ゴムパッキンのカビは何日ハイター漬けする?30日検証してみた!
こんにちは!のぞみです。
お風呂ドアの下にあるゴムパッキンは、カビが生えてしまうとかなりガンコですよね。
ゴムに生えたカビは根っこがあるので「カビキラー」や「強力カビハイター」でもなかなか落とせません。
そこで今回は、一度ゴムパッキンを外してハイター漬けをしたらどこまでカビが落ちるのか?を数日かけて検証していこうと思います!
ちなみに今回参考にしたのは、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)さんのYouTube動画です!
「キッチン泡ハイター」で黒カビはどこまで落ちる?
ハイター漬けをする前に、スプレータイプの塩素系洗浄剤「キッチン泡ハイター」でどこまで黒カビが落ちるのかをみておきましょう。
「キッチン泡ハイター」とボトル入りの「キッチンハイター」の違い
実はこのあいだ、ボトル入りの「キッチンハイター」と片栗粉を混ぜて作ったジェルで2日(6時間、6時間で合計12時間)かけて落としていったのですが、完全に落としきることはできませんでした。
スプレー洗剤の「キッチン泡ハイター」とボトル入りの「キッチンハイター」の違いは、塩素濃度。
水で薄めて使うことを前提として作られている「キッチンハイター」は、スプレー洗剤の「キッチン泡ハイター」よりも2倍近く塩素濃度が濃いんです。
ですがこのあいだ「キッチンハイター」を12時間使ってもゴムパッキンの黒カビは落とせませんでした。
使っているときそこまで塩素臭がしなかったので、もしかすると塩素が飛んで薄くなっているのかもしれません。
なので一度、買ってきたばかりの「キッチン泡ハイター」でゴムパッキンのカビ取りをしてみましょう。
まだ新品なので塩素はそこまで飛んでいないはずです!
「キッチン泡ハイター」を吹きかけて放置
まずはゴムパッキンにむかって「キッチン泡ハイター」を吹きかけていきます。
いい感じに密着してくれていますね!
あとはカビが落ちるまで放置していきますが……泡の持ちもあるのでだいたい1時間くらいですかね。
ちなみにこのあいだ、ボトル入りの「キッチンハイター」でカビ取りをしたときは、お掃除用のマグカップで片栗粉と混ぜてジェル状にしました。
「キッチンハイター」は液がシャバシャバとしているのでうまく密着してくれませんからね。
ですが作ったジェルは時間がたつととろみが薄くなり、サラサラに戻っていました。
もしかするとジェルをキープできなかったことが、ゴムパッキンのカビを落とせなかった原因の1つなのかもしれませんね。
1時間放置したときの黒カビの様子は?
「キッチン泡ハイター」を吹きかけてから1時間経ったようすがこちら。泡はすっかり消えていますね。
シャワーで洗い流してカビの落ち具合を見ていきましょう。
……どうでしょうか?ビフォーの写真と比べてほとんど変わっていません。
左側のドアも同じように、黒カビが残ったままです。
やはりゴムパッキンのカビはかなりガンコで、「キッチン泡ハイター」を1時間つけていてもまったく変化がありませんね。
ハイター漬けでカビを落とす方法
これ以上「キッチン泡ハイター」やハイタージェルでカビ取りをしても大きな変化はなさそうなので、やり方を変えていきます。
ここからはゴムパッキンを取り外し、しばらく「キッチンハイター」で漬けてみましょう!
ゴムパッキンを外す
まずはドアからゴムパッキンを外します。
替えのゴムをつけておけば次のお風呂の時間を気にすることなく何時間でもつけ置きできますね。
ちなみにゴムパッキンを交換する方法は、茂木さんがこちらの動画で解説してくれています。
メーカーや種類によってやり方は異なるかと思いますが、自分でやる前に一度動画でチェックしておくといいですね!
