布ソファの食べこぼしシミに!「シャボンの泡」で洗剤残りを気にせず落とす方法
60秒で読める!AI記事要約
布ソファに付着した食べこぼしや飲みこぼしのシミは、拭き残りを気にせず使える水石けんの「シャボンの泡」を使って、ラクにキレイにできます。
▼洗浄液の作り方と石けんの特性
洗浄液は、水290mLに対して「シャボンの泡」を10グラム入れて混ぜた30倍希釈液を使用します。
ソファ掃除に石けんが向いている理由は、石けんは水で薄まると働きをやめる性質があり、また皮脂などと混ざると中和されて無害になるため、丸洗いできない布ソファでも洗剤残りしにくい点にあります。この洗浄液は、30倍に薄めても洗浄力は抜群です。
▼掃除の手順
下準備: ダイソンの掃除機などで、ソファ全体や隙間のホコリ・食べかすをしっかり吸い取る。
拭き取り: マイクロファイバークロスとソファ全体に、「シャボンの泡」の30倍希釈液をたっぷり吹きかける。
シミ除去: シミの部分をマイクロファイバークロスで優しくこする。
全体拭き: 汚れが落ちた部分とそうでない部分の差が出ないよう、ソファ全体を濡らすようにまんべんなく拭く。
乾燥: 濡れた状態で放置し、乾いた後に汚れの残り具合を確認する。シミが残っていれば、再度希釈液で拭き掃除を行う。
▼ポイントと注意点
布ソファの掃除では、一般的な合成洗剤のように洗剤残りによって白い筋が残る心配がないのが最大のメリットです。お肌が敏感な方や小さなお子さんがいる家庭でも、洗剤残留による肌への刺激を気にせず使えます。

こんにちは!のぞみです。
布ソファについた食べこぼしや飲みこぼしのシミって、なかなか落ちなくて気になりますよね。
でも、水石けんの「シャボンの泡」があれば大丈夫!拭き残しを気にせず、ラクにスッキリキレイにできます♪
今回は、そのお掃除方法をご紹介していきますね。
ちなみに今回参考にしたのは、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)さんのYouTube動画です!
※動画内でご紹介しているお掃除方法は一例です。ご使用の際は、製品の表示や素材への影響をよくご確認のうえ、自己責任でお試しください。
使うお掃除グッズの紹介
和室で使っている布ソファが、だいぶ汚れが目立ってきました。今回はこのソファをキレイにしていきますね。
まずは使うグッズをご紹介します。
最初に「ダイソンの掃除機」。表面のホコリやゴミをしっかり吸い取ってくれる頼れる存在です。
次に「ゴム手袋」。手を守りながら安心して作業ができます。
「マイクロファイバークロス」は大小2枚を用意しました。小さいのと大きいのを使います。
そして今回の主役!拭き掃除用の水石けん「シャボンの泡」です。
この水石けんを使って、ソファの汚れをやさしく落としていきます♪
最後に「スプレーボトル」。
こちらにはあらかじめ水を290mL入れておきました。この中に「シャボンの泡」を加えて、希釈液をつくっていきます。
希釈液づくり
まず「シャボンの泡」の希釈液をつくっていきましょう。
この「シャボンの泡」は、原液ではなく水で薄めて使うタイプです。今回は、水290グラムに対して「シャボンの泡」を10グラム入れていきますね。
ボトルのキャップがそのまま計量カップになっていて、一番下のラインがちょうど10mlの目安になっています。これがとっても便利なんです♪
あらかじめ水を入れておいたスプレーボトルに、計量した「シャボンの泡」を加えます。
スプレートリガーを閉めて、軽くシャカシャカ混ぜれば完成!これで「シャボンの泡」の30倍希釈液ができました♪

さて、ここでちょっと泡立ちを見てみましょう。
いまはしっかり泡立っていますが、実は地域によっては泡立ち具合が変わることがあるんです。
というのも、石けんは水の硬度に影響を受けやすいんですよね。
水道水に含まれるミネラル分が多い地域では、どうしても泡立ちが控えめになることがあります。
基本は30倍希釈でOKですが、もし「ちょっと泡が少ないな〜」と感じたら、少しだけ「シャボンの泡」を足して調整してみてください♪
お掃除前の汚れをチェック
ソファの汚れ具合を見ていきましょう。カメラを少し近づけてみますね。
右側のほうを見ると、うっすら茶色い汚れがついています。もしかしたらチョコレートの跡かもしれませんね。
お子さんがいるご家庭だと、こうした食べこぼしや飲みこぼしのシミってよくありますよね。

座る面にもシミがしっかり残っています。ところどころに濃いシミがあって、ちょっと気になりますね。
背もたれのほうも見てみると、こちらもかなり目立つ汚れが……。
全体的にシミが広がっていて、「そろそろしっかりお掃除しなきゃ」という状態です。
今日はこの汚れを、「シャボンの泡」でスッキリキレイにしていきますよ~!

