お掃除情報:裏技・豆知識

ハイターをジェル状にしてカビに効かせる!お風呂のイスの黒ずみ汚れの落とし方

nishiyama

60秒で読める!AI記事要約

お風呂のイスについた黒ずみやカビなどの生き物汚れを、塩素系漂白剤「ハイター」(衣類用)をジェル状にして落とす方法です。
サラサラの液では垂れてしまうため、片栗粉でとろみをつけ密着力を高めます。
作り方は、片栗粉15グラムに対し「ハイター」150グラムを混ぜる程度で、緩い場合は液体の洗濯洗剤(中性・アルカリ性)を1~2グラムほど少量加える工夫も有効です。
手順は、水洗い後に水気を拭き取りジェルを塗りつけ、20分ほど放置。汚れが緩んだらダイソーの研磨スポンジ「シンクの水垢汚れ落とし」などでこすり洗いします。
特にヌルヌル石けんカスとの相性が良く、脚の黒カビや側面のモヤモヤとした汚れもきれいに除去できました。

たくみ
たくみ

こんにちは!たくみです。

今回はお風呂のイスの汚れを、塩素系漂白剤の「ハイター」で落としてみようと思います。

「ハイター」はサラサラとしているので、そのままでは上手く液がとどまってくれません。

そこで今回は、ひと手間加えてジェル状にして使っていきますよ!

そんな使い方が!?と思ってしまいますが、黒ずみ汚れやカビといった生き物汚れがラクに落ちるすごいお掃除法なので、ぜひ参考にしてくださいね。

ちなみに今回参‌考‌に‌し‌た‌の‌は、‌こ‌ち‌ら‌の‌茂‌木‌和‌哉‌(‌‌@motegikazuya‌‌)‌さ‌ん‌の‌YouTube‌動‌画‌で‌す!

目次
  1. お掃除前の汚れをチェック
  2. 今回のお掃除で使うアイテムの紹介
  3. ハイタージェルの作り方
  4. 片栗粉ハイタージェルで掃除をしてみました
  5. 汚れはどこまでキレイになった?
  6. ハイタージェルを使った掃除のポイント
  7. 今回のお掃除の注意点
  8. まとめ

お掃除前の汚れをチェック

まずは今回お掃除していくお風呂のイスの汚れ具合を見てみましょう。

外側から確認していくと、座面は意外とキレイで汚れがほとんどありません。

ただ、側面には黒っぽくモヤモヤとした汚れが広がっています。白い線がついている部分はまだキレイなんですが、それ以外のところは全体的に汚れが目立ちますね……。

そして問題は裏側です。脚の部分が特にひどく、黒カビや赤カビが混ざってついています。石けんカスのような汚れもありますが、やっぱり気になるのは黒カビですね。

この汚れがハイタージェルでどこまでキレイになるのか……仕上がりが楽しみです!

今回のお掃除で使うアイテムの紹介

つぎに今回使っていくグッズをご紹介します。

ゴム手袋使い捨ての歯ブラシ、スコッティの「洗って使えるペーパータオル」を乾かしたものを2枚、そしてマイクロファイバークロスを用意しました。

こすり洗いにはダイソーの研磨スポンジ「シンクの水垢汚れ落とし」も使っていきます。

塩素系漂白剤は衣類用の「ハイター」を使います。あらかじめ150グラムほどプラスチック容器に入れてあります!

そして今回のポイントとなるのが……片栗粉です。お掃除用のマグカップに、片栗粉を15グラム入れておきました。

「ハイター」に片栗粉を混ぜてハイタージェルを作り、そのジェルを汚れに塗りつけてしばらく置き、汚れをゆるめてからスポンジでこすり落としていく……という流れで進めていきます。

つぎは実際にお掃除をしていきますよ~!

