茂木流ハイター漬けを安全に!お風呂専用「花鳥風月」の使い方
60秒で読める!AI記事要約
お風呂の床の黒ずみ、黄ばみ、ピンク汚れ、黒カビといった生き物汚れは、お風呂専用の顆粒洗剤「花鳥風月」を水に溶かしてつけ置き洗いすることで、簡単に落とせます。
▼洗浄液の作り方と特徴
洗浄液は、「花鳥風月」キャップ1杯に対し、水1カップ(約200ml)をバケツで混ぜて作ります。この洗剤は塩素の力に加え、界面活性剤、炭酸ナトリウム、キレート剤を配合しており、カビから皮脂、水アカまで幅広く効果を発揮します。液体タイプと異なり顆粒タイプで日持ちするため、長く使えるのもメリットです。
▼掃除の手順
作った洗浄液をバスブラシで床全体に塗り広げた後、30分ほど放置します(カビがひどい場合は1〜2時間)。放置後、バスブラシで軽くこすり洗いし、しつこい汚れにはダイソーの研磨スポンジ「シンクの水アカ・汚れ落とし」などで優しくこすります。最後にシャワーでしっかりすすげば完了です。
▼使用上の注意点
「花鳥風月」は塩素系洗浄剤のため、塩素に弱い素材には使えません。また、個人で浄化槽を設置している家庭では、バクテリアに影響を与える可能性があるため、使用前に業者に確認が必要です。なお、本製品はお風呂専用で界面活性剤が配合されているため、「キッチンハイター」に食器用洗剤を混ぜる方法と比べて安全かつ手軽に使えます。

こんにちは!のぞみです。
お風呂の床にこびりついた黒ずみってどうやって落としていますか?
迷ったときに試してもらいたいのが、お風呂の床のつけおき洗い専用洗剤「花鳥風月」です!
お風呂専用の洗剤だから安心して使えるうえに、もっと手軽に黒ずみをスッキリ落とせるんですよ〜♪
今回は、その使い方やつけおき濃度のコツを、動画でわかりやすくご紹介しますね。
ちなみに今回参考にしたのは、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)さんのYouTube動画です!
※ご紹介する掃除法は一例です。実践の際は、製品の表示や素材への影響をよく確認のうえ、自己責任で行ってください。
使うお掃除グッズの紹介
お風呂の床に黒ずみやくすみが目立ってきたので、今回はその汚れを「花鳥風月」を使ってスッキリ落としていきます!
まずは使用するアイテムからご紹介しますね。
洗うときに使うのは、おなじみのバスブラシ「バスボンくん」。
ふわふわの毛がついているタイプのバスブラシですね。
次にバケツ。無印良品で購入したもので、内側に目盛りがついているタイプです。水の量を測るのにもとっても便利ですよ。
そしてダイソーの「シンクの水アカ・汚れ落とし」というスポンジです。かためで研磨力があるのが特徴です。

さらにバスシューズとゴム手袋も忘れずに。安全にお掃除するためには必要ですね。
今回使う水は200ml。
そしてそこに加えるのが、注目の洗剤「花鳥風月」です!

お掃除前の汚れをチェック
つぎにお風呂の床の汚れ具合を確認していきましょう。
今回気になるのは、黒ずみ汚れ・黄ばみ汚れ・ピンク汚れ、そして一部黒カビも見られます。
これらの汚れは、いわゆる「生き物汚れ」と呼ばれるもの。
菌が原因で発生しているため、見た目以上にしつこいんですよね。
今回ご紹介する「花鳥風月」を使ったつけおき掃除は、このような生き物汚れに効果があります。

壁側の端、特にコーキングのあたりはかなり汚れが目立ちますね。
黄ばみや黒ずみが溝の部分に入り込んでいます。
よく見ると、うっすら白っぽい石けんカスもついています。

