。

ルックの商品名は残したままですが、主成分の界面活性剤が変わっています。

「バスタブクレンジング」で使っている界面活性剤は、ポリオキシエチレンアルキルエーテルというノニオン界面活性剤。環境への負荷も少なく、お肌への刺激もマイルドなものです。

そのぶん洗浄力が落ちてしまうのですが、世の中の流れを受けているのかもしれませんね。

そして驚くことにこの「バスタブクレンジング」は、バス用洗剤でのシェア率6割超えという、大ヒット商品になったそうです!

これには花王「バスマジックリン」も黙ってはいられませんよね~!対抗するかのように、2021年には花王から、こすらず洗える「バスマジックリン エアジェット」が発売開始されました。

また2020年にはライオンから、除菌が注目されるようになった世間のようすも踏まえて、除菌もできる「バスタブクレンジング銀イオンプラス」が発売されました。

これからどんな洗剤が出てくるのか?そして大手2社のバスクリーナー闘争はこれからどうなっていくのか?注目していきたいですね~♪

まとめ

というわけで今回は、ライオンから出ているバスクリーナーの歴史について解説していきました。

成分だけでなく、パッケージやノズル、香りといろんなものを変えていることが分かりましたね。

購入するわたしたちも、リニューアルしたよ!と聞くとついつい手に取ってしまいますからね。

これからどんな動きがあるのか、楽しみになってきました♪

きょうの話も、さっそく弟のたくみに話してこようかなと思います!

それでは、ここまで見てくださりありがとうございました。またお会いしましょう~♪

汚れ落とし研究家
茂木和哉@motegikazuya
独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。 現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし歴27年で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除術」は、チャンネル登録数27万を超える。
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