お掃除情報:裏技・豆知識

蛇口も換気扇もこれでピカピカ♪分解掃除でラクする掃除テクニック

nishiyama
たくみ
たくみ

こんにちは!たくみです。

みんなは掃除のとき「ここが外せたらラクなのになぁ」って思うことはない?

実は場所によっては、分解すると丸ごと洗いができたり、隙間掃除もしやすくなることがあるとか。分解って聞くとハードルが高そうだけど、意外と手軽にできるものもあるんだよ。

そこで今回は茂木さんの動画から、パーツを分解して徹底掃除する方法を紹介していくよ!

蛇口の分解掃除で水の出方が改善!

洗面台の水を出したとき、シャワーの水が1本だけピョンと逸れてしまう「アホ毛シャワー」になったら……それは内部のフィルターやメッシュパーツが汚れているサインかも?

1つ目の動画では、TOTO製の洗面台の蛇口の分解掃除とパーツの交換をしているよ。

まずは、お手入れ方法を取扱説明書で確認しておこう。蛇口の内側にあるフィルターは、ストッパーを外すとホースと一緒にカンタンに取り出せるみたい。

さらに蛇口先端のメッシュパーツは専用の工具で取り外せるんだって。動画では交換用パーツと専用工具がセットになっている「THB52」という品番を使っているよ。みんなも自分の家のパーツはどれなのか一回調べてみてね。

準備ができたらさっそく掃除を始めよう!ストッパーを外すと出てきたフィルターは結構汚れていたけれど、ここは水洗いするだけでかなりキレイになったよ。

つぎに専用工具を使って、蛇口先端のメッシュパーツを取り外してみるよ。溝に工具をはめてクルクル回してみると……意外とカンタンに外すことができたね。

外したパーツや奥のほうにも黒カビや水垢がついていて……これは分解しないと洗えないよね。そこで今回は、新しいパーツに交換するだけじゃなくて、本体もキレイにすることに!

外せる部品はプラスドライバーで外してお掃除用の洗面桶に入れたら、塩素系漂白剤「カビキラー」を使ってつけ置きしていたよ。パーツをつけ置きしている間に、本体部分を歯ブラシでゴシゴシこすり洗い!

つけ置きしたパーツ類にまだ汚れが残っていたら、ヘラでこすってみよう。動画では黒くなった水垢がついていたけれど、スルッと落ちてキレイになっていたよ〜。

洗い終わったパーツは、外した時と逆の手順で元に戻していこう。

小さな部品を排水口に落とさないように、作業中は栓をしておくと安心だね。新しいメッシュパーツを取り付けたら、お掃除と交換は完了!

最後に水を出して確認してみると、シャワーの水が一本飛び出すこともなく、キレイにそろって出てきたよ!

この動画で僕がなるほど!と思ったのはやっぱり、パーツは自分で交換できるってところかな。

何年も使っているとパーツはどうしても劣化してくるし、落としきれない汚れがあるのなら、一回交換してしまうほうがラクかも。

ついでに周りの掃除もできるし、一石二鳥だよね。長く使っている場所があれば、交換用のパーツがないかネットで調べてみるのもいいかも〜。

油汚れまみれの換気扇も分解掃除でキレイに

キッチンの換気扇にこびりついた油汚れって、掃除が大変だよね。2つ目の動画ではキッチンの換気扇まわりを分解して隅々までキレイにしていっているよ。

油汚れがべったりついてしまう場所だけど……使っているのはいつもの食器用洗剤!換気扇まわりって意外といろんな素材のものがあるけど、中性の食器用洗剤なら、アルミや亜鉛メッキといったアルカリに弱い素材があっても安心して使えるんだって。

そして汚れ落ちをよくするなら「ホット洗剤」にして使うのがオススメ!容器に中性の食器用洗剤を10グラム、火傷しないくらいに冷ましたお湯を190グラム入れてよく混ぜるだけで作れるよ。スプレーボトルに移したら、どんどん分解して掃除していこう〜!

まずは整流板とフィルターから。整流板は洗剤を吹きかける前にティッシュペーパーで軽く油を拭き取っておくと、後の作業がラクになるよ。手作りホット洗剤を吹きかけて、油汚れが浮いてきたら「洗って使えるペーパータオル」で拭き取ればOK!

フィルターもホット洗剤を吹きかけて、裏表と拭いていこう。

動画では靴を買うときについてくる箱をちょうどいい大きさに組み立てて、ポリ袋を被せて簡易トレイにしているね。これやらまわりが汚れないし、つけおきもできるとか!

フィルターがぴったり入る容器ってなかなかないし、箱とポリ袋を合わせてトレイを自作するってのは目から鱗だね〜。

換気扇の内側にあるシロッコファンは、外してみるとヒダに油汚れが意外とついていたり……。

水洗いや洗剤を使う前に、細く切ったペットボトルを割り箸の先端にくくりつけて作った「こそげ落とし棒」で、かたい油汚れをカリカリ取っておこう。

次に、バケツに熱めのお湯6リットルと食器用洗剤20グラムを入れてつけおき!歯ブラシでヒダの奥まで丁寧にこすり洗いをしてみてね。

歯ブラシだと届きにくいところは、割り箸の先端にペーパータオルを巻きつけた「ふき取り棒」も使ってみてね。ここまでやれば洗いにくいシロッコファンのヒダもかなりキレイになっていたよ〜。

最後はレンジフードの内側。シロッコファンは外してあるし、内側もこの機会にしっかり拭いておこう。ホット洗剤をペーパータオルになじませて拭いていってね。

目より高いところは直接スプレーはしないでペーパータオルに洗剤を出しながら拭くのが鉄則!ペーパータオルも汚れたらすぐに交換していってね。

この動画で僕がなるほど!と思ったのは、外したシロッコファンはつけ置きするとラクに洗えるってところ。あんなに大きいものもつけ置きできるのは、分解掃除ならではだよね。

しかもつけおき洗いは、お湯だけじゃなくて食器用洗剤も一緒に入れると、界面活性剤のはたらきで汚れがまたシロッコファンに付いてしまうのを防いでくれるとか。シロッコファンだけじゃなくて、ほかのパーツ類を洗うときにも知っておきたい裏技だね!

まとめ

今回は茂木さんの動画から、パーツを分解して徹底掃除する方法を紹介していったよ。

分解掃除って難しそうなイメージがあったけど、これを見たらなんか試してみたくなったかも。みんなもまずは取扱説明書をちゃんと読みこむところからやってみてね。

それでは、ここまで見てくれてありがとうございました。またお会いしましょう〜!

ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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