ハイタージェルの作り方

早速ハイタージェルを作っていきます。といっても、作り方はカンタン!「ハイター」に片栗粉を混ぜるだけです。お掃除用の歯ブラシを使って、くるくるとかき混ぜていきます。

片栗粉と「ハイター」の割合は、だいたい10対1から20対1くらいがちょうどいいですね。

片栗粉の種類によっては20対1だと少しゆるく感じることもあるので、緩いなと思ったら10対1に近づけて調整すると扱いやすいと思います。今回は片栗粉15グラムに対して、「ハイター」を150グラムで作っていきます。

片栗粉は一気に入れてしまうとダマができやすいので、混ぜながら少しずつ加えるのがおすすめです。

今回も少しダマは残っていますが、しっかりとろみがついてきたので、これで十分使えます。汚れにぴたっと密着してくれそうな仕上がりになりました!

片栗粉ハイタージェルで掃除をしてみました

ざっと水洗い

それでは、片栗粉ハイタージェルで掃除を進めていきます。

まずは、イスの脚についた黒カビを水洗いでざっと落としておきます。ここは軽くで大丈夫!

「ハイター」を使う前にある程度落としておくことで、このあとの掃除がかなり楽になるんです。

汚れがたくさん残っている状態で「ハイター」を使うと、塩素臭がかなり出てしまうんですよね。

水洗いで落とせるくらいの汚れは落としておいたほうが、塩素臭を抑えることができます。

イスの脚についている汚れは、かなりガンコそうに見えますが……ブラシで水洗いするだけでも落ちていくので意外とガンコではありません。

本当に落としにくいのは、側面のモヤモヤっとした汚れなんですよね。ハイタージェルでどこまでキレイになるのか……このあとが楽しみです。

水気を切ってハイタージェルを塗り付ける

水洗いが終わったら、いよいよ作ったハイタージェルの出番です。

水気をしっかりふき取って、洗浄成分が薄まらないようにしておきます。

そのあと、ハイタージェルを手で塗り広げていきます。ジェル状なので、こうして直接つけても垂れにくくて扱いやすいですね!

塩素のニオイも思ったほど強くありません。先にある程度汚れを落としておいたおかげだと思います。

今回はハイタージェルを150グラム作ったのですが……イス全体に塗ってもかなり余りました。

せっかくなので、ついでに洗面桶にも塗りつけておきます。それでも残るようなら、バスタブエプロンなどに使ってしまうのもいいですね。ジェルは密着するので、いろいろな場所に応用できます!

全体に塗り終えたら、このまま20分ほど置いて汚れをしっかりゆるめていきます。どこまで落ちるのか楽しみですね。

20分ほど放置してスポンジ洗い

20分ほど置いたので、ここからはスポンジで磨いていきます。

せっかくですし、こすり始める前の状態を見てみましょう。全体にあったもやっとした汚れが、だいぶ薄くなっていますよね。触ってみても、汚れがしっかり緩んでいる感じがあります。

では実際にスポンジでこすってみます。ここで使うのが、ダイソーの研磨スポンジ「シンクの水垢汚れ落とし」です。

軽くこすっただけでも……表面の汚れがすっと落ちていきます!

ただ、少しすべりが悪いので、残っているハイタージェルをスポンジにつけながら磨いていきます。

黒っぽい汚れがまだ残っている部分もありますが、こするとカンタンに落ちていきます!やっぱりジェルでしっかり緩めておくと、汚れの落ちやすさが違いますね。

外側はひと通り磨き終えました。

……どうでしょうか? 全体的にかなりキレイになっていると思います。

あとは洗剤を流して、もし落としきれていない部分があれば、そこだけピンポイントで磨いて仕上げていきましょう!

使ってみて感じたのですが、ハイタージェルは、時間が経つとだんだん緩くなってくるようです。

片栗粉でとろみをつけていても、長時間放置するとどうしてもシャバシャバの液体に戻ってしまいます。

20分くらいならギリギリとどまってくれていますが、これ以上放置しておくとなると、流れ落ちてしまいそうです。

裏面もスポンジ洗い

つぎはイスの裏側も磨いていきます。ハイタージェルを塗って放置しておいただけでも、かなりキレイになっていますね。

とはいえ、ところどころ汚れが残っている部分もあります。

裏側も汚れがしっかりゆるんでいる状態なので、スポンジで軽くこすれば落ちていきやすいと思います!

