ほうき星シリーズ「無垢の泡」「シャボンの泡」「オリーブの泡」使い分けガイド

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無添加洗剤「ほうき星」3種を徹底比較!あなたに合うのは?
「ほうき星」シリーズの無添加洗剤「無垢の泡」「シャボンの泡」「オリーブの泡」は、それぞれ特徴が異なります。目的に合わせて選びましょう。
▼各洗剤の選び方
・無垢の泡
特徴: 中性で刺激が非常に少なく、日常の拭き掃除全般に。アレンジも自在。
おすすめ: 普段使い、素材を選ばず掃除したい方。
・シャボンの泡
特徴: 石けんと炭酸ナトリウム配合で洗浄力抜群。油汚れやコゲに強い。
おすすめ: ガンコな汚れをパワフルに落としたい方、キッチン周りの掃除に。
・オリーブの泡
特徴: オリーブオイル100%由来で肌に優しい。成分残りが少ない。
おすすめ: 肌への優しさや安全性を最重視する方、赤ちゃんやペットがいるご家庭に。
▼知っておきたいこと
いずれも無添加で安全性が高いですが、薄めて使う手間があります。
石けん系(シャボンの泡・オリーブの泡): 薄めすぎると泡立ちにくく、酸性(クエン酸など)とは混ぜられません。
中性(無垢の泡): クエン酸などと組み合わせて、より幅広い用途に使えます。
ご自身の掃除のスタイルや重視する点に合わせて、最適な「ほうき星」洗剤を選んでみてくださいね。

こんにちは!のぞみです。
無添加で安心といっても、実は洗剤によって成分や使い心地にはしっかり違いがあります。
今回は「ほうき星」シリーズの3つの無添加洗剤、「無垢の泡」「シャボンの泡」「オリーブの泡」について、それぞれの特徴とおすすめの使い方をご紹介していきますね。
「無垢の泡」は中性タイプで、やさしいアミノ酸系。
「シャボンの泡」は石けんと炭酸ナトリウムの組み合わせで、しっかり洗浄できるタイプ。
そして「オリーブの泡」はオリーブ石けん100%のやさしさが魅力です。
同じ無添加でも、その中身はさまざま。使う場所や目的に合わせて選ぶことで、毎日のお掃除やお手入れがもっとよくなりますよ♪
ちなみに今回参考にしたのは、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)さんのYouTube動画です!
安全性について
それぞれの洗剤の特徴を、黒板にまとめてみました。
まず大前提としてお伝えしたいのが、この3つの洗剤すべてに共通するのは「安全性が高い」ということです。
一口に安全性といっても、刺激の有無や肌への残りやすさなど、いくつかの要素に分かれますよね。
そこで今回は、特に影響の大きい「刺激の強さ」と「残りにくさ」という2つの観点から、安全性の違いを見てみたいと思います。
あまり細かく分けすぎると分かりづらくなってしまうので、この2点を軸に、それぞれの特徴をわかりやすくご紹介していきますね♪
刺激の低さで比べてみると
刺激の低さで比べてみると「シャボンの泡」は△、「無垢の泡」と「オリーブの泡」は◎という評価になっています。
これはあくまでこの3つを比べたときの相対的な評価です。
つまり「シャボンの泡」が刺激の強い洗剤というわけではありません。ほかの一般的な洗剤と比べれば、どれもとてもやさしいタイプなんですよね。
あくまでこの3本の中での比較という点にご注目いただければと思います♪
「無垢の泡」の安全性が高い理由
「無垢の泡」の刺激の低さが◎評価となっている理由は、大きく分けて2つあります。
ひとつめは、中性であるということ。
「シャボンの泡」はアルカリ性、「オリーブの泡」も弱アルカリ性なのに対して、「無垢の泡」は中性なので、より刺激が少なく、素材にもやさしいのが特徴です。
2つめは、使用されている界面活性剤がマイルドで優しいタイプなことです。
実は「無垢の泡」に使われている成分は、たった1種類でアルキルベタインという界面活性剤です。
洗浄力はしっかりありつつも刺激がとても少ないので、安心して使えるんですよね。
「オリーブの泡」の安全性が高い理由
「オリーブの泡」の刺激の低さも◎評価となっていますが、その理由はずばり、使われている成分の安全性がとても高いからです。
まず注目したいのが、油脂成分。
「オリーブの泡」はオリーブオイル100%でつくられた石けんなんです!
