お悩み相談

「ウタマロ石鹸」と「ブルースティック」衣服の泥汚れ落としにどっちがおすすめ?

のぞみ

こんにちは!のぞみです♪

「公園で遊んだら洋服まで泥だらけ・・・」

「保育園の汚れものに砂がついてて洗うのが大変」

「部活のユニフォームの泥汚れが落ちない!」

などなど泥汚れに頭を悩ませている子育て中のお母さんも多いのではないでしょうか。

今回はそんな泥汚れの落とし方について分かりやすく解説している動画を紹介していきたいと思います!

Peingの質問箱に寄せられたご質問に回答していく人気シリーズ「茂木和哉のお悩み相談室」♪

今回も一緒に学んでいきましょう!

参考にするのは、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)のYouTube動画です↓

泥汚れを落としにはウタマロ石鹸?ブルースティック?それとも・・・?

質問者さん

こんにちは!

いつもYouTubeを楽しく拝見しております。

子どもが通っている幼稚園は、おもいっきり泥んこ遊びをさせてくれるのですが洗濯が大変です。

最初はウタマロ石鹸を使っていたのですが、今は刑務所作業品のブルースティック(横須賀)の方が汚れ落ちが良い様な気がして使っています。

実際にどちらの方がおすすめですか?

また、他にオススメの洗剤や方法がありましたら教えてください。

よろしくお願いします。

茂木和哉

泥汚れのことならお任せください!

今回は泥汚れのご質問ですが、泥汚れ専用洗剤を作ったことがあるため実は泥汚れに関して詳しいです。現在は製造していない商品なのですが、専用洗剤を作った経験から泥汚れの落とし方について解説していきますね。

では早速ご質問にあるウタマロ石鹸とブルースティックのどちらが泥汚れを落とすのにオススメかというところからお答えしていきます。

実は、ウタマロ石鹸とブルースティックどちらも存在は知っているものの、ちゃんと使ったことがないため、ネットで成分をみて比較しながら考察していきたいと思います!

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ウタマロ石鹸の成分

ウタマロ石鹸の成分は

  • 純石鹸分98%(脂肪酸ナトリウム)
  • 蛍光増白材

この成分を見たところ、ウタマロ石鹸には蛍光増白材が入っているので、良い感じに白くなりそうなことが予想されます。

皆さん泥汚れを落とすときには、石鹸でゴシゴシ洗っているかと思いますが、泥汚れって完璧に落すことが難しい汚れですよね。

それにはちゃんと理由があります。

実は、石鹸や洗剤も漂白剤も、直接泥汚れを落とすことができないんです。

でも石鹸で泥汚れが落ちるのはなぜ???

なぜ石鹸で落ちるかというと、ゴシゴシ落とす=物理的洗浄で落としているとうことです。石鹸をつけないとゴシゴシ洗う時に滑らなくて洗いにくいですよね。

石鹸で落ちるのは成分による作用ではなく、石鹸を使うことでゴシゴシ洗いがしやすくなるという石鹸の間接的な働きで泥汚れが落ちているということです。

洗濯機で洗う場合においても同様で、洗濯機+洗濯洗剤である程度泥汚れが落ちるは、どちらかというと洗濯機の働き=洗濯機の物理的洗浄で落ちているというのが強いんです。

洗剤も漂白剤も石鹸も直接的には泥汚れに働かないためゴシゴシ洗っていても残ってしまうものの、ウタマロ石鹸で洗うとキレイに見えるのには蛍光増白材の働きが関係しています。

蛍光増白材が入っていることで、残った茶色い汚れに青色の染料を上乗せして、太陽光が当たったときに青白く見えることで、残った汚れが目立たなくなるという働きがあります。

汚れが残っていても見た目としては白くなるということです。

しかし蛍光増白材の作用はデメリットもなります。

泥汚れに対して蛍光増白材は、生地に残っていて初めて意味を成すので、洗剤残りしてしまいます。洗ったあとに洗剤が残っていなければ、白く見せる染料の効果がないので、必ず洗剤が残っている必要があるのです。

