拭き掃除洗剤で落ちない汚れにオススメな洗剤は?

こんにちは!のぞみです。
「茂木和哉のお掃除お悩み相談室」は、お掃除や洗剤など、汚れ落としに関わるお悩みに、茂木和哉さんがお答えしていくコーナーです。
それでは今回も早速、茂木さんと一緒にお掃除お悩み相談室に届いたお悩みをご紹介していきます!
ちなみに参考にしたのは、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)さんのYouTube動画です!
拭き掃除で落ちない汚れはどうすれば?
さっそく1つ目のお手紙です。
『白いテーブルの上についたお茶やコーヒーの汚れが落ちません。
どうやったら汚れ取れますか?』
とのことです。
わたしも、うっかり飲み物をテーブルにこぼしてしまうことあるんですよね……。茂木さん、こちらはいかがでしょうか?
白いテーブルの素材が気になりますね、なんでしょうか。
でもお茶やコーヒーの汚れは漂白剤に弱いので、基本的には漂白剤で落とすことができると思います。
変質化して別の汚れになっているとかでなければ大丈夫だと思いますよ。
漂白剤とは具体的にどのような洗剤になるのでしょうか?
漂白剤といえば、塩素系漂白剤と酸素系漂白剤の2種類があります。
塩素系漂白剤のほうが効き目が強いので、そのぶん素材にも影響が出やすいです。
ですのでまずは先に、酸素系漂白剤を試してみてください。
まずは酸素系漂白剤ですね!あまりなじみがないのですが、どのようなものがありますか?
わたしがおすすめな酸素系漂白剤は、花王の「ワイドハイターEXパワーガンコなシミ用」です。
※「ワイドハイターEXガンコなシミ用」はリニューアルされ、商品名が「ワイドハイター クリアヒーロー ラク泡スプレー」と変わりました。
わたし自身、ずっと愛用し続けています。
本来は衣類用の部分漂白剤で、部分的にシミがついたところにシュっとかけてから洗濯する、というものです。
ですがわたしは衣類の漂白剤として使ったことはありません。
壁紙やソファなどの掃除に使っていますね。
お子さんがいるご家庭は、持っていて絶対損はしないと思いますよ。
ソファに子どもたちがジュースや食べ物を落としてしまったりとか、壁紙のクロスに食べ物汚れがついてしまったりとか、チョコレートがついた手でカーテンに触ってしまったとか……。
そうった、なかなか丸洗いができない、場所の掃除用として使っています。
衣類用の洗剤をお掃除に使っているんですね。そんなに便利なんですね!
酸素系漂白剤の種類について
花王の「ワイドハイターEXパワーガンコなシミ用」はとても便利で、しかも珍しい洗剤なんですよ。
酸素系漂白剤には、粉末タイプと液体タイプがあります。
粉末は主に過炭酸ナトリウム、液体は過酸化水素水で出来ています。
どちらかというと、粉末の過炭酸ナトリウムのほうが一般的ですね。
過炭酸ナトリウムは、ナチュラルクリーニングとしてもご存じの方もいらっしゃるかと思います。
過炭酸ナトリウムは、「オキシクリーン」をはじめ、茂木和哉シリーズ「シミ抜き漂白剤」、「浸け置き皮脂汚れ落とし」でも使用しています。
過炭酸ナトリウムはきいたことがあります!酸素系漂白剤にあてはまるんですね。
花王の「ワイドハイターEXパワーガンコなシミ用」は液体のスプレータイプですが、実は液体タイプの過酸化水素水はあんまり売っているのを見かけません。
液体タイプの酸素系漂白剤は作るのが難しいんですよね。
それなりの設備が必要なので、大手しか出していないんです。
ましてやスプレータイプは、多分花王の「ワイドハイターEXパワーガンコなシミ用」くらいかと思います。わたしの知る限りですが。
手軽に酸素系漂白剤をかけることができるので、すごく使い勝手がいいんです。
なるほど、だから珍しい洗剤なんですね!
テーブルのシミ落としの方法
ご相談にきていた「テーブルについたコーヒーやお茶のシミを落とす方法」ですが、酸素系漂白剤を使う場合はどうやってお掃除すればいいのでしょうか?