これは本当にめずらしくてわたしの知る限り、お掃除用石けんや洗濯用石けん、食器洗い用石けんでここまでこだわったものはほかにないと思います。
一般的な石けんに使われている油脂はパーム油。
パーム油にも優れた洗浄力がありますが、刺激の強さという点ではオリーブオイルとは差が出ます。
オリーブ油からできた石けんは、洗浄力はやや控えめながらも肌あたりがやさしく、しっとりした仕上がりに。
一方、パーム油はスッキリと油分を落とせる分、洗い上がりにつっぱり感を感じやすいんです。
なのでお肌へのやさしさを重視する人には、パーム油から作った石けんよりも、オリーブオイル100%の「オリーブの泡」のほうがおすすめ、というわけですね。
素材や肌への刺激が低いのは?
「刺激」と一口に言っても、素材への影響と、お肌へのやさしさの両面がありますよね。
まずお肌に対しては、「オリーブの泡」の方がよりやさしい印象です。
オリーブオイル由来の石けんは、肌のうるおいを保ちやすく、洗い上がりもつっぱりにくいので、手肌に負担をかけたくない方にはぴったりです。
一方で、素材への刺激については、アルカリ性の石けんはちょっと注意が必要な場合も。
たとえばアルミ素材やメッキ加工された金属、ワックスがかかったフローリングなどは、アルカリに触れると劣化しやすいんですね。
そういった繊細な素材には、中性の「無垢の泡」の方が安心して使える場面が多いと思います。
洗剤の残りにくさで比べてみると
次に注目したいのが「洗剤の残りにくさ」です。これは拭き掃除の後、洗剤の成分がどれくらい残ってしまうか、ということですね。
たとえば拭き掃除でよく使われる洗剤に「ウタマロクリーナー」がありますね。
「ウタマロクリーナー」は界面活性剤の濃度が高めなので、原液のままだと床がヌルヌル・ベタベタしてしまいます。
あのヌルベタ感こそが、界面活性剤が残っている証拠なんです。
反対に石けんは合成界面活性剤とは違って、成分が拭き残りしにくいのが大きな特徴です。
イメージしやすいのは体を洗うとき!
石けんで洗ってシャワーですすぐと、サッと泡が流れていきますよね。対してボディーソープだと、少しヌルヌルが残るような感覚があるかもしれません。
あの洗剤のヌルヌルが床にも残っている、とイメージすればわかりやすいですね。
石けんはヌルヌルが残りにくいので、石けんベースの「シャボンの泡」と「オリーブの泡」は洗剤の残りにくさが◎。
「無垢の泡」は合成界面活性剤を使っているので、ほんの少し成分が残りやすく、今回は△という評価にしてみました。
洗浄力について
次に比べてみたいのが、洗浄力の違いです。
洗浄力は「シャボンの泡」が◎と一歩リード!
石けん成分に加えて、炭酸カリウムというアルカリ成分が配合されているので、汚れに対して二方向からアプローチできるのが強みです。
「シャボンの泡」はバスタブについた皮脂汚れや銅汚れもするっと落とせる洗浄力。
また原液のままならキッチンのコンロ周りについたコゲもしっかり落としてくれるんです!
