アホ毛シャワーはこれで解決!洗面台の蛇口を分解掃除&メッシュ交換

60秒で読める!AI記事要約
TOTO洗面台の「アホ毛シャワー」は分解掃除で解決!
水の出方がバラバラになる「アホ毛シャワー」は、洗面台の蛇口内部に汚れが溜まっているサインです。TOTO製洗面台(PL361)を例に、分解・掃除・パーツ交換で水流を元通りにする方法をご紹介します。
▼必要なもの
専用工具 蛇口先端のメッシュを外すための工具(品番: THB52)
新しいメッシュパーツ: 工具とセットになったものが便利
洗剤: 水垢や黒カビ用として塩素系漂白剤「カビキラー」など
その他: プラスドライバー、歯ブラシ、ヘラ、洗面器など
▼お手入れのステップ
取扱説明書で分解方法を確認する。
専用工具で蛇口先端のメッシュパーツを取り外す。
外したフィルターやメッシュ、その他のパーツを「カビキラー」につけ置きする。
本体部分は、金属を傷めないよう水洗いと歯ブラシで掃除する。
つけ置きしたパーツを洗い、水垢が残っていればヘラでこすり落とす。
新しいメッシュパーツを使って、逆の手順で元に戻す。
▼効果とポイント
水流がピシッと揃い、まるで新品のように快適になります。
蛇口内部の黒カビや水垢をしっかり除去できます。
フィルターは水で流すだけでも汚れが落ちることがあります。
作業中のパーツ紛失を防ぐため、事前に洗面器に栓をしておくと安心です。

こんにちは!のぞみです。
「洗面台のシャワーがなんだか水の出方がバラバラになってきたかも……」と思うことはありませんか?水をだしたとき、ぴょんと水が一本逸れてしまう状態のことを「アホ毛シャワー」と呼ぶこともあるそうです。
最近の洗面台は、蛇口の内部にフィルターや細かい網目のパーツが入っていて、実は定期的なお掃除や交換が必要です。
そこで今回は、10年近く使っているTOTOの洗面台の蛇口についているメッシュの交換&内部の分解掃除をしてみようと思います!
ちなみに今回参考にしたのは、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)さんのYouTube動画です!
取扱説明書でお手入れ方法を確認
今回お手入れをする洗面台はTOTO製で、型番はPL361ですね。取扱説明書が手元にあるので、まずはお手入れ方法をチェックしてみます。
取扱説明書には「フィルターのお手入れ」という項目があります。
蛇口の内部には小さなフィルターが入っていて、実はとてもカンタンに取り外せるんです。形状はこんな感じで、軽く外して洗うだけでもOK!
取扱説明書にはさらにその下に「切替部のお手入れ」という項目もあります。
分解方法やお掃除の手順が書かれていて、今回は蛇口の先端にあるメッシュパーツを取り外して、しっかりキレイにしていこうと思います♪
必要な工具は?
蛇口の先端にあるメッシュパーツを取り外すには、専用の工具が必要です。
我が家にはなかったので、今回新しく購入しました。それがこちら!品番は THB52 です。
取り外し用の工具と、新しいメッシュパーツがセットになっているタイプを選びました。
今回は洗うというよりも、思い切って交換してしまおうと思います。
実際、今回お手入れする蛇口も、水を出すと1本だけピョンと逸れてしまう状態ですし……使い始めてからもう10年ほど経っているので、ちょうどいい交換のタイミングかもしれませんね。
きっと、裏側のメッシュの穴に水垢のような汚れがたまっているのでしょう。
蛇口のお手入れをしてみました
フィルターを水洗い
まずはフィルターを取り外していきます。
蛇口のストッパーを外すと、ホースもスッと取り外せますよ。
ホースの先についているフィルターを見てみると……意外と汚れていますね。
でも大丈夫!フィルターについている汚れは、水で軽く流すだけでスッキリ落ちましたよ~。
この程度なら、気になったときにサッとお手入れできそうです。
そこまで頻繁にやる必要はありませんが、シャワーの水が乱れてきたなと思ったら、気軽に試してみてくださいね♪
メッシュなどのパーツ類を塩素系でつけ置き
続いて蛇口先端のメッシュパーツを交換していきます。
専用工具を使うので、まずは取扱説明書をもう一度チェック。
「1.切り替え部を左側いっぱいに回した状態(ソフト吐水)にする」
「2.付属の吐水口網開閉工具を吐水口網の切り欠きに差し込み、回して外す」
「※部品を紛失しないように、あらかじめ洗面器などに水をためてから洗ってください」
……と書かれています。
では実際に、切替部を左側に回して、工具を吐水口網にはめ込んでクルッと回します。
溝にカチッとはまるので、思ったよりカンタンに外れましたよ~!
