のぞみの記事

【大人気!】花王(kao)のお風呂用洗剤「バスマジックリン」を掃除のプロが完全解説!【掃除術】

のぞみ

こんにちは!のぞみです。

皆さんは、普段使いのバスクリーナーに何を採用していますか?


多くの洗剤メーカーが、更に多くのバスクリーナーを販売していて、どれを買ったらいいのか迷われる方も多いでしょう
今回は流通しているバスクリーナーの中でも人気が高いと思われる、花王(kao)の「バスマジックリンシリーズ」について、種類別に取り上げます!
是非最後まで読んでいってくださいね♪

因みに参考にするのは…
これらの茂木和哉(@motegikazuya)のYouTube動画です↓

なお本記事のサムネイルでは「バスマジックリン 完全解説 前編」と紹介がありましたが、後半の動画も参考にした内容となっておりますのでご安心くださいm(__)m

黄色のマジックリン

まず紹介するのはマジックリンシリーズの中でも最もポピュラーな黄色のタイプです!

(画像引用:「花王|製品カタログ|バスマジックリン 泡立ちスプレー [本体]」2021年11月10日確認)

では公式サイトに記載されている成分や謳い文句などを元に、その洗浄力や安全性について考えてきましょう♪

入っている成分

公式サイトによると、黄色のバスマジックリンに入っている成分は…、
— 工程剤
ブチルカルビトール — 泡調整剤
アルキルベタイン — 界面活性剤
エチレンジアミン四酢酸ナトリウム — 金属封鎖剤
ポリオキシエチレンアルキルエーテル — 界面活性剤
塩化ベンザルコニウム — 界面活性剤/除菌成分
クエン酸ナトリウム — 金属封鎖剤
純石けん分(脂肪酸ナトリウム) — 界面活性剤
香料 — 香料
着色剤 — 着色剤
(向かって左側が「成分名称」、右側が「機能名称」)
の10種類となっています!

(引用:「花王|製品カタログ|バスマジックリン 泡立ちスプレー 成分情報」2021年11月10日確認)

またパッケージの裏にある成分表示には…、
界面活性剤(6% アルキルベタイン)
泡調整剤
金属封鎖剤
と表記があり、液性は中性
またスタンダードなスプレータイプの正味量は380mlとなっています

掃除のプロによる考察

この成分表示を見て、掃除のプロである茂木さんは以下の3つを考察ポイントとして…、
配合されている4種類の界面活性剤について
配合されている2種類の金属封鎖剤について
配合されている泡調整剤について
を挙げています!

初めに4種類も配合されている界面活性剤についてです
まずパッケージの裏にも記載のある「アルキルベタイン」という成分は、両性界面活性剤であり非常に安全性が高いです
またこの成分は「ウタマロクリーナー(東邦)」や「ホームリセット泡スプレー(花王)」にも含まれており、さらに新型コロナウイルスへ有効とされています(参考:下記の記事)

その他の界面活性剤でいうと、ノニオン界面活性剤である「ポリオキシエチレンアルキルエーテル」や、アニオン界面活性剤である「純石けん分」は、いずれも安全性が高いです
ただ「塩化ベンザルコニウム」に関してはカチオン界面活性剤という分類であり、他の3つに比べると安全性では一歩劣ります
しかしこの成分は刺激が強い分、除菌効果が期待できるなど良い部分もあります

次に2種類の金属封鎖剤についてです
そもそもこのようなクリーナーに含まれる金属封鎖剤の主な役割は、水道水に含まれるミネラル分が結合し、汚れがガンコになるのを防ぐこととなっています
ミネラル分(金属)が繋がる(鎖)のを防ぐ(封)」から、金属封鎖剤です
よって一応薄い水垢などにも効果があると思われますが、あくまで予防する成分であるため、汚れ落としという点ではあまり期待しない方がよいでしょう