ガンコな汚れにもスルスルと対応できる頼もしさがあり「洗浄力◎」の評価にふさわしい一本です。
では「無垢の泡」と「オリーブの泡」はというと……こちらはどちらもやさしさ重視の洗剤なので、洗浄力の面では「シャボンの泡」と比べてやや控えめ。
評価としては△にしていますが、もちろんこの3本の中での比較ということを前提に見てくださいね。
「無垢の泡」は中性で、アルキルベタインという界面活性剤だけで洗浄力を出しています。
汚れ落ちはマイルドで、素材にやさしい分、しっかりした汚れだとちょっと物足りないことがあるかもしれません。
「オリーブの泡」は弱アルカリ性で、オリーブオイル由来の石けん成分が働いてくれます。
石けんですので洗浄力はそれなりにありますが、アルカリ度はそこまで強くないため、やはり「シャボンの泡」にはかないません。
使いやすさについて
最後にご紹介するのは「使いやすさ」の違いです。
今回の3本は、いずれも「ウタマロクリーナー」のようなスプレーボトルに入っていて、そのままシュッと使えるタイプではありません。
基本的に水で薄めて使う必要があるため、正直なところ「ちょっと手間がかかるなぁ」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
とはいえ、この3つの中で比較すると、「無垢の泡」が一番使いやすいのではないかなと思います!
「無垢の泡」は中性で素材を選ばず使える場面が多いですし、成分が1種類だけとシンプルなので、安心して使える範囲も広いんですよね。
水で薄めるとき、濃度の調整なども比較的シビアにならなくて済む印象です。
もちろん、どれも薄めてボトルに詰め替えたりと、ひと手間はありますが……その分安心して使えるというメリットも大きいので、ぜひ「使う時間」も含めて選んでいただけたらと思います!
石けんは希釈割合の調整が必要
使いやすさという点では、実は「洗剤」と「石けん」で少し扱い方が異なってきます。
「無垢の泡」のような中性洗剤は、だいたい100倍〜500倍程度に水で薄めて使うのが目安ですが、そこまで神経質にならなくても大丈夫。
多少洗剤を多めに入れても、逆に少なめでも、汚れ落ちや拭き上げ感にそれほど差が出るわけではありません。
一方で、「シャボンの泡」や「オリーブの泡」のような石けんは、薄めすぎてしまうと泡立ちにくくなります。
泡立たない=洗浄力が発揮されていない、ということにもなりかねないので、「ちゃんと泡立つ濃度まで入れる」という一手間が必要になります。
慣れてしまえば問題ないのですが、最初は少し戸惑うかもしれませんね。
さらに石けんは「水道水の硬度(カルシウムやマグネシウムの含有量)」の影響も受けやすいんです。
地域によっては泡立ちにくかったり、石けんカスが出やすくなることもあるんですね。
その点、中性洗剤は環境に左右されにくく、いつでも安定した使い心地を保てるのが安心ポイント。
こうした細かな違いも、「使いやすさ」を考える上では重要になってきますね~。
石けんは酸では働かない
さらに使いやすさという点では「使える環境」もありますね。
「シャボンの泡」や「オリーブの泡」のような石けんタイプは、アルカリ性の環境でないと洗浄力を発揮できないという特性があります。
つまり、クエン酸などの酸性のものと組み合わせて使うことができません。酸性に傾けると、石けんとしての働きがストップしてしまうんですね。
反対に「無垢の泡」のような中性洗剤はかなり自由度が高く、クエン酸を加えて酸性にしたり、セスキ炭酸ソーダを加えてアルカリ性にしたり、場合によっては塩素系洗浄剤と組み合わせて使ったり……と、目的に応じて自作洗剤としてカスタマイズすることができます。
あれこれアレンジできる柔軟性の高さも、「無垢の泡」の使いやすいポイントですね!
お掃除する場所や目的に合わせて使い分けたいという方には、特におすすめです〜♪
3つの洗剤のオススメの使い方
ここまで見てきたように、それぞれの洗剤には特徴と得意分野があります。
それぞれの洗剤のおすすめの使い方をカンタンにまとめていきますね。
「シャボンの泡」
キッチンの油汚れに最適!