外したパーツを見てみると……なかなかの汚れです。
黒カビもついていて、「これはもう交換したいかも」と思うレベルですね。
そこで今回は、新しいメッシュパーツに交換していきますが、せっかく分解するのなら本体のほうもキレイにしてあげたいですよね。
外せる部品はプラスドライバーで外して、ぬめりや黒カビを歯ブラシでゴシゴシしましょう。
ここで登場するのが、塩素系漂白剤の「カビキラー」。
洗面器に入れたパーツにシュッとかけて、しばらくつけ置きします。
フィルターのストッパーも一緒に入れてつけ置きしますね。
樹脂パーツに塩素系はどうなのかな……と一瞬迷いましたが、取扱説明書には特に記載なし。
今回は自己責任でチャレンジしていこうと思います!
本体を水洗い
パーツをつけ置きしているあいだに、本体のほうもお掃除していきます。
金属部品があるので、ここには「カビキラー」は使わず、水洗いと歯ブラシだけでやさしく磨きます。
奥のほうはちょっと見えにくいですが、思ったよりキレイになってきました。
グレーの部分は奥まっていて、歯ブラシの毛先が届きにくいんですよね。
指でしっかり押さえながら磨くと毛先が奥まで届いてくれて、スッキリ洗うことができました。
うっすら黒ずみは残るものの、ほぼほぼピカピカに復活です♪
パーツ類を水洗い&仕上げ洗い
つけ置きしていたパーツ類を、いよいよ水ですすぎます。
すると、まだうっすら黒ずみが残っていました。……これは水垢ですね。
水垢落としで登場するのがヘラ。軽くこすってみると……?しっかり落ちてくれます!
黒っぽい水垢もスルッと取れて、パーツが見違えるようにキレイになりました。
あとはしっかり水気を切って、乾かせば準備完了です♪
洗い終わったら元の場所に戻す
では、いよいよ取り付けです。
外したときと逆の順番で、パーツを元に戻していきます。
まずは内部のパーツをクルクルっと回して押し込むと、スッと収まりました。
本体にも取り付けていきます。小さな部品もあるので、排水口に落とさないよう注意してくださいね。作業前に排水口に栓をしておくと安心です。
最後に、新しいメッシュパーツをパチンとはめれば完成!これでお掃除&交換作業は終了です♪
お手入れ後のようすをチェック
それでは、仕上げに水を出してチェックしてみましょう。
シャワーモードにしてみると……キレイに水がそろっています!
ピョンと飛び出す水もなく、気持ちいいですね~!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、洗面台の蛇口を分解してお掃除し、パーツ交換まで自分でやってみました。
我が家のTOTO製蛇口を例にしましたが、最近の洗面台はどのメーカーさんでも、蛇口の中にフィルターが入っていたり、先端のメッシュを取り外せる構造になっていることが多いそうです。
水の出方が乱れてきたときは、お掃除のサインかもしれません。
どうやってお手入れしたらいいの?と迷ったときは、今回のやり方を思い出してみてくださいね。
意外とカンタンなのに、シャワーの水は見違えるほどスッキリ復活しますよ♪
また、YouTubeチャンネル「のぞみのお掃除講座」では、お掃除にまつわるいろんな情報をお届けしています。
こちらの動画もみてもらえると嬉しいです!
さらに自分にあったお掃除法を見つけたいという方は、「汚れ落とし研究家 茂木和哉のラクラク掃除術」を読んでみてくださいね。
茂木さんがお掃除ノウハウを、わかりやすくまとめてくれていますよ~!
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。
またお会いしましょう~♪