肌が弱くまたは、肌機能が未熟な小さなお子さんの場合、残った蛍光増白材はお肌に対して少なからず影響があります。

肌が弱いお子さんに使う際には、上着とか直接肌があたらない所であれば影響は少ないと思いますが、直接肌があたる肌着などへの使用には注意が必要です。いずれにしてもお子さんへの使用には細心の注意を払いましょう。

ブルースティックの成分

ブルースティックの成分は次の通りです。

  • 脂肪酸ナトリウム
  • LAS
  • 脂肪酸アルキロールアミド
  • 除菌剤
  • ケイ酸塩
  • 香料

脂肪酸ナトリウムは固形石鹸には必ず入っている成分です。

先ほどのウタマロ石鹸にも98%入っていましたね。

LASは「ラス」と言われるアニオン界面活性剤で、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムといわれるものです。

若い方は分からないかもしれませんが、ママレモンという台所洗剤に使われている界面活性剤です。

脂肪酸アレキロールアミドは、脂肪酸アルカノールアミドという名前が非常に似ている界面活性剤があります。

脂肪酸アルカノールアミドはノニオン界面活性剤とう安全性が高い界面活性剤なので、脂肪酸アレキロールアミドも同じものなのかなと思います。そうだとしたら安全性が高い界面活性剤だと思います。違っていたらすみません。

そして除菌剤のほかに、アルカリ剤のケイ酸塩が使われています。

アルカリ剤と2種類の界面活性剤が入っているので皮脂汚れや汗の汚れもよくおちると思います。

皮脂でも汗でも黒くなるので、泥汚れで黒くなる原因は一通りカバーできる内容になっています。

どちらが良いの?

ウタマロ石鹸とブルースティックのどちらが良いかという話ですが、成分的にはどっちもどっちですね。

ブルースティックの方は石鹸以外にも合成界面活性剤が2つ入っていたり香料など色々と入っていたりするので、シンプルとは言い難い作りです。そのため、どちらかというと余計な物が入っていないシンプルな石鹸を使いたいという方には、不向きかなと思います。

反対に、ウタマロ石鹸は脂肪酸ナトリウムと蛍光増白材のみで作られているとてもシンプルな石鹸です。しかし蛍光増白材に対して良いイメージを持っていない人も多くいますよね。特に小さなお子さんに使うとなると抵抗がある方もいますので、色々な成分が入っているものと、成分はシンプルだけど蛍光増白材が入っているもののどちらが良いかを天秤にかけて判断していくようになってくるかと思います。

ウタマロ石鹸に含まれている蛍光増白材と、ブルースティックに含まれているLASとうい界面活性剤は、界面活性剤の中でも刺激が強い界面活性剤と言われています。

ウタマロ石鹸とブルースティックで比較するとしたら、ブルースティックの場合は、蛍光増白材と違ってしっかりすすげば洗剤残りはしません。しかし、蛍光増白材の場合は残さないと意味がないので、蛍光増白材の方が皮膚に触れるリスクが高くなります。

しかしながら、どうしても泥汚れを白くしたいというお母さんの気持ちを考えるのであれば、蛍光増白材やLASなどの界面活性剤を使うのはアリだと思います。

他の子どもたちと比べた時に自分の子どもだけがうっすら茶色い服で寂しい思いをさせるんだったら、とにかく真っ白に仕上げたいというお母さんもいるでしょう。

いずれにしても、どんな洗剤、どんな原料でも必ず良い所と悪い所があるので、メリットを取るのかデメリットを取るのかは使う人次第でもあります。

茂木和哉

成分の面から説明させてもらいましたが、ご質問者さんがブルースティックの方が汚れ落ちが良いように感じているということであれば、そのままブルースティックを使い続けて良いと思いますよ。

泥汚れを落とす方法とオススメ洗剤は?

泥汚れの落とし方

服に泥汚れがつきやすい状況というのは、砂や土が少し濡れている状態ですよね。そのため洗濯物に泥がついている場合は、砂や土が濡れている状態が多いと思います。

そのため、そのまま洗濯するのではなく一回乾かしてから洗濯へ進むようにしましょう。

洗濯する前に乾かして刷毛で払うことである程度砂や土が取れていきます。

ちょっと面倒だし、時間はかかるかもしれませんが、替えが上手くきのであれば、そのひと手間を加えてから洗った方がキレイになるので試してみてください。

オススメ洗剤は?