実際にお掃除してみました
掃除機をかける
では、さっそくお掃除を始めていきますね。
まずは掃除機をかけていきましょう。
ソファの広い面はもちろん、座面と背もたれのすき間も忘れずに!
ほこりや食べかすがたまりやすい部分なので、しっかり吸い取っておきます。

これで下準備はOKです。次はいよいよ「シャボンの泡」で、シミを落としていきますよ♪
「シャボンの泡」の希釈液をたっぷり吹きかける
掃除機がけが終わったら、いよいよ拭き掃除に入ります。
小さいほうのマイクロファイバークロスに、「シャボンの泡」の30倍希釈液をたっぷり吹きかけましょう。
そしてソファのほうにも、同じようにシュッシュッとたっぷりめにスプレーしていきます。

ここで少しだけお話しておきたいのが「なぜソファの掃除にシャボンの泡を使うのか?」ということ。
その理由はずばり、石けんは洗剤残りしにくいからなんです!
布ソファのお掃除って、どうしても洗剤残りが気になりますよね。丸洗いできない素材が多いので、使う洗剤選びがとても大事なんです。
その点、「シャボンの泡」のような石けんタイプなら安心。石けんは合成洗剤とちがって、水で薄まると働きをやめる性質があります。さらに、皮脂などと混ざると中和されて無害なものになるんですよ。
なのに洗浄力はしっかり!今回のように水で30倍に薄めても、汚れをちゃんと落としてくれます。
もしこれが普通の合成洗剤だったら……ソファのように水洗いできない素材に使うのはむずかしいですよね。
どうしても洗剤が残って、「拭いても拭いても白い筋が残る〜!」なんてことになりがちです。
その点、「シャボンの泡」ならそんな心配もなし。後処理もラクにできるんです♪
シミをピンポイントでこする
ソファ全体に「シャボンの泡」の希釈液をたっぷり吹きかけました。
では、気になるシミをピンポイントで落としていきますね。
チョコレートのような茶色いシミの部分を、マイクロファイバークロスでやさしくゴシゴシ。
すると……見てください!カンタンにスルッと落ちていきました♪

石けんならではの洗浄力で、しつこいシミもこんなにラクに落とせます。
こすっているそばから汚れが浮いてくるのが、ちょっと気持ちいいくらいです。
ソファのお手入れは全体を濡らしながら拭く
ソファをお手入れするときのポイントは、「全体を濡らしながら拭く」ことですね。
つい汚れている部分だけに洗剤をつけて拭きたくなりますよね。でも、それだとキレイになった部分とそうでない部分の差が出てしまって、本当は汚れが落ちているのに、逆にそこだけ目立ってしまうことがあるんです。

なので、「シャボンの泡」をソファ全体にまんべんなくスプレーして、クロスでゴシゴシと拭いていきましょう。
全体を濡らすようにして拭くのがポイントです♪
こういうお掃除方法は、洗剤残りが気になる合成洗剤だとちょっと難しいですよね。
その点、成分残りしにくい水石けんの「シャボンの泡」なら安心してたっぷり使えます!

全体を拭き終わると、ソファが水石けんでしっとり濡れて真っ黒に見えますが大丈夫。
ここから乾かしていくと、汚れの残り具合がわかってきます。
もし乾いたあとにまだ少しシミが残っていたら、そのときはもう一度軽く拭き掃除をしてあげればOKです。
まずはこの状態でしっかり乾かしてみましょう~。
石けんと合成洗剤を比べてみた
ソファを乾かしているあいだに、ちょっと実験をしてみましょう。
「シャボンの泡」と、合成洗剤の「ウタマロクリーナー」を比べてみますね。
まずは「ウタマロクリーナー」から。ソファにシュッと吹きかけて、マイクロファイバークロスでこすってみると……泡が残って、白いスジが目立ってしまいます。
これをキレイにするには、水拭きを何度もくり返さないといけません。