実際にこすってみると、ある程度こすっただけでスッと落ちてくれました。

裏面も思っていた以上にカンタンにキレイになりますね。

ポツポツついていた黒カビも、もうほとんど見えなくなっています。

ジェルでゆるめてからこすると、やっぱり落ち方が違いますね~!

すすぎ洗い

最後はすすぎ洗いをしていきます。

シャワーでしっかり流して、最後はクロスで拭き上げてくださいね。

本当は洗い流す前にジェルをペーパーで一度ふき取る予定だったので、「洗って使えるペーパータオル」を準備していたのですが……。実際に使ってみたら、ジェルが思った以上にゆるんでいて、そのまま流しても排水口に詰まりそうな感じはありませんでした。

なので今回は、ふき取りの工程はカットしてしまいます!

もし皆さんがやるときにジェルがまだしっかりと残っていて、「そのまま流すと詰まりそうだな」と感じた場合は、一度ペーパーでざっと拭き取ってから、シャワーですすいでいくのがおすすめです。

ふき取るのがちょっと手間だな……という場合は、排水口に使い捨てネットをかぶせておく方法もあります。

流したジェルをネットがキャッチしてくれるので、排水口詰まりの心配がぐっと減りますよ。

汚れはどこまでキレイになった?

拭き上げも終わりましたので、掃除後のようすを見ていきましょう。

まずはイスの外側から見ていきます。

……どうでしょうか? あの黒いモヤモヤとした汚れが、ほぼ完璧に落ちています。表面がつやっとしていて、最初の状態とはまるで別物ですね!

横一面についていたあのくすんだ汚れも、今はまったく見当たらないほどキレイになりました。

そしてイスの裏側です。こちらもとてもキレイになっています。

特に汚れがひどかった脚の部分は、黒カビも赤カビもすっきり落ちています

脚まわりのクッションの溝は歯ブラシでかき出すように洗いましたが、それ以外はハイタージェルを塗って放置し、スポンジで洗っただけです。

これだけでもびっくりするくらいキレイになりましたね~。

ハイタージェルを使った掃除のポイント

ということで今回は、「ハイター」に片栗粉でとろみをつけたハイタージェルで、お風呂のイスについた黒ずみ汚れやカビを落としてみました。

最後に、今回のお掃除のポイントをお伝えしておきます。

ヌルヌル石けんカスにはハイタージェルがぴったり

お風呂のイスにはいろんな汚れが付きますが、なかでもヌルヌル石けんカスにはハイタージェルがとても相性がいいんです。

塩素系漂白剤を放置すると落とせる生き物汚れといえば、黒カビ・ピンク汚れ・ぬめり汚れ、そしてヌルヌル石けんカスがあります。

特に石けんカスは黒ずみ汚れやぬめりと混ざると、茶色っぽく残ってしまって厄介なんです。

なので、今回のようにハイタージェルで密着させて放置し、そのあとスポンジでこすり洗いするという合わせ技は、本当にぴったりなんです。

ジェル状にすれば作業もかなり楽になりますし、ぜひ試してみてくださいね。

ジェルのとろみを強くするなら

実際に使ってみて感じたのですが……今回つくったハイタージェルは少しとろみが弱かった印象です。

もし「ちょっと緩いな」「なじみにくいな」と思ったら、液体の洗濯洗剤をほんの少し加えてみてもいいですね。目安としては1〜2グラムほどです。

「ハイター」には界面活性剤が入っていないので、ジェルがゆるくなるほど表面に密着しにくくなり、水のように弾かれてしまうこともあるんです。

「キッチンハイター」なら界面活性剤が入っていますが、ジェル状にするとその濃度も薄まってしまうので、「ハイター」のように弾かれてしまうことがあります。

なので液体の洗濯洗剤を少し加えて、界面活性剤の働きをプラスしてみましょう!