奥のほうに進むと、さらに汚れがはっきり。
洗い場カウンターの下には黒ずみやポツポツした汚れが見られ、床の溝にはもやもやした黒ずみ汚れやピンク汚れもついています。

これはやりがいがありますね……!
しっかりつけおきして、ピカピカにしていきましょう。
洗浄液づくり
「花鳥風月」は顆粒タイプの洗剤なので、水に溶かして洗浄液を作ります。
塩素系の洗剤なので、使うときは必ず手袋をして、換気扇を回すようにしてくださいね。
とはいっても「花鳥風月」は塩素特有のツンとしたニオイが少なく、扱いやすいのがうれしいところです!
分量の目安は「花鳥風月」キャップ1杯に対して水1カップ(約200ml)。
バケツに入れて、柄つきブラシでよく混ぜて溶かしていきます。

「花鳥風月」は洗浄液を自分でつくるので、バケツと柄つきブラシの組み合わせが必須ですね。
今回は「バスボンくん」を使っていますが、とっても使いやすいですよ!
「激落ちくん」シリーズのような、モコモコしたボンボンタイプのブラシもおすすめです。
逆にスポンジタイプのブラシは塩素で変色してしまうことがあるので注意してくださいね。
実際にお風呂の床掃除をしてみました
洗浄液を塗り広げる
それでは、作った洗浄液をバスブラシで床に塗り広げていきます。
塩素系洗浄剤を使うときは、奥から手前に向かって作業するのがポイントです。
手前から始めてしまうと、奥を掃除するときに洗浄液の上を歩かないといけませんからね。
少しずつ下がりながら、丁寧に塗り広げていきましょう。

せっかくなので、バスタブエプロンにも塗りつけておきます。
ついでに壁の下のほうにも!壁の低い位置は水はねが多く、気づかないうちに黒いポツポツ汚れが出てくることもあるんです。

今回のお風呂は畳一畳ほどの広さですが、床全体・バスタブエプロン・壁の低い部分に約200mlの洗浄液を塗っても、まだ少し余るくらいでした。
すべて塗り終えたら、このまま30分ほど放置して汚れを浮かせていきます。
30分放置して軽くブラシ洗い
30分が経ちました!
塗りつけて放置しただけなのに、コーキングまわりの黄ばみがすっかり白くなっています。
床の黒ずみもかなりキレイになりましたね。

では、洗い流す前に軽くブラシ洗いをしていきましょう。
このとき、あまり強くゴシゴシこすってしまうとコーキングが傷んでしまうので、やさしくなでるように洗うのがコツです。

床の端のほうに残ったしつこい汚れは、「バスボンくん」だけでは落としきれないこともあります。
そんなときは、ダイソーの研磨スポンジ「シンクの水アカ・汚れ落とし」を使ってみましょう。
研磨力があるのでしっかり落とせますが、コーキング部分は傷みやすいので力加減には注意してくださいね。

こすり洗いが終わったら、最後に全体をシャワーでしっかりすすいで完了です!
つけおきだけで、ここまでスッキリするなんてうれしいですよね♪
お掃除後のようすをチェック
お掃除後のようすを見ていきましょう。
まず壁側のコーキングの周りですね。……どうでしょうか?かなりキレイになりましたね!

コーキングが真っ白になりましたし、床の溝のところに汚れがあったりしましたけれども、手前から奥の方までご覧の通りキレイになりました。
そして洗い場カウンターの下も、真っ白ですね。
一緒にあらったバスタブエプロンもかなりキレイになりました
一番汚れがひどかったのは、床のはじっこのほうでしょうか。
研磨スポンジも一緒につかったので、ちゃんとキレイになってくれましたね。

