効率重視!ハイター+無垢の泡で洗濯槽と洗濯機周りを一気にキレイに
60秒で読める!AI記事要約
衣料用塩素系漂白剤「ハイター」をメインに使い、洗濯槽と周辺をまとめて掃除する効率的な方法です。メーカー非推奨(界面活性剤入り洗剤はNG)のため、自己責任での実施となります。
▼使用洗剤と量
槽洗浄には「ハイター」600mL、「無垢の泡」を少量加え、洗浄成分の浸透力を高めます。
糸くずフィルターつけ置きには、水1Lに「ハイター」約10mLと「無垢の泡」を少量。
▼洗浄手順と時間
槽洗浄モード(6時間コース)をスタートし、ハイターと無垢の泡を投入します。
洗浄中にハンディワイパーでホコリを取り、「無垢の泡」を薄めた洗浄液で洗濯機本体を拭き掃除します。
6時間後、槽洗浄が完了したらフィルターを歯ブラシで仕上げ洗いし、元に戻します。
▼注意点
メーカーは界面活性剤入り洗剤を非推奨としています。試す際は必ず説明書を確認し、安全面に注意してください。

こんにちは!たくみです。
みなさんは洗濯槽の掃除ってどうやっていますか?
今回はおなじみの塩素系漂白剤「ハイター」をつかって洗濯槽のお掃除をしていきます。
槽洗浄をしているあいだに、洗濯機まわりのホコリ取りや拭き掃除も進めていく、効率重視のお掃除法です!ぜひ参考にしてみてください。
ちなみに今回参考にしたのは、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)さんのYouTube動画です!
※ここで紹介している掃除方法は一例です。実践するときは、使用する製品の表示や素材への影響を確認したうえで、安全に気をつけて行ってくださいね。
洗濯槽掃除に使うアイテムの紹介
まずは今回の掃除に使うアイテムを紹介していきます。
槽洗浄だけでなく、糸くずフィルターの掃除、洗濯機まわりのホコリ取りと拭き掃除まで一気にやっていきますよ。
まずは、使うアイテムをご紹介します。メインになるのは塩素系漂白剤の「ハイター」です。衣類用の界面活性剤が入っていないタイプですね。
拭き掃除にはスコッティの「洗って使えるペーパータオル」を使います。
ゴム手袋と使い捨ての歯ブラシ、お掃除用の洗面桶も用意します。
ホコリ取りには「ウェーブハンディワイパー 超ロングタイプ」を使います。これがあると洗濯機の奥や隙間のホコリもラクに取れるんですよね。
糸くずフィルターはつけ置き洗いをするので、バケツを用意します。無印良品のフタ付きのものを愛用しています!
そして今回の注目アイテムがこちら、「無垢の泡」です。
拭き掃除にも使えますし、ちょっとした裏技で洗濯槽の掃除にも活躍してくれます。こういうアイテムがひとつあると、掃除がぐっと楽しくなりますね~!

洗濯機の取扱説明書をチェック
ここで一度、洗濯機の取扱説明書を確認してみましょう。
我が家の洗濯機はパナソニックのものですね。みなさんもお使いの洗濯機の取扱説明書を一度チェックしてみてください。知らなかったことが書かれていたりしますよ。
取扱説明書には洗濯槽の洗浄方法として「黒カビやニオイを予防する場合」と「すでに黒カビやニオイが出てしまった場合」に分けて書かれています。
洗濯槽掃除の頻度は?
気になる洗濯槽掃除の頻度ですが、念入り洗浄は年に1回、予防目的の軽めの洗浄は月に1回でいいようです。
普段から予防目的の軽めの洗浄をしておけば、本格的な洗浄は年1回で十分ということなんですね。

ただ……今回は2ヶ月ぶりの槽洗浄になります。
予防目的の軽めの洗浄だと少し物足りない気がしますよね。なのでちょっとそこまで念入りではないけれどちょっとしっかりめ、くらいの槽洗浄をしていこうと思います。
使う洗剤の種類や量は?
使う洗剤の量についても確認していきます。
「予防のために」の方法には、衣料用の塩素系漂白剤を約200mL入れる、と書かれていました。ただ、これはあくまで毎月こまめにお手入れしている場合の量なんですよね。

