風呂釜洗浄の疑問を解決!過炭酸ナトリウムを使った風呂釜の基本のお手入れ法
60秒で読める!AI記事要約
見えにくい風呂釜の配管を、粉末タイプの「過炭酸ナトリウム」を使って徹底洗浄する方法です。バスタブ内の汚れに加え、風呂桶やバスチェアも一緒に洗浄できます。
▼準備
バスタブに40度のお湯を、穴が隠れるまで張る(理想は50度)。
「過炭酸ナトリウム」を200グラム(ひどい汚れは400グラム)入れ、バスタブ底に変色防止のためかき混ぜる。
▼洗浄手順
配管洗浄モード(ない場合は追いだきモード)をオン。洗浄液を全体に回す。
フタを閉め、合計3時間ほど(長ければ長いほど効果大)つけ置きと配管洗浄モードのオン・オフを繰り返す。熱を逃がさないためフタは必須。
▼すすぎ
排水後、再度水をためて配管洗浄モードをオンにし、配管内をしっかりすすいで完了。

こんにちは!たくみです。
風呂釜って、汚れ具合はなかなか見えませんが……結構汚れているとは聞きますよね。
「どう洗えばいいんだろう?」と迷ってしまいがちだからこそ、今回は正しい風呂釜洗浄のやり方を見ていきましょう!
使うのは過炭酸ナトリウム。量やお湯の温度、どれくらいの時間おいておくのがいいのか?と迷っている人は必見ですよ~。
ちなみに今回参考にしたのは、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)さんのYouTube動画です!
※今回紹介している方法は一例です。実践するときは、使う製品の表示や素材への影響を確認したうえで、安全に気をつけて進めてくださいね。
風呂釜洗浄をしてみました
バスタブにお湯をためて過炭酸ナトリウムを混ぜる
今回はお風呂の風呂釜をしっかり掃除していこうと思っています。
まずはバスタブに栓をして、お湯を張っていきますね。
お湯の温度は40度に設定しました。穴のパーツがしっかり隠れるところまでためていきます。

穴が完全に隠れたら、お湯を止めて配管洗浄のボタンを押します。
リモコンに配管洗浄モードがない場合は、追いだきモードで大丈夫です!
今回使うのは粉末タイプの「過炭酸ナトリウム」です。これはどのメーカーでも問題ありませんよ~。

過炭酸ナトリウムをパラパラと入れて、すぐにかき混ぜていきます。
バスタブの底に粉がたまったままだと、素材によってはバスタブが変色してしまうことがあるんですよね。
先に配管洗浄を回してから過炭酸ナトリウムを入れるのも、一か所にかたまってしまわないようにするためです!
あとは配管洗浄が終わるまで回しておくだけですが……せっかくなので風呂桶やバスチェアも一緒に入れてしまいます。
ここでワンポイント!つけ置き中はお風呂のフタを閉めましょう。
酸素系漂白剤は50度前後で洗浄効果が出やすいので、お湯の熱を逃がさないほうがいいんですよ。
配管洗浄が終わってからも、このままフタをした状態で浸漬洗浄をしていきます。
今日は3時間ほど置いてみますね!

配管洗浄は回数を増やせばその分しっかり洗うことができます。
配管洗浄モードを何回まわすか?は前回いつ掃除したのかで考えるとよさそうです。
今回はまず1回まわして1〜2時間浸ける、そのあともう一度配管洗浄をまわして、さらに1時間半ほど放置、としてみようかなと思っています。
1時間ほど放置してまた配管洗浄モードをオン
1回目の配管洗浄モードが終わってから、1時間以上が経ちました。
お風呂のフタを開けてようすをみてみると……意外と汚れは出てきていませんね。

ここでまた配管洗浄をしていきます。
お風呂のフタをして、1時間から1時間半ほど置いてみます。
……さらに1時間ほど経過しました。フタを取ってみると、大きな汚れは見えませんね。
このタイミングでまたまた、配管洗浄モードを回しておきます。
つけ置きしていたことで緩んだ汚れが配管の内側に残っているはずなので、ここで一度流しておくと、しっかり外に出ていってくれるんです!
もう一度1時間ほど放置して配管洗浄モードをオン
ここからもう一度、1時間ほどつけ置きをしてから配管洗浄モードをオンにします。
何度か回していますが、見えない配管をお掃除するには大事な工程なんですよね。
配管洗浄モードが終わると……浴槽の水は少し白く濁ってはいますが、目立つ汚れはほとんど出ていませんね。

配管の中もしっかりすすぐ
ここからは配管の中もしっかりすすいでいきます。
まずは排水して、バスチェアと洗面器をシャワーでざっとすすぎます。バスタブ全体も軽く流しておきますね。
次はいよいよ配管のすすぎ工程です。もう一度お湯をためていくと、最初に少しだけお湯が配管から出てきます。
これはおそらく、配管の中に残っていたお湯ですね。すぐ止まるので気にしなくて大丈夫です。

しばらく待つと、またお湯が出てきます。このときに出てくるお湯は汚れている可能性が高いので、そのまま流してしまいましょう。
つぎに配管洗浄モードで、配管をすすいでいきます。
バスタブ全体をシャワーで軽く流したら、バスタブに栓をして、シャワーの水でバスタブに水をためます。
配管の穴がしっかり隠れるくらいまで入れたら止めて、再び配管洗浄モードをオンにします。
あとは洗浄が終わるまで待って、止まったら排水をしてお掃除完了です!
酸素系漂白剤の量は?
風呂釜洗浄に酸素系漂白剤を使うとなると、どれくらいの量を使えばいいのか迷いますよね。
基本的な使用量は200グラムです。今回は200グラム入れてみました。汚れが明らかにひどいと感じるときは、400グラムほど入れてもいいですね。
そこは汚れ具合やいつぶりのお掃除なのかで、調整していきましょう!
風呂釜洗浄はお湯を使う
風呂釜洗浄では、お湯を使うこともとても大切です。
本来は50度くらいのお湯が理想なのですが、そこまで温度を上げられない場合でも、最低40度はあるといいですね。
もし40度で洗うのであれば、できるだけ長く洗浄時間を確保すると効果が出やすくなります。今回は配管洗浄とつけ置きを合わせて、だいたい3時間ほど行いました。
しっかり汚れを落としたい場合は、もっと時間をかけても大丈夫です。長ければ長いほど、洗浄効果は高まります!
ただ、つけ置き時間が長くなるほどバスタブのお湯の温度が下がってしまいます。
少しでも熱をキープしたいので、洗浄中はフタをしておくのがおすすめですね。お湯の温かさが保たれて、酸素系漂白剤の力もより発揮されますよ~。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は風呂釜の掃除を、酸素系漂白剤を使ってじっくり行ってみました。
お湯の温度やつけ置き時間を工夫すると、配管の中までしっかりキレイになります。
ぜひ試してみてくださいね!
また、YouTubeでは汚れ落としのコツを紹介する「茂木流掃除講座」と、掃除のやる気が出る「整える暮らし編」を配信しています。こちらの動画もみてもらえると嬉しいです!
さらに自分にあったお掃除法を見つけたいという方は、「汚れ落とし研究家 茂木和哉のラクラク掃除術」を読んでみてください。
茂木さんがお掃除ノウハウを、わかりやすくまとめてくれていますよ~!
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。またお会いしましょう~♪