また具体的な成分については「エチレンジアミン四酢酸ナトリウム」に注目したいです
こちらは「EDTA」や「エデト酸」などと呼ばれる有機キレート剤となっています
おそらくですが、水道水のミネラル分による汚れ予防だけでなく、ミネラル分が合成界面活性剤に与える影響を抑え、本来の洗浄力を維持する役割もあるでしょう

これらに加え、「泡調整剤」によって必要最小限の泡立ちに抑えつつ、すすぎ性を向上していると考えられます

では最後に黄色のバスマジックリンについて簡単にまとめると…、
まず含まれている界面活性剤は安全性が高いものが多く、配合量も少なめ
また金属封鎖剤は水垢の予防をしつつ、マジックリン本来の洗浄力が落ちないようにする役割もあるようです
その上泡調整剤によってすすがれやすさが高く、花王が謳っている「マジック泡」の泡切れの早さはこれらに起因するのかもしれません!
これにより「マジック泡」の高い洗浄力が維持されているのでしょう♪

バスマジックリン SUPER CLEAN

次に紹介するのは「マジックリン SUPER CLEAN(以後「スーパークリーン」と表記)」です!

(画像引用:「花王|製品カタログ|バスマジックリン 泡立ちスプレー SUPER CLEAN 香りが残らないタイプ [本体]」2021年11月10日確認)

このシリーズには「アロマローズの香り」や「グリーンハーブの香り」などの香りがあるものから、「香りが残らないタイプ」まであり、好みによって使い分けができます
ではこのスーパークリーンの成分表を元に、洗浄力や安全性について考えていきましょう♪

入っている成分

公式サイトによると、スーパークリーンに入っている成分は…、
— 工程剤
ブチルカルビトール — 泡調整剤
アルキルベタイン — 界面活性剤
エチレンジアミン四酢酸ナトリウム — 金属封鎖剤
芳香族アルコール — 除菌剤
硫酸塩 — 粘度調整剤
塩化ベンザルコニウム — 界面活性剤/除菌成分
グリコールエーテル — 安定化剤
純石けん分(脂肪酸ナトリウム) — 界面活性剤
クエン酸ナトリウム — 金属封鎖剤
香料 — 香料
(向かって左側が「成分名称」、右側が「機能名称」)
の11種類となっています!
なおこちらは「香りが残らないタイプ」の成分情報ですが、他の2種類に関しても書かれている成分名称・機能名称は、その順序も含めて同じでした
よって香料がそれぞれ異なっているものの、基本的な性能は同じと考えて良いでしょう

(引用:「花王|製品カタログ|バスマジックリン 泡立ちスプレー SUPER CLEAN 香りが残らないタイプ 成分情報」2021年11月10日確認)

またパッケージの裏にある成分表示には…、
界面活性剤(6% アルキルベタイン)
泡調整剤
金属封鎖剤
除菌剤
粘度調整剤
安定化剤
と表記があり、液性は中性
また黄色のマジックリンと同じく、スタンダードなスプレータイプの正味量は380mlとなっていました

掃除のプロによる考察

これら成分表示、そして先程紹介した黄色のマジックリンとの比較の結果、ポイントとすべきは…、
配合されている2種類の除菌成分について
着色料・粘度調整剤・安定化剤の有無について
配合されている界面活性剤の数について
の3点でしょう!

初めに「除菌成分」についてですが、黄色のバスマジックリンにも入っていた「塩化ベンザルコニウム」に加え、スーパークリーンには「芳香族アルコール」が含まれています
もちろんそれぞれの成分の配合量にもよりますが、効果のある成分が1つ多く入っていることからも、スーパークリーンの方がより除菌効果は期待できそうです

またスーパークリーンには「着色料」が入っていない代わりに、「粘度調整剤」と「安定化剤」が入っています
まず着色料が入っていない分、素材に色移りする恐れがなく、その点安心だと言えます
そして粘度調整剤と安定化剤について、前者は泡の状態を変え、密着力を上げる役割、後者は成分が変わったことによって洗剤が分離するのを防ぐ役割のため、それぞれ配合されたものだと考えられます

最後に「界面活性剤」の種類ですが、配合量こそ大差ないものの、スーパークリーンには3種類しか配合されておらず、黄色のマジックリンに入っていた「ポリオキシエチレンアルキルエーテル」が入っていません

バスマジックリン デオクリア

最後に紹介するのは「マジックリン デオクリア(以後「デオクリア」と表記)」です!

