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肌に優しい食器洗剤やボディーソープを選ぶ基準にしてはいけない事【天然由来】【植物系】【オーガニック】

茂木 和哉

こんにちは!茂木和哉です。

日頃からお肌に触れるものはできるだけ優しいモノを使いたいですよねー

例えば、
・ボデーソープ
・シャンプー
・ハンドソープ
・食器洗剤
などです。

特に肌が乾燥しやすい方やまだ肌が弱い小さなお子さんや肌トラブルのお子さんをお持ちのお母さんはその思いが強いと思います。

皆さんは、「できるだけ肌に優しいモノ」をどんな基準で選んでいますか?

例えば、
・天然由来なのか?
・石油系か植物系?
・オーガニックなのか?
などが判断基準となるでしょうか?

実はその例に挙げた3つは、肌の優しさの基準にはならないんです!

もっと詳しく言うなら、天然由来なのか石油由来なのかと言う事と、肌に優しいか優しくないかは全く関係がありませんし、植物系だから鉱物系だからも同じで全く関係ありません。

さらに原料がオーガニックなのか、それとも農薬や化学肥料を使ったものなのかも肌に優しいか優しくないかは全く関係ないんです。

 

「天然由来」や「植物系」だから「肌に優しい」とはならない理由

例えば、少し前に安全面で問題視されていた「ラウリル硫酸ナトリウム」と言う肌に対して刺激が強めの界面活性剤の場合、石油からだってヤシ油からだってどっちからでも作る事ができるんです。

しかし、ヤシ油から作られたものが石油から作られたものより肌荒れしにくいなどと言う事はありません

だって何から作られようと、できたものが「ラウリル硫酸ナトリウム」ですからね。

「ラウリル硫酸ナトリウム」である以上は肌への刺激の強さは同じです。

肌に優しいか優しくないのかと言う事は、合成界面活性剤がどんな原料から作られたかではなく、どんな合成界面活性剤が使われているかなのです。

天然由来や植物系でも、完成した合成界面活性剤が刺激の強いものであれば肌荒れします。

 

原料がオーガニックだから「肌に優しい」とはならない理由

肌に優しいか優しくないかは、製品に使われている原料がどうやって作られたかではなく、どんな原料(界面活性剤)を使っているかなんです。

例え原料がオーガニックであっても、できたものが肌に刺激が強めの合成界面活性剤であれば肌荒れの原因となります。

オーガニック製品は、農薬や化学肥料を使っていない原料を使っているという意味で安全、安心な面はありますが、こと洗剤、コスメに関しては「オーガニック」=「肌荒れしにくい」とはならないんです。

肌荒れしやすいしにくいは、あくまでも使われている成分によって決まります。

なので肌に少しでも良いものを使いたいとお考えの皆さん、「植物系」「自然由来」「天然成分」「オーガニック」などパッケージの情報で判断材料にするのはやめましょうね。

むしろそのような事をパッケージに記載している洗剤、コスメは同業者目線でみるとちょっと怪しいです(笑)

だって洗剤、コスメを作っている人間ならこのような事は絶対しってますからね。

もう一度言います!

その成分がどうやって作られたかとか何から作られたかとかは関係ないんです。

使われている成分がどんなものかで全てきまります。

肌に優しい成分を使っているものが肌に優しいんです!

綿雪ハンドソープのように。

 

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ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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