◎成分の残りにくさ
◎洗浄力
「シャボンの泡」は石けん+強アルカリ成分(炭酸カリウム)による高い洗浄力が魅力。
しかも成分残りが少ないので、キッチンなど食品を扱う場所の拭き掃除にぴったりです。
特にコンロ周りのガンコなコゲつき汚れなどにもしっかり対応できます。
「無垢の泡」
毎日の掃除に使いやすい!
◎刺激の低さ
◎使いやすさ
「無垢の泡」は合成界面活性剤ベースの中性洗剤で、刺激が非常に低く、素材や肌への優しさが特徴。
また、クエン酸やセスキなどとの組み合わせによるアレンジが可能で、日々のさまざまな掃除に広く使える万能タイプです。
コスパの良さも◎なので、まとめて作って常備しておくのにも向いています。
「オリーブの泡」
とにかく安全性重視の方に!
◎刺激の低さ
◎成分の残りにくさ
「オリーブの泡」は、オリーブオイル100%由来の石けんという、非常に珍しく高品質な石けん成分を使用していて、肌にも素材にも優しいのが特徴。
成分残りがほとんどなく、お子さんやペットのいるご家庭など、安全性を最重視したい方に特におすすめです。
それぞれの性質を理解して、掃除場所や目的に応じて使い分けていくと、より安心・快適にお掃除ができますよ〜!
3つの洗剤の使い分け
拭き掃除全般には「無垢の泡」
まず私が日々の拭き掃除に愛用しているのが「無垢の泡」です。
中性で刺激が少なく、素材へやさしいのもポイントですね。
さらに使い方もわかりやすく、水で薄めるときも大体でなんとかなるのがラクチンです。
コストパフォーマンスも良いため、こまめに掃除をする習慣のある方には特におすすめですね!
毎日の掃除を無理なく続けたい方には、一番使い勝手の良いアイテムだと感じています。
ガンコな汚れには「シャボンの泡」
忙しくてなかなか掃除の時間が取れない方や、ガンコな汚れをしっかり落としたいときには、「シャボンの泡」がおすすめです。
原液~5倍希釈で使えばしっかりとした洗浄力、軽い汚れには30倍希釈として日常使いもできます。
石けんだけではなく、アルカリ剤の炭酸カリウムも含まれているため、強力な洗浄力を求める方にはぴったり!
特にキッチン周りなど、ガンコな油汚れが気になる場所に効果的です。
肌へのやさしさ重視なら「オリーブの泡」
「オリーブの泡」は、安全性を最も重視したい方におすすめしたい洗剤です。
天然のオリーブ由来の石けん成分がベースになっていて、肌にも素材にもやさしく、さらに成分残りが少ないのが特長です。
赤ちゃんや敏感肌の方がいるご家庭や、できるだけナチュラルなものを使いたいという方にはぴったりの一本ですね♪
やさしさにこだわりたい人におすすめのアイテムです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「シャボンの泡」「無垢の泡」「オリーブの泡」の3つの無添加洗剤について、それぞれの特徴や洗浄力、使いやすさ、安全性の観点から比較しながら、どんな方におすすめなのかを詳しくご紹介しました。
どの洗剤にも良さがあり、用途やライフスタイルに合わせて選ぶことで、日々の掃除がぐっと快適になります。
ぜひご自分にあったアイテムを見つけてくださいね!
また、YouTubeチャンネル「のぞみのお掃除講座」では、お掃除にまつわるいろんな情報をお届けしています。
こちらの動画もみてもらえると嬉しいです!
さらに自分にあったお掃除法を見つけたいという方は、「汚れ落とし研究家 茂木和哉のラクラク掃除術」を読んでみてくださいね。
茂木さんがお掃除ノウハウを、わかりやすくまとめてくれていますよ~!
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。
またお会いしましょう~♪