今回は2ヶ月ぶりの洗浄になりますし、季節によってはカビが生えやすい時期もあります。そういうときは少し多めに入れておいたほうが安心だと思います。
ちなみに「黒カビやニオイが発生したら」という念入り洗浄では、パナソニック純正の洗濯槽クリーナーを使うようにと書かれていました。
純正のクリーナーは1.5リットルの大容量で、塩素濃度もかなり濃いものだと思われます。
市販のものですし、おそらく「ハイター」と同じくらいの塩素濃度なのではないでしょうか。
「ハイター」は600mLなので、純正のクリーナーと比べると量は少なめですが……2ヶ月ぶりのお掃除なら、このくらいがちょうどいいバランスかなと思います!
というように、いつぶりの槽洗浄なのか?予防目的なのかしっかり汚れを落としたいのか?で入れる洗剤の量を考えるといいですよ~。
つけ置き時間は?
つけ置きの時間も気になるところですよね。
取扱説明書では「予防のための洗浄」は基本1時間コース、「黒カビやニオイが発生した場合」は6時間コースと書かれています。
今回は2ヶ月ぶりの槽洗浄ですし、1時間だと少し物足りないかなという印象ですよね。
なので、しっかり汚れを落とすためにも、6時間コースで進めていこうと思います!
長めにつけ置きしたほうが、洗剤の効果もぐっと高まりますしね〜。
糸くずフィルターを洗う
それではお掃除を始めていきます。
まずは糸くずフィルターを取り外していきます。
見てみると……やっぱり結構汚れていますね。ゴミもしっかり溜まっています。

表面の糸くずは軽く取って、バケツに入れておきます。
糸くずフィルターが完全に浸かるくらいまでバケツに水を入れたら「ハイター」を加えていきます。
つけおき洗いのときの「ハイター」の目安量は、水1Lに対して約10mL(キャップ半分くらい)です。
今回は水が4Lほど入っているので、キャップ2杯くらいですね!

そしてここでワンポイント。
衣料用の「ハイター」には界面活性剤が入っていないので、より浸透力を高めるために「無垢の泡」をほんの少しだけ混ぜておきます。
これだけで汚れの落ち方が違ってきますよ〜!
「ハイター」と「無垢の泡」を混ぜても大丈夫?
「ハイター」と「無垢の泡」を混ぜても大丈夫なのかな?と思われる方もいるかもしれませんが、基本的には問題ありません。
「ハイター」の説明書をみてみると、洗濯洗剤と一緒に使う方法がしっかり書かれています。
「無垢の泡」は、洗濯洗剤にも使われている界面活性剤が主成分で、ほかの成分がほとんど入っていないシンプルな洗剤です。
なので、「ハイター」と「無垢の泡」の組み合わせなら特にトラブルは起きないはずです。

ただし……洗剤同士を混ぜて使うのは、洗剤メーカーさんとしてはNG。試すときは自己責任にはなってしまいますね。
僕はこの組み合わせでよくつけ置きをしていますが、すこしでも不安があれば無理には混ぜず、「ハイター」だけでつけおきをしてください!
洗濯機のフタを拭き掃除
それでは洗濯機の電源を入れて、槽洗浄モードの6時間コースをスタートさせます。
水がたまっていく間に、まずはのぞき窓だけでも拭いておきましょう。
お掃除用の洗面器に、水を100mLほど入れてきました。ここに「無垢の泡」を少量加えて、拭き掃除用の洗浄液を作ります。
「無垢の泡」の量は目分量で大丈夫!水で100〜500倍に薄まればOKなので、ある程度泡立つくらい、と抑えておけば十分なんですよね。

つくった洗浄液でのぞき窓まわりを拭いていきます。
本当は先にホコリを取ってからのほうがいいのかもしれませんが、今日はサッと済ませたいので、そのまま拭いてしまいますね〜。
洗濯機のフタの裏側も見てみると……意外と汚れていました。槽洗浄のタイミングで忘れず拭くようにしておきたいですね。
洗濯槽に「ハイター」を入れて洗浄開始
洗濯槽に水がたまりましたので、「ハイター」を1本入れていきます。

そしてここでも「無垢の泡」をほんの少しだけ加えます。5mLもないくらいの量ですが、これだけで洗浄成分の浸透力がぐっと高まります。

洗濯機のフタを閉めると、6時間コースの洗浄がスタートしました。
「無垢の泡」を入れたので、表面に少しだけ泡が見えますね。
この泡が界面活性剤の働きをしてくれて、洗浄成分が汚れに浸透しやすくなるんです。皮脂汚れにも届きやすくなるので、よりしっかり洗えますよ〜。
洗濯機周りのホコリ取り
槽洗浄が始まりましたので、この待ち時間を使って洗濯機まわりのホコリ取りをしていきます!
ホコリ取りに使うのは「ウェーブハンディワイパー 超ロングタイプ」です。
奥もスッと届きますし、首の角度が変えられるので、細かいところにもちゃんと当たってくれます。
「ウェーブハンディワイパー 超ロングタイプ」は本当に洗濯機まわりにぴったりなんですよね〜!

