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洗剤エキスパートを目指そうと思ったきかっかけ

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そもそも、この業界に入るきっかけとなったのが
学生時代に取った「毒物劇物取扱責任者」の資格でした。

就職するときに、唯一あったこの資格を
せっかくなら生かしたいと思って、
化学工業薬品の販売会社に就職したのでした。

化学薬品とは、
水道や学校プールに使用する塩素や
製造工場で使用する有機溶剤、
食品工場で使用する苛性ソーダや塩酸などです。

私はそんな化学物質を
役所や学校、工場にセールスをする仕事をしていました。

そんなある日、
別の営業所に自分よりはるかにすごい成績を
上げている先輩の存在を知りました。

何がすごいかというと、
利益率が私と比べ桁違い高いのです。

私は、なぜそんなに利益をとれるのか?
その理由をどうしても知りたくて、
先輩に徐々に接近していきました。

そして、高利益の理由がわかりました!

その理由は、
会社の主力品である工業薬品はほとんど全く売らず、
利幅が高い食品工業用の特殊な洗浄剤を販売していたのです。

しかも販売先は、食品工業ではありません。

なんと洗浄剤の用途、目的が全く異なる
温泉施設に販売していたのです。

これが高利益に秘密でした。

当時、温泉浴場向け用の洗浄剤はあまりない事もあり
温泉施設に洗浄剤をセールスする会社いませんでした。

なので、
多くの温泉施設側では浴場の汚れを落とせず困っていたのでした。

そこに目をつけた先輩は、
食品工業用の洗浄剤が温泉浴場の汚れ落としに適している事を発見し、
温泉浴場に販売していたのです。

汚れを落とせずに困っていた温泉施設にとっては、
汚れが落ちるのなら値段は関係ありません。

高くても買ってくれます。

さらに、悩みが解決できるのでお客様から喜ばれます。

だからやりがいもあります。

また先輩がすごかったのが温泉浴場の洗浄に関する知識の高さです。

温泉施設の汚れ落とすことに的を絞って仕事をしているので
専門知識や洗浄技術がどんどん身についていったわけです。

私が出会った頃にはすでに、
その分野においては社内ではもちろん
同業他社でも飛び抜けた専門家になったいたのでした。

私は、すごく感激し影響を受けました。

その先輩を見て特に、この2つを学びました。
・会社の主力品を売るのではなくお客様が求めるものを売る。
・業務業種に特化すればその道のエキスパートになれる。

そして私も
「将来、自分の得意分野つくって、その分野の専門家になりたい!」
と強く思ったのでした。

これが洗剤エキスパートを目指そうと思ったきっかけです。

つづく。

汚れ落とし研究家
茂木和哉@motegikazuya
汚れ落とし一筋24年。掃除が得意な洗剤開発者。 自分で作った洗剤を、秋田にいながらパソコン1つで情報発信を始め、現在は全国のお店に並ぶまでに。 自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」は、150万本以上販売。 洗剤の製造販売の他に、YouTubeとSNSで掃除術を日々発信中。
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