(画像引用:「花王|製品カタログ|バスマジックリン デオクリア [本体]」2021年11月10日確認)

なおこの商品は2021年3月22日をもって生産終了しているため、現在ではお買い求めしにくいでしょうが、比較のため今回は取り上げることとします
ご了承くださいm(__)m

入っている成分

公式サイトによると、スーパークリーンに入っている成分は…、
— 工程剤
ブチルカルビトール — 泡調整剤
アルキルベタイン — 界面活性剤
エチレンジアミン四酢酸ナトリウム — 金属封鎖剤
芳香族アルコール — 除菌剤
ポリオキシエチレンアルキルエーテル — 界面活性剤
塩化ベンザルコニウム — 界面活性剤/除菌成分
クエン酸ナトリウム — 金属封鎖剤
純石けん分(脂肪酸ナトリウム) — 界面活性剤
香料 — 香料
(向かって左側が「成分名称」、右側が「機能名称」)
の9種類となっています!

(引用:「花王|製品カタログ|バスマジックリン デオクリア 成分情報」2021年11月10日確認)

またパッケージの裏にある成分表示には…、
界面活性剤(6% アルキルベタイン)
泡調整剤
金属封鎖剤
と表記があり、液性は中性
また今までの2種類と同じく正味量は380mlです

掃除のプロによる考察

これら成分表示を元に考慮すべきポイントは…、
黄色のバスマジックリンとの違いについて
消臭効果について
の2点でしょう!

まず、最初に紹介した黄色のバスマジックリンとの比較ですが、表記を見る限りあまり違いがないように思えます
含まれている界面活性剤の数も種類も同じで、他の成分に関してもほとんど同じです!
違うところは「着色料が配合さているかどうか」くらいでしょう

しかしこのデオクリアには「消臭力が高い」という謳い文句があります
ただ黄色のバスマジックリンと成分表示の上ではあまり違いが見受けられないため、これに関しては香料で差別化している可能性があると思われます!
嫌な臭いをマスキングするような香料を配合することで、消臭力を高めているということですね♪

まとめ

いかがでしたか?
今回は人気お風呂用洗剤「バスマジックリンシリーズ」について、いくつかの商品を例に挙げて、その洗浄力や安全性を考察してきました!

まとめていて感じたことは、やはりどの洗剤も安全性が高いということです!
それは含まれている界面活性剤の種類や液性によって判断されます

例えばLION(ライオン)から出ている「おふろのルック」は、液性こそ中性であるものの、含まれている界面活性剤が「直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム」というものになっています
この界面活性剤は洗浄力が高い分、刺激も強く、安全性という面では一歩劣る印象です…
同じくLIONの「バスタブクレンジング」に関しては、配合されている界面活性剤こそポリオキシエチレンアルキルエーテル(安全性が高い)であるものの、液性は弱アルカリ性です
またジョンソンの「バスフリー」に至っては、液性がアルカリ性となっており、洗浄力は高いものの、やはり安全性ではマジックリンに分があるでしょう

なおこれら4つの人気バスクリーナーについて、洗浄力、そして泡の密着を比較した記事もありますので、それぞれ下にリンクを貼っておきます
気になる方は是非お読みくださいm(__)m

ではご精読ありがとうございました!
またお会いしましょう♪

汚れ落とし研究家
茂木和哉@motegikazuya
汚れ落とし一筋24年。掃除が得意な洗剤開発者。 自分で作った洗剤を、秋田にいながらパソコン1つで情報発信を始め、現在は全国のお店に並ぶまでに。 自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」は、150万本以上販売。 洗剤の製造販売の他に、YouTubeとSNSで掃除術を日々発信中。
\ Follow me /