床のホコリを取るときは、首を少し曲げてほうきのように使うと動かしやすいです。
巾木の上や排水パイプまわりも、どんどんホコリを取っていきましょう!
途中で洗濯機の中をのぞいてみると、ふわっと適度な泡が立っていますね。
「無垢の泡」を入れすぎると泡があふれてしまうことがあるので、本当に少しだけで十分なんです。

「ハイター」だけでなく「無垢の泡」を一緒に使って洗濯槽掃除をするのは、どうしても自己責任にはなってしまいますが、僕はよくこのやり方で掃除しています。
泡の力が加わると、汚れへの浸透力がぐっとよくなります!
洗濯機周りを拭き掃除
ホコリ取りが終わったら拭き掃除をしていきます。
さきほど洗濯機のフタを拭いたときと同じ洗浄液を使って、まわりをどんどん拭いていきましょう。

僕は、槽洗浄をしているあいだに洗濯機まわりの掃除をする、というのを習慣にするようにしています。
待ち時間をムダなく使えますし「あとでやろう」と思って忘れてしまう心配もありません。
洗濯機まわりって、ホコリが気になっても意外と後回しになりがちですよね。
でも槽洗浄とセットにしてしまえば自然と続けられます!
糸くずフィルターをブラシ洗い
ひと通り洗濯機外側のホコリ取りと拭き掃除が終わりました。
槽洗浄はまだ続いていますが、ここで糸くずフィルターの仕上げをしていきます!
つけ置きしておいただけで、もうかなりキレイになりましたね。ぬめりや黒ずみも「ハイター」に浸けておいたおかげでしっかり落ちています。
あとは、隙間に残っている糸くずを歯ブラシでこすって落としていきます。
水ですすぎ洗いをしたら、糸くずフィルターのお手入れは完了です。かなりスッキリしました〜!
槽洗浄モードがおわったらフィルターを戻す
6時間の槽洗浄モードが終わりました。
フタを開けて様子を見てみますが……洗濯槽の汚れは中が見えないので、どれくらい落ちたかは目では分かりませんね。
ただ、長時間しっかりつけ置きしていますし、内部はかなりスッキリしているはずです。
最後に、キレイにした糸くずフィルターを元の位置に取り付けます。カチッとはまればOKです。

これで今回の洗濯機掃除は完了です!
市販の洗濯槽クリーナーも使用NG?
今回は「ハイター」と「無垢の泡」を組み合わせて、洗濯機の掃除をしてみましたが、いかがでしたでしょうか?
ここであらためて、取扱説明書の「注意」をみておきたいと思います。

洗濯機に使っていい洗浄剤についての「お願い」という欄を見ると、「酸素系漂白剤や台所用塩素系漂白剤、市販の界面活性剤入り洗濯槽クリーナーは使用しないでください」と、しっかり記載されているんですよね。
たとえば塩素系の洗濯槽クリーナーとして有名なカビキラーにも、界面活性剤が入っています。つまり洗濯槽専用として販売されている洗剤でも、メーカーとしては使用を推奨していない、ということになってしまいます。
僕が今回使った方法も、あくまで自己責任のやり方になります。
実際に試すときは、必ず各ご家庭で使っている洗濯機の説明書を確認してから、安全面には十分気をつけて行ってくださいね。
どうして界面活性剤が使えないの?
そもそも……どうして洗濯機メーカーさんとしては、界面活性剤が入っている洗浄剤を使ってはいけないのでしょうか?
おそらく理由は、界面活性剤が泡立ちやすいから、だと思います。
泡が多すぎると洗濯槽からあふれてしまったり、槽の中に泡が残ってしまったりする可能性がありますよね。
説明書で注意しているのは、こうしたトラブルを避けるためだと思います。
僕も「界面活性剤が入っていると洗濯槽がサビるから使えないのでは?」と思ったのですが、必ずしもそうとは限らないみたいです。
もちろん、塩素系洗浄剤を頻繁に使ってしまうと、ステンレスを傷めてしまうことはあり得ます。
ですが月に1回の予防として「ハイター」を200mL使う、そして年に1回しっかめに洗う……くらいであれば、洗濯槽がサビたりひどく傷んでしまう心配はほぼありません。
我が家でもそこそこ頻繁に塩素系洗浄剤を使って槽洗浄をしていますが、いまのところ目に見えるサビや傷みはありません。
とは言っても、できるだけ負担を少なくしたいなら、月1回の予防洗浄がいちばん安心かなと思います!
ガンコな汚れがつく前に落としたほうが気持ちがいいですし、洗濯槽への負担も減らせますし、できるだけこまめにやっておきたいですね〜。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は「ハイター」と「無垢の泡」を使って、洗濯槽と洗濯機まわりを一度にキレイにしてみました。
槽洗浄の待ち時間を活かすことで、ホコリ取りや拭き掃除も忘れることなくすっきりキレイになります。
みなさんもぜひ試してみてくださいね!
また、YouTubeでは汚れ落としのコツを紹介する「茂木流掃除講座」と、掃除のやる気が出る「整える暮らし編」を配信しています。こちらの動画もみてもらえると嬉しいです!
さらに自分にあったお掃除法を見つけたいという方は、「汚れ落とし研究家 茂木和哉のラクラク掃除術」を読んでみてください。
茂木さんがお掃除ノウハウを、わかりやすくまとめてくれていますよ~!
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。またお会いしましょう~♪


