のぞみの記事

【プロ必見!】超ガンコな水垢「シリカスケール」落としの最強洗剤「金鬼」の徹底解説!【商品紹介】

suura
のぞみ

こんにちは!のぞみです。

今回はこちらの…、

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茂木和哉

業務用洗剤「金鬼」の商品紹介をしていきます!
こちらは茂木さんがシリカスケールという超ガンコな水垢を汚れ落とすために開発・販売した最強洗剤です♪
果たしてどのような洗剤なのでしょうか?

因みに参考にするのは…
こちらの茂木和哉(@motegikazuya)のYouTube動画です↓

なおこの洗剤は業務用ですので、本記事はプロの清掃業者の方や浴場施設の経営者の方向けの内容になります
素人の方には販売していないことを予めご了承のうえ、記事をお読みくださいm(__)m

金鬼ができるまで

まずは金鬼が開発されるまでの過程を、作り手である茂木さんのお話を参考にお伝えしようと思います!

業務用水垢落とし洗剤の必要性

水垢といえば水場に発生するガンコな汚れとして有名ですよね
プロの方でなくとも、例えばクエン酸や硬めのたわし等を使って水垢を落とした経験はあるでしょう

しかし簡単に落ちる水垢もあれば、そうでない水垢も存在します!
水垢と一口に言っても複数の種類があるため、水垢落としの難易度はその水垢の種類に起因するのです
そして特に落としにくい水垢として「シリカスケール」というものが存在します

シリカスケールは茂木さんの体感でいうと水垢のうち約3,4割がこれにあたるらしく、普通の水垢程度なら落とせる酸性洗剤では落とせないことも多いとか
そのうえ放っておくと素材と同質化してしまうことすら珍しくないとか
特にガラス質である窓ガラスや鏡の表面、タイルなどに塗られた釉薬とは同質化しやすく、そうなってはプロの方でも落とすのは困難であるようです…

しかし浴場施設などではこのシリカスケールを放っておくことができないため、普通でない水垢用洗剤、つまりプロ専用の水垢落とし洗剤が必要なのです!

青鬼からの進化

実は今回紹介する「金鬼」は茂木さんが“初めて”作り出した業務用水垢洗剤ではありません
というのも金鬼の前身たる「青鬼」という業務用水垢洗剤の製造販売を、茂木さんは現在も行っています

こちらもシリカスケールを落とすためのプロ用洗剤として人気を博したのですが、とある出来事によって青鬼の洗浄性能に変化が起こってしまいました
その出来事とは、2020年の7月に起こった劇物に関する法律の改正です

元々青鬼には「中性フッ化アンモニウム」というシリカスケール落としにおいて鍵となる成分が含まれていたのですが、この法改正によって中性フッ化アンモニウムが劇物扱いになったのです
茂木さん自身は劇物の取り扱いに関する資格を持っています
しかし青鬼を作ってもらう工場や茂木さんの会社、そして青鬼を購入する消費者は、劇物を取り扱うために諸々の手続きを行わなくてはならないため、そのままの成分で販売することは現実的でなくなったのです

そこで青鬼については配合処方を変え、中性フッ化アンモニウムを抜く代わりに他の成分を配合したのだとか
結果シリカスケール以外の水垢への洗浄力は上がったものの、肝心のシリカスケールの洗浄力は下降したらしいです

しかし茂木さんはシリカスケールに悩むプロの方々のため、再度成分や配合処方を見直し、また0から劇物を含まない新たな業務用水垢洗剤を作ったのです!
それが今回紹介する金鬼だというわけですね♪

配合成分

では金鬼に関して、注目の配合成分を見ていきましょう!
なお業務用の洗剤については使用上の注意や「混ぜるな危険!」などの表示をしなくてもいいのですが、茂木さんのこだわりでその辺りの事項はパッケージに記載があります
もちろん成分表示に関してもパッケージ裏に記載があるので、今回はそれを参考にしていきます♪

クエン酸・スルファミル酸・リン酸

まずはクエン酸・スルファミル酸・リン酸という3つの成分についてです
これらはシリカスケールではなく、比較的落としやすいとされるカルシウムスケールという水垢を落とすための成分となります!
実際クエン酸は家庭内でもよく使われる水垢落とし洗浄成分の1つですよね♪


これまで散々シリカスケール落としが重要という話をしてきましたが、シリカスケールを落とすだけでは水垢は落ちません
水垢とは基本的にカルシウムスケールとシリカスケールが混ざり、絡み合って汚れとなっています
つまりシリカスケール同様、カルシウムスケールも落とす必要があるためこのような成分が配合されているのです!

酸性フッ化アンモニウム

一般洗剤ではお目にかからないだろう酸性フッ化アンモニウム
こちらは先述した青鬼にも配合されているシリカスケール落としのための成分になります
ただしこの成分は4%以上入ってしまうと劇物扱いになるため、配合量には限界があるのです…
よってこれ以外にもシリカスケールに効く成分を配合しなければなりません

酸性フッ化カリウム

酸性フッ化アンモニウム以外でシリカスケールに効果のある成分として、今回抜擢されたのがこの酸性フッ化カリウムです!
ガラス質を溶かしてくれるためシリカスケールに対しては有効であり、なぜか他洗剤には採用されていない珍しい成分になります♪

酸性フッ化アンモニウム酸性フッ化カリウムのコンビでシリカスケールを、クエン酸・スルファミル酸・リン酸でカルシウムスケールを、それぞれしっかり落としてくれる画期的な洗剤といえるでしょう!

なおその他泡立ちを出すための界面活性剤や、洗剤に粘りを出すための増粘剤が入っています

まとめ

いかがでしたか?
今回は超ガンコな水垢であるシリカスケールすらも落としてしまう最強洗剤「金鬼についてご紹介してきました!
掃除のプロとしての茂木さんのこだわりや試行錯誤が感じられる洗剤でしたね♪

なおこの金鬼ですが、楽天かYahooのオンライン直営店のみでの販売になります
また返金保証つきとなっていますので、プロの方限定ではありますが是非ご購入を検討してくださいm(__)m

あとこれは私事なのですが、最近「のぞみのお掃除講座」と題して掃除に関する色々な内容をお届けするYouTubeチャンネルを開設いたしました!
もしよろしければこちらの方もチャンネル登録、動画視聴のほどよろしくお願いいたしますm(__)m

ではご精読ありがとうございました!
またお会いしましょう♪

ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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