ゴムパッキンの汚れ具合をチェック
ゴムパッキンを外したところで、汚れ具合を見ていきましょう。
まずは表面です。ドアにくっついていた根本のほうに黒カビが残っていますね。
根本のほうは洗いにくいので、一度ゴムパッキンを外してしまったほうがラクかと思います。
そしてゴムパッキンの裏側です。
取り付けたままだとここまで見れませんでしたが……思っていたよりも黒カビがびっしりついています。
ゴムパッキンを予洗い
いよいよゴムパッキンのカビ落としをしていきます。
早速つけ置きしたいところですが、まずは「キッチン泡ハイター」を吹きかけブラシで予洗いしておきましょう。
予洗いをすることでより効率的にハイター漬けができるはずです。
洗剤を洗い流し水気を拭き取ったら、もう一度汚れの状態を見てみます。
特にひどかった裏面のカビは……これといって変化はありませんね。
水気を切ってポリ袋でハイター漬け
予洗いしたゴムパッキンの水気を拭き取ったら、ポリ袋に「キッチンハイター」と一緒に入れていきます。
全体に洗浄液がしっかり触れるよう、中の空気はぴっちり抜いてくださいね。
ポリ袋の口を縛ったらこれでOKです!
2日間ハイター漬けしてみたら?
ポリ袋でハイター漬けをしてから丸2日が経ちました。
袋に入れたまま、どれくらい黒カビが薄くなったかみてみましょう。
ビフォーの写真と比べると、少し薄くなっていますね。
特にカビがひどかった、ゴムパッキンの裏側はほとんど真っ白になっています!
もう1本のゴムパッキンを見てみます。こちらも表面の黒カビはまだら状になるだけで完全に落ちてはいません。
まだカビが残っているので、引き続きポリ袋でハイター漬けをしていきます。
30日間ハイター漬けしてみたら?
ハイター漬けをはじめてから30日が経ちました。
10日経ったあたりで一度「キッチンハイター」を入れ替えたのですが……10日目と汚れの様子はほとんど変わりがありません。
袋から取り出して、じっくりみていきましょう。
まずはゴムパッキンの表面ですね。ビフォーの写真と比べると黒い汚れはかなり目立たなくなりましたが、まだじっくりみると黒いモヤモヤが残っています。
もう一本のゴムパッキンは結構キレイになったんじゃないかなと思います!
というように大体キレイにはなりましたが、よく見るとまだ黒いモヤモヤが残っています。
ハイター漬けをはじめて10日たった時点と大きく変わらないので、おそらくこれ以上ハイター漬けをしてもそんなに変わらないのかな?と思います。
なので今回の検証はここまでとさせていただきます!
ひどい黒カビが生えたら交換したほうが早い
というようにここまで、お風呂のドアについているゴムパッキンを「キッチンハイター」で最大30日つけおきしてみました。
結果としてはカビを完全に落としきることはできず、少し残ってしまいました。
ですが「30日かければ黒カビは薄くなる」と言われても……実際のお掃除でこんなに時間をかけるのは難しいですよね。
ハイター漬けしている期間をゴムパッキンで過ごすわけにもいきませんし、何日もかけるのならあらかじめ交換用のパーツを手に入れておくはずです。
そのタイミングで交換用のパーツが手に入ったのなら、思いきって古いゴムパッキンは捨ててしまったほうが手っ取り早いような気もしますね。
何日もかけていま使っているゴムパッキンを使い続けるか、割り切って新しいゴムパッキンにするか、はみなさん次第かと思います。
もしもゴムパッキンを交換するとしたら、実際に試す前にぜひこちらの動画で手順を確認しておいてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はお風呂のゴムパッキンについた黒カビはどれくらいハイター漬けすればキレイに落ちるのか?を検証していきました。
少しでも参考になれば嬉しいです!
また、YouTubeチャンネル「のぞみのお掃除講座」では、お掃除にまつわるいろんな情報をお届けしています。
こちらの動画もみてもらえると嬉しいです!
さらに自分にあったお掃除法を見つけたいという方は、「汚れ落とし研究家 茂木和哉のラクラク掃除術」を読んでみてくださいね。
茂木さんがお掃除ノウハウを、わかりやすくまとめてくれていますよ~!
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。
またお会いしましょう~♪