オススメ洗剤は泥汚れ落とし専用の洗剤です。

冒頭でも少しお話した私が作った洗剤(「茂木和哉」泥汚れ落とし)は現在は製造中止になっていますが、この茂木和哉泥汚れ落としのような専用洗剤がオススメです。

石鹸や洗剤、漂白剤などでは泥汚れが落とせないと話していたような・・・洗剤では落ちないんじゃないの?

泥汚れというのは不溶性の汚れなので、たしかに石鹸や洗剤、漂白剤などの洗剤は効きません。

泥汚れは、生地の中に土や砂が入ってしまう汚れであり、洗剤の成分によって解けたり分解するような汚れではないからです。

しかし、泥汚れ専用洗剤は、物理的にゴシゴシ洗う以外の方法で泥汚れを簡単に落としてくれます

例えば生地の繊維の隙間に汚れが入っている場合に、繊維が緩むと汚れが落ちやすくなります。このように繊維に働きかけて緩める作用がある「繊維分解酵素」という酵素を入れることで繊維の隙間を作ります。

そんな酵素なんてて使って大丈夫かしら?

使っていくうちに繊維がボロボロになってしまうこともあるのでは?

繊維が使っていくうちにボロボロになってしまうことなど酵素を使用することに対して心配になる人もいますが、そんなことはないので安心してください!

むしろ毛羽立ったものも落ちるのでキレイになります。

産毛のようなものがキレイに取れて逆にきれいになるので、そこの心配はありません。

そしてもう1つ、繊維に入り込んだ泥汚れを引っ張り出してくれる分散剤というのが入っているのも特徴です。

分散剤の働きとは?

バケツに泥汚れの洗剤を入れて、溶いて洗浄液を作り泥で汚れた衣類を入れます。

洗浄液に入れると分散剤の働きによって、縫い目に入った泥たちが洗浄液の方に引っ張られるように出てきます。

洗浄液に入れて衣類をゆすると泥が出ていくので、衣類を洗浄液から出すと泥汚れが取れた状態になります。

酵素で繊維を引き離しやすくして、分散剤で土や砂を引っ張ってくる働きでキレイにする仕組みです。

代表的な分散剤=リン酸ナトリウム

最も代表的な分散剤は、リン酸ナトリウムです。

オールマイティに汚れに効く成分で、原料の価格も安く、ひと昔前はよく使われていました。

しかし1970年代80年代に、有リン洗剤は環境に悪いということで使われなくなってしまいました。

でもそのリン酸ナトリウムはすごく効きが良いものなんですよね。

今はリン酸ナトリウムは使われなくなりましたが、一般的な泥汚れ専用洗剤の多くはリン酸ナトリウムが使われています。

ただ、今の時代にとっても有リン洗剤は悪いものなのかというと私はそう思っていません。

昔は下水もなく直接河川に放流されていたので、リン酸ナトリウムの影響を受けるような状態だったのですが、今は下水処理場で処理されているのでリン酸ナトリウムが入った汚水でもそこまで環境に影響はないと思っています。

泥汚れ専用洗剤を使って更にゴシゴシ洗いと併用すると効きがよくなるので、洗剤に漬けた後は軽めにでも良いので擦り洗いをすることおススメしています!

茂木和哉

ゴシゴシせずに、軽く揉み粗いする程度でもキレイになるのでオススメです

まとめ

いかがでしょうか。

悩ましい泥汚れの仕組みも分かり、明日からの洗濯も無理なくできそうですね。

私は「茂木和哉」シリーズの泥汚れ専用洗剤を試してみようかと思います!

皆さんもご自分に合った洗濯方法を見つけて下さいね♪

それでは最後までご精読ありがとうございました。

またお会いしましょう!

汚れ落とし研究家
茂木和哉@motegikazuya
汚れ落とし一筋24年。掃除が得意な洗剤開発者。 自分で作った洗剤を、秋田にいながらパソコン1つで情報発信を始め、現在は全国のお店に並ぶまでに。 自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」は、150万本以上販売。 洗剤の製造販売の他に、YouTubeとSNSで掃除術を日々発信中。
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