テーブルの汚れに酸素系漂白剤をスプレーをして、しばらく放置をしておけば大丈夫です。
ひどいシミで、漂白剤を長くつける必要がある場合は、ペーパーで湿布をするといいですね。次の手順でやってみてください。
手順① テーブルの汚れに酸素系漂白剤をスプレー
手順② ティッシュで覆い、その上からさらに酸素系漂白剤をスプレー
手順③ シミ汚れが落ちるまで放置
大体、1時間か2時間ほど放置すればシミ汚れは落ちると思います。
それと今回のご相談は白いテーブルということなので、少し考えにくいかもしれませんが……もし木材で出来ていて汚れがしみこむ素材の場合は「つけ置き+ブラシ洗い」がいですね。
ザラザラしているので、コーヒーやお茶の汚れが中に染み込んでいる可能性があります。
ツルツルしている素材であれば、必要ありません。
もし木製品などでザラザラしているのであれば、次の手順を試してみてください。
手順① 酸素系漂白剤を吹きかけて、軽くブラシ洗いでぬり広げる
手順② ティッシュで覆い、その上からさらに酸素系漂白剤をスプレー
手順③ シミが落ちるまで放置し、ブラシで洗う
シャボンの泡との合わせて使うのがおすすめ
花王の「ワイドハイターEXパワーガンコなシミ用」を壁紙のクロス、ソファなどの布製品に使っているとお伝えしましたが、あくまでも最終手段として使っています。
基本は石鹸ベースの「シャボンの泡」を使います。
※動画内では「白いなまはげ」とお伝えしていますが、「白いなまはげ」は「シャボンの泡」にリニューアルされました!
「シャボンの泡」では、ファブリックのソファだけでなく、家中の拭き掃除をすべて行っています。
小さなお子さんのいるご家庭だと経験があるかと思うのですが、子どもってものすごく食べ物飲み物をこぼすんですよね。しかも布に……。
大体の汚れは「シャボンの泡」を使えば落とせるのですが、どうしても落ちきれない汚れが出てきます
そういうときに花王の「ワイドハイターEXパワーガンコなシミ用」を使っています。
基本は「シャボンの泡」を使って、どうしても落とせない汚れに酸素系漂白剤を使うんですね。便利そうなのに、どうして最終手段なのでしょうか?
花王の「ワイドハイターEXパワーガンコなシミ用」が危険だから、ということではないのですが、成分には液体酸素系漂白剤だけではなく界面活性剤も含まれています。
ソファーや壁紙のクロスなど、丸洗いができない場所のお掃除ですので、洗剤を使った後にふき取りをしますよね。
界面活性剤が含まれているので、何回も拭かないと泡がとれないんですよ。
それがとにかく面倒で……白く残ってしまうんです。
完全になくなるまで拭きたいですよね
使うのが自分だけなのであれば、そこまで念入りには拭かないのですが、小さな子どもがいるので残ってしまうのは気になります。
それが大変だから、「ワイドハイターEXパワーガンコなシミ用」を使うのは最終手段にしています。
ふき取りの手間を省くために、基本は「シャボンの泡」を使うんですね。
「シャボンの泡」はせっけんですので、洗剤残りがしずらいんです。
万が一洗剤が残っても、人間の皮膚にある皮脂によって中和されますので、小さいこどもがいる家庭でも安心です。
ですので、基本のお掃除は「シャボンの泡」。どうしても落ちない汚れは「ワイドハイターEXパワーガンコなシミ用」がおすすめです。
花王の「ワイドハイターEXパワーガンコなシミ用」は、どこでも売っていますし価格も安いので、気軽に買うことができます
一家に一つあってもいいくらいおすすめしたい商品ですね。
是非使ってみてください。
便利そうでいいですね。こんどドラッグストアに行ったら探してみます!
まとめ
茂木さん、ありがとうございました!
今回は、拭き掃除用の洗剤では落とすことが出来ない汚れの落とし方についてご紹介しました!
テーブルがどんな素材でできているのかを確かめて、その素材に合わせてお掃除してみてくださいね!
Peing質問箱では引き続き、お掃除お悩み相談を受け付けております!
「質問箱 茂木和哉」で検索してくださいね。
それでは、またお会いしましょう♪