表面張力が弱まり、イスの表面にじわっと広がる親水コートのような状態になります。

洗浄成分のなじみが良くなるので汚れ落ちがぐっとよくなります。

さらに界面活性剤そのものの洗浄力もプラスされるので、汚れにダブルで効いてくれるんです。

混ぜる洗剤は、中性またはアルカリ性の洗濯用洗剤がおすすめです。

「ハイター」の説明書きにも「洗濯用洗剤(中性・アルカリ性)と併用OK」と書かれているので、安心して使えますね。

ただし「洗剤を混ぜるのは不安だな……」という方は、無理に加えなくても大丈夫です。

多少とろみが弱くても、しっかり密着させて長めに放置すれば、十分に汚れを落とすことができます。

洗濯洗剤を混ぜるのは、あくまでひとつの工夫として覚えておいていただければ嬉しいです!

今回のお掃除の注意点

最後に、今回のお掃除で気をつけていただきたい点をお伝えします。

お風呂掃除に使うのは用途外

ハイタージェルを使ったお掃除の注意点、1つ目は洗剤の用途についてです。

今回使った「ハイター」は洗濯用のハイターです。お風呂掃除に使う方法は、メーカーとしては認められていません。

さらに片栗粉を混ぜてジェル状にしていますし、先ほどお話ししたような洗濯用洗剤を少量混ぜたりする使い方も、公式には推奨されていない方法です。

洗濯用洗剤については、裏面に「併用OK」と記載がありますが、それでも混ぜるという使い方まで保証されているわけではありません。

ですので、用途外の使い方をする場合は、必ずご自身の判断で行う必要があります。

安全にお掃除するためにも、この点だけはしっかり意識しておいてくださいね。

塩素なので安全面には注意

ハイタージェルを使ったお掃除の注意点、2つ目は塩素系漂白剤を使うときの注意ですね。

塩素系漂白剤を使うときは、手袋をつける、気分が悪くなったらすぐに換気して作業を中止する、などの基本的なことは守りましょう。

ほかにも気をつけたいのが塩素焼けです。実は「ハイター」は、一般的な塩素系カビ取りスプレーよりも塩素濃度が高いんです。今回はジェルにして20分ほど放置する方法なので、素材によっては変色したり、傷んでしまう可能性があります。

お風呂のイスは多くがプラスチック製ですが、種類によってはプラスチックでも変色することがあります。

また、金属のネジや部品がある場合は、塩素でサビてしまうこともあるので注意が必要です。

素材への影響は意外と大きいので、「ここは大丈夫かな?」と少しでも心配なときは、目立たない場所で試してから使うようにしてくださいね。

浄化槽のある家では使えない

ハイタージェルを使ったお掃除の注意点、3つ目は浄化槽についてです。

おうちに浄化槽がある場合、塩素が浄化槽の処理に影響を与えてしまう可能性があるので、塩素系の漂白剤や洗浄剤が使えないケースがあります。

ただし少量なら大丈夫、なんてこともあるそうなので、使う前にメンテナンスをしている業者さんに確認してください!

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は、「ハイター」に片栗粉を混ぜてつくるハイタージェルを使って、お風呂のイスについた黒ずみ汚れやカビを落としてみました。

ジェル状にすることで汚れにしっかり密着してくれるので、放置してからこすり洗いするだけでスッキリとキレイになります。身近な材料で手軽に作れるのも嬉しいところです。

安全面や素材への影響には注意が必要ですが、正しく使えばとても頼れるお掃除方法です。ぜひ参考にしてください!

また、YouTubeでは汚れ落としのコツを紹介する「茂木流掃除講座」と、掃除のやる気が出る「整える暮らし編」を配信しています。こちらの動画もみてもらえると嬉しいです!

さらに自分にあったお掃除法を見つけたいという方は、「汚れ落とし研究家 茂木和哉のラクラク掃除術」を読んでみてください。

茂木さんがお掃除ノウハウを、わかりやすくまとめてくれていますよ~!

created by Rinker
¥1,540 (2026/01/02 19:30:20時点 Amazon調べ-詳細)

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。またお会いしましょう~♪

ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
記事URLをコピーしました