「花鳥風月」の特徴
ということで今回は「花鳥風月」を使ってお風呂の床掃除をしてみましたが、いかがでしたでしょうか?
この「花鳥風月」は、茂木和哉さんがYouTubeで紹介しているお風呂の床のあわあわハイター漬けをヒントに開発された洗剤です。
お風呂の床に出やすい黒ずみ・黄ばみ・ピンク汚れ・カビ汚れなど、ほとんどの汚れにしっかり効果を発揮してくれるのが大きな特徴なんです!
しかもこの「花鳥風月」は、あわあわハイター漬けの弱点を克服した洗剤でもあります。
最後は「花鳥風月」の特徴についてお話していきますね。
お風呂用なので安心して使える
「花鳥風月」の魅力のひとつは、お風呂専用の洗剤であること。
もともとお風呂場で使うために作られているので、安心して使えるんです。
さらに界面活性剤があらかじめ配合されているので、ほかの洗剤を混ぜる必要もありません。
茂木さんの「あわあわハイター漬け」では、キッチン用の「キッチンハイター」に食器用洗剤を混ぜて使うため、「ちょっと怖いかも……」と感じる方もいらっしゃったと思います。
でも「花鳥風月」なら、お風呂専用&混ぜずに使えるので、とっても手軽で安全なんですよ♪
落とせる汚れの種類が多い
「花鳥風月」の2つ目の特徴は、落とせる汚れの種類がとても多いことです。
今回は、塩素の力で黒ずみ・黒カビ・ピンク汚れといった生き物汚れをしっかり落としてくれました。
さらに、界面活性剤にも汚れ落ちのよい成分が使われているので、皮脂汚れもスッキリ♪
加えてアルカリ度を高める炭酸ナトリウムや、水アカ成分を浮かせるキレート剤も配合されています。
これらの成分がバランスよく働くことで、お風呂の床にこびりついたさまざまな汚れを一度に落としてくれる……というわけなんです!
日持ちする
そして「花鳥風月」の3つ目の特徴は、日持ちすること!
液体タイプの塩素系洗剤は、未開封でも時間が経つと少しずつ塩素分が抜けてしまいますよね。
でも「花鳥風月」は顆粒タイプだから大丈夫。
塩素が飛びにくく、長期間置いていても効果がしっかり続くんです。
「しばらく使ってなかったけど効くかな?」とか、
「早めに使い切らなきゃ……」なんて心配をしなくていいのはうれしいポイント。
いつでも同じように使えて、長く頼れるお掃除アイテムです!
「花鳥風月」を使ったお掃除の注意点
塩素に弱い素材には使えない
この「花鳥風月」は塩素系洗浄剤なので、混ぜるな危険!
また、塩素系はそこまで高濃度ではないのですが、塩素分が含まれているので、塩素系に弱い素材には使えません。
詳しくはボトルの裏に書かれている「使えないもの」を参照してください。

カビがひどすぎると力不足
注意点の2つ目は、カビがあまりにもひどい場合には「花鳥風月」では少し物足りないかもしれない……という点です。
黒カビをしっかり落としたいときは、「黒木真白」を使うのがおすすめですね。
実は「花鳥風月」と「黒木真白」は、どちらも同じ種類の塩素剤を使っているのですが、「黒木真白」のほうが塩素濃度が高めなんです。
ですので黒カビが深く根を張っているような場合は、「黒木真白」の出番ですね〜!
浄化槽のある家では使えない
注意点の3つ目は、個人で浄化槽を設置しているおうちでは使えないことがあるという点です。
塩素系洗剤は浄化槽のバクテリアに影響を与えるため、基本的には使用を避けたほうが安心です。
ただし、「少量なら大丈夫」とされる場合もあるようです。
判断に迷うときは、浄化槽のメンテナンス業者さんに確認してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「花鳥風月」を使って、お風呂の床のつけおき掃除をしてみました。
塩素の力で黒ずみ・ピンク汚れ・黒カビまでしっかり落ちて、しかもお風呂専用だから安心して使えるのがうれしいポイントです♪
界面活性剤や炭酸ナトリウムなども配合されているので、皮脂汚れや石けんカスまでスッキリ!
放置して軽くこするだけで、床全体が明るくなりましたね。
「ハイター漬けはちょっと怖いかも……」という方にも、「花鳥風月」なら手軽でおすすめです。
次のお風呂掃除の参考にしてみてくださいね!
また、YouTubeチャンネル「のぞみのお掃除講座」では、お掃除にまつわるいろんな情報をお届けしています。
こちらの動画もみてもらえると嬉しいです!
さらに自分にあったお掃除法を見つけたいという方は、「汚れ落とし研究家 茂木和哉のラクラク掃除術」を読んでみてくださいね。
茂木さんがお掃除ノウハウを、わかりやすくまとめてくれていますよ~!
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。
またお会いしましょう~♪


