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アルカリ性電解水の真実

公開日: : 最終更新日:2017/08/03:茂木 和哉 わかりやすい洗剤成分の知識 , ,

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お掃除用の万能洗剤として、最近よく知られるようになた「アルカリ性電解水」

もう定番化しつつありますよね。

アルカリ電解水の売りは何と言っても
・安全性の高さ
・環境負荷の低さ
ではないでしょうか?

それらの根拠となるのが
原料が塩と水だけと言うこと。

界面活性剤、添加物は一切使われていません。

だから、「体にも環境にも優しいし安心して使えるだよね!」
と思う方も多いと思うのですがあまり安心しすぎるのはいけません。

実は、アルカリ電解水の安全性と環境負荷について、重要な点なのに皆さんにあまり伝わってない事があります。

その点について、詳しくお伝え致します。

先ずは、安全性についてです。

私がこれまで繰り返し何度も伝えてきた洗剤の安全度を見分けを基準で最も優先されるべき要素。それはpHです。

こちらの記事が参考になります。

どんなに安全性の高い原料を使ったとしてもできたものが、強アルカリ性だったり強酸性では安全とは言えませんよね。

逆に例え原料としては強酸性の塩酸が含まれていたとしても、洗剤自体が中性なら危険なものではありません。

アルカリ電解水のpHは、12ぐらいと高めです。

これぐらいのpHなら皮脂を落とし(けん化作用)肌を痛めます。(タンパク質変性作用)

なので必ず手袋をしなければいけませんし目に入ったり飲み込んでも大変危険なので取扱には十分に注意が必要です。

そして、原料に使われている「塩」のイメージについても皆さんが誤解しているような気がします。

「原料が水と塩だけ」とても安全に聞こえますよね?

実はそれが怖いのです。

身近な存在であり食べられる「塩」ですが致死量は30~300gと以外に高いのはご存知でしたでしょうか?

イメージが先行してしまって「塩が原料だから安全」と思い込んでいるのでは、不注意による事故に繋がるかも知れません。

他の洗剤と同様の注意が必要なのに塩のイメージによって皆さんに注意をさせないわけです。

次に、環境への影響についてです。

アルカリ電解水は、その名の通り塩と水を電解して作るわけですが副産物として必ず酸性電解水が作られます。

もしアルカリ電解水ばかり製造して販売し続けているのなら一緒にできる酸性電解水を廃棄し続けなければいけません。

もちろん酸性の液をそのまま廃棄したのでは非常に環境に対して悪影響なことですし、絶対にやってはいけない事です。

なので酸性電解水は、必ずpH調整をして液を中性にしてから廃棄しなければいけません。

さらに酸性電解水は、単に酸性ということだけではなく塩素が含まれています。

塩素は徐々に分解されていくのでしばらく置いていれば抜けますが製造直後の塩素濃度は結構高めです。

高濃度の塩素も環境に対して悪影響を与えるものですので製造後に廃棄する場合は、必ず塩素分を抜かなければなりません。

その中和処理と脱塩素をするために化学物質であるpH調整剤と脱塩素剤を使用しています。

どうでしょうか?
エコだと言えますか?

できた酸性電解水を使用したり販売していれば問題ないのですがアルカリ性電解水だけを製造し販売しているでは決してエコとは言えないのです。

と言いつつも、うちにも電解水の商品があります。

アルカリ電解水がこちらの瞬間わんぬるクリーナーです。
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そして酸性電解水がこちらのわんにゃんマルチウォーターです。
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ちゃんと環境のことを考えてアルカリ電解水だけでなく、酸性電解水もしっかり商品化しております!

上記2商品は、今回の記事で説明しているように、塩を使って作った電解水なのですが、実は同じル電解水でも塩を原料にしたもの以外にもあります。

例えば、炭酸カリウム、炭酸ナトリウムなどです。

この事も、あまり知られていない事ではないでしょうか?

今回の記事の内容は、塩を使って作ったアルカリ電解水の事についてお伝えした内容となっておりますので、塩以外の原料を使った電解水について書いたものではありません。その点はご注意ください。

 

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