全部落とします！キッチン周りの汚れをまとめて綺麗に落とす方法
anko
茂木流掃除講座【茂木和哉】
ウタマロ＋アルカリ電解水で最強！キッチン油汚れの掃除術
nishiyama
60秒で読める！AI記事要約
▼ウタマロクリーナーを強化！ガンコなキッチン油汚れを落とす方法
「ウタマロクリーナー」は素材に優しいですが、ガンコな油汚れには物足りないことも。そこで、「ウタマロクリーナー」と「ウルトラアルカリ電解水」を混ぜて、強力な洗浄液を作ります。
▼作り方
スプレーボトルに「ウタマロクリーナー」50gと「ウルトラアルカリ電解水」50gを入れ、よく振るだけ。pH12.7の「アルカリウタマロクリーナー」が完成します。
▼使い方と効果
ゴム手袋を着用し、油汚れにスプレー。少し置いてから拭き取ります。
「ウタマロクリーナー」の泡立ちと「アルカリ電解水」の高アルカリ効果で、IH、ワークトップ、壁面の飛び散った油汚れや黄ばんだ油汚れをきれいに落とせます。
湯煎するとさらに洗浄力アップ。
▼ポイント
「ウタマロクリーナー」の界面活性剤と「ウルトラアルカリ電解水」の高アルカリ度が、ダブルで作用し汚れを強力に分解します。
▼注意点
洗剤の混合はメーカー非推奨です。自己責任で行ってください。
こんにちは！のぞみです。
「ウタマロクリーナー」は素材や手肌にやさしくお掃除できて、人気の洗剤ですよね。
ですがガンコな油汚れには、ちょっぴり物足りないなぁと感じたことはありませんか？
そこで今回は「ウタマロクリーナー」にひと手間加えて、液性をアルカリ性にパワーアップ！
キッチンのギトギトとした油汚れも落とせるお掃除法をご紹介していきますよ～♪
ちなみに今回参考にしたのは、こちらの茂木和哉（@motegikazuya）さんのYouTube動画です！
目次
お掃除前の汚れをチェック
まずはお掃除前の油汚れの様子を見ていきましょう。
こちらはIHコンロの天板です。
よく見ると、油が飛び散っているのがわかりますね。まだ硬くなっていないツヤツヤとした汚れが点々と……！
このあたりの汚れはまだサラッとしていて、そこまでガンコではなさそうです。
ですが放っておくと、どんどんこびりついてしまうので早めに落としておきたいですね。
ワークトップ（作業台）にも油汚れがついていました。
こちらも細かく飛び散った汚れが目立ちますね。
さらに付き当たりの壁面にも汚れが……！
透明な油だけでなく、茶色く変色した油汚れまで付いていますね。
上から下に垂れたような汚れの筋もあって、見た目も気になります。
ということで、これらの油汚れにアレンジを加えた「ウタマロクリーナー」を使って、しっかり落としていきます！
今回のキッチン掃除で使う洗剤
つぎは今回のキッチン掃除で使う洗剤をご紹介していきますね。
ベースとなるのはおなじみの「ウタマロクリーナー」です。
今回はそこに「ウルトラアルカリ電解水」を混ぜていきます。
キッチンの油汚れに特化！ウタマロ＋アルカリ電解水を混ぜる
今回はこの「ウルトラアルカリ電解水」と「ウタマロクリーナー」を混ぜた洗浄液をスプレーボトルに作っていきます。
まずは「ウタマロクリーナー」を50グラム、そこに「ウルトラアルカリ電解水」を50グラムいれて、合計100グラムにします。
スプレーボトルのノズルをしめてシャカシャカとよく振ったら、アルカリ度を高めた「アルカリウタマロクリーナー」の完成です♪
ちなみにpHもチェックしてみましたよ〜。
「ウルトラアルカリ電解水」単体はpH13.1と、かなりの高アルカリです。
一方で「ウタマロクリーナー」と「ウルトラアルカリ電解水」を１：１の割合で混ぜた「アルカリウタマロクリーナー」はpH12.7でした！
驚くのは中性の「ウタマロクリーナー」を半分混ぜたのに、アルカリ度はあまり下がっていない、というところですね。
一般的なアルカリ電解水はpH12.5くらいですから、「ウルトラアルカリ電解水」を使えばアルカリ電解水単体でお掃除するよりも油汚れの落ちがよくなりますよ〜！
実際にキッチン掃除をしてみました
それでは、さっそく掃除に入っていきます♪
今回つかう洗浄液はpH12.7と高アルカリなので、手荒れ防止のために必ずゴム手袋を着用してくださいね。
まず壁面にスプレーしてみましょう。
「ウタマロクリーナー」を加えたことでしっかり泡立ってくれますね。これなら壁から垂れずに汚れを落としてくれそうです。
「ウタマロクリーナー」は界面活性剤が多めに含まれているので、半分に薄めても泡立ちは十分です～！
壁全体に吹きかけたら、つぎはIHコンロの天板、ワークトップ（作業台）にもまんべんなく吹きかけていきます。
少し時間をおいてからペーパータオルで洗剤を拭いてみると……触った感じがちょっとヌルヌルしますね。
洗剤が残っているのか、まだ油汚れが残っているのかは微妙なところなので、もう一度洗剤をスプレーして丁寧に拭いていきます。