ためしに一度水拭きをしてみても、やっぱり洗剤が少し残っていますね。クロスをすすいで、また拭いて……と手間がかかります。
「多少残っていても大丈夫」という方もいると思いますが、小さなお子さんがいるご家庭や、お肌が敏感な方だと気になってしまいますよね。
一方で、「シャボンの泡」はその心配がありません!
スプレーしてクロスで拭いてみても、白い筋がまったく残らないんです。
仮に石けん成分が少し残っても、水拭きをすればすぐに薄まって働きをやめてくれるんですよ。

今回は30倍に薄めた希釈液を使っていますが、
もう少し濃いめに作っても同じように拭き残りしにくいのが「シャボンの泡」のすごいところです♪
ソファの汚れの落ち具合は?
だいぶ乾いてきましたね。見てみると……まだ少し汚れが残っています。

このように、お掃除の途中では汚れの落ち具合がわかりにくいんですよね。
濡れていると一見キレイに見えても、乾いてから「まだ残ってた!」ということがよくあります。
だからこそ、いったん乾かしてから確認するのが大事なんです。
ということで、今回はもう一度「シャボンの泡」で拭き掃除をしていきます。
ソファ全体に30倍希釈の「シャボンの泡」を吹きかけて、クロスでしっかり拭き上げました。
これで再び乾かして、仕上がりを見ていきましょう。今度こそスッキリキレイになっているはずです♪
何度か拭き掃除をするとどこまでキレイになる?
はい、ソファが乾きました!
実は2回目の拭き掃除のあとに乾かしてみたところ、まだ少し汚れが残っていたんです。
なので、そのあともう一度……つまり3回「シャボンの泡」で拭き掃除をしました!

では、どれくらいキレイになったのか見ていきましょう♪
このあたりにあった茶色いチョコレートのようなシミ、見てください。すっかりキレイになっています。
全体的にもトーンが明るくなって、ソファ全体が清潔な印象になりました♪

背もたれのほうも見てみましょう。
真ん中あたりに、うっすらもやっとした部分は残っていますが、それでもかなりスッキリしましたね。

よく見ると、ところどころに小さなシミはまだ残っていますが……ここまでキレイになれば大成功!
ソファ掃除に石けんが向いている理由
ということで今回は、「シャボンの泡」を使って布ソファのお掃除をしてみましたが、いかがでしたでしょうか?最後に、今回「シャボンの泡」を使った理由をお話ししますね。
石けんは成分のこりしにくい
まず、ソファ掃除に石けんが向いている理由……それはやはり、成分が残りにくいからです。
布ソファのように丸洗いができないものは、どうしても拭き掃除が中心になりますよね。
でも、一般的な合成洗剤に含まれる界面活性剤は、水拭きしてもなかなか落ちにくいんです。
そう考えると……私は合成洗剤を使うという選択肢は、真っ先に外します。
合成洗剤は成分が残っている限り働きを続けてしまうので、小さなお子さんやお肌が敏感な方だと、洗剤残りが肌に触れてかゆみや肌荒れの原因になることもあります。
一方、石けんは水で薄まると働きをやめる性質があります。さらに皮脂と混ざると中和されて、無害なものに変わるんです。
この特徴は場合によってはデメリットになることもありますが、丸洗いができないソファに使う場合には、大きなメリットになります!
そして「シャボンの泡」は、一般的な水石けんよりも洗浄力を高めて作られているのが特長です。
水で30倍に薄めても汚れ落ちは抜群。食べこぼしや飲みこぼしのシミがつきやすい布ソファには、まさにぴったりのアイテムなんですよ♪
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は「シャボンの泡」を使って、布ソファのお掃除をしてみました。
合成洗剤のように洗剤残りを気にせず、安心して使えるのが石けんのいいところ。
「シャボンの泡」なら汚れ落ちもよく、布地にもやさしいので、ソファのような丸洗いできないアイテムにぴったりです♪
食べこぼしや飲みこぼしのシミが気になっている方は、ぜひ一度試してみてください。
水石けんならではのスッキリ感、きっと気持ちいいですよ!
また、YouTubeチャンネル「のぞみのお掃除講座」では、お掃除にまつわるいろんな情報をお届けしています。
こちらの動画もみてもらえると嬉しいです!
さらに自分にあったお掃除法を見つけたいという方は、「汚れ落とし研究家 茂木和哉のラクラク掃除術」を読んでみてくださいね。
茂木さんがお掃除ノウハウを、わかりやすくまとめてくれていますよ~!
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。
またお会いしましょう~♪