洗剤を吹きかけてペーパータオルで拭きあげる、というのを2回繰り返してみると見た目はかなりスッキリしました！
少し時間を置いてから拭いたことで、汚れが浮いて取りやすくなったようです♪
ペーパータオルもご覧の通り、油汚れでだいぶ黄ばみました……！一度すすいで固く絞り、仕上げの水拭きもしていきますね。
お掃除後の汚れをチェック
お掃除が一通りおわりましたので、ビフォーアフターを見ていきましょう。
まずはIHコンロの天板ですね。
油汚れが点々とついていた場所も、ご覧の通りピカピカに！
固まる前の油汚れももちろんキレイに落とすことができました。
IHの真ん中あたりに残っている茶色いこびりつきは、残念ながら今回の方法では完全には落としきれません。
こびりついているコゲのような汚れなので、重曹や「茂木和哉」でこすり洗いをするといいですね。
こすり洗いをするときは、ラップを使うといいですよ～♪
またIHをよく見ると、白っぽくもやっとした拭き跡が残っている部分がありますね。
仕上がりをよりキレイにするなら、水拭きのあとに乾拭きをするといいですよ～！
今回のお掃除のポイント
今回は「ウタマロクリーナー」に「ウルトラアルカリ電解水」を加えて、「アルカリウタマロクリーナー」を作りキッチン掃除をしてみました。
「ウタマロクリーナー」の泡立ちとアルカリ電解水のアルカリ度、両方を使うことができ、油汚れもしっかり落としてくれます。
最後に今回のお掃除のポイントをお話していきますね～！
「ウタマロクリーナー」とアルカリ電解水の働きをダブルで使える
今回のお掃除のポイント、1つ目は「ウタマロクリーナー」とアルカリ電解水の働きをダブルで使える、です。
「ウタマロクリーナー」の主成分は、アルキルベタインという両性界面活性剤。
界面活性剤の濃度は5％と比較的濃いめで、アルカリ電解水と1：1に薄めてもまだ濃度は2.5％あります。
実際に使ってみた時も、しっかりした泡が出て油汚れにしっかり密着してくれましたね！
さらに「ウルトラアルカリ電解水」はもともとのpHがなんと13.2。
普通のアルカリ電解水よりもアルカリ度が高いので、「ウタマロクリーナー」と混ぜてもかなりアルカリ度が高いんですよ～！
黄ばんだ油汚れに効果的
今回のお掃除のポイント、2つ目は黄ばんだ油汚れに効果的なこと、です。
「ウルトラアルカリ電解水」を使えばアルカリのはたらきを。
「ウタマロクリーナー」を使えば界面活性剤のはたらきを使うことができます。
なので黄ばんでカピカピになったような、ちょっと手ごわい油汚れでも、比較的するっと落とすことができます。
使う材料はたったの２つですし、ぜひ試してみてくださいね。
湯煎して温めるとより洗浄力がアップ
今回のお掃除のポイント、3つ目はさらに洗浄力をアップさせるための裏技！ぜひ湯煎をして使ってみてくださいね。
油汚れは界面活性剤のはたらき、アルカリのはたらき、そして熱のはたらきでも落とすことができます。
今回つくった「アルカリウタマロクリーナー」を温めて使えば、熱のちからも加わりさらに汚れ落ちがよくなります。
今回よりももっとしつこい油汚れも、するっと落とせるようになりますよ～♪
今回のお掃除の注意点
便利なお掃除法ではありますが、もちろんデメリットもあります。
今回ご紹介した「ウタマロクリーナー」と「アルカリ電解水」を混ぜて使う方法ですが、
メーカーさんとしては基本的に、ほかの洗剤と混ぜて使うことは推奨していません。
なので洗剤同士を混ぜて使うのは、あくまで自己責任となります。
ためすときは安全に気をつけながら、無理のない範囲でお願いしますね！
まとめ
いかがでしたでしょうか？
今回は「ウタマロクリーナー」に「ウルトラアルカリ電解水」を加えて作った洗浄液で、キッチンの油汚れを落としてみました。
混ぜるだけでカンタンに洗浄力をアップできるので、気になった方はぜひ試してみてくださいね♪
また、YouTubeチャンネル「のぞみのお掃除講座」では、お掃除にまつわるいろんな情報をお届けしています。
こちらの動画もみてもらえると嬉しいです！
さらに自分にあったお掃除法を見つけたいという方は、「汚れ落とし研究家 茂木和哉のラクラク掃除術」を読んでみてくださいね。
茂木さんがお掃除ノウハウを、わかりやすくまとめてくれていますよ～！
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。
またお会いしましょう～♪
ABOUT ME
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。
独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン１つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。
汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
