*

アルカリ剤とは?

公開日: : 最終更新日:2014/01/27:茂木 和哉 わかりやすい洗剤成分の知識 , ,

こんにちは、洗剤エキスパートの茂木和哉です。

今回は、洗剤でよく目にする成分
「アルカリ剤」についてお話します。

アルカリ剤とは?
その名の通り、アルカリ性の化学物質です。

では、なぜアルカリ剤を洗剤に入れるのか?
それは、油汚れ皮脂汚れの落ちがよくなるからです。

油汚れ皮脂汚れは、酸性の汚れです。
酸性の汚れは、逆の性質のアルカリ性で中和させると
分解され、汚れが落ちやすくなります。
これを、中和作用と言います。

ですから、
油汚れ用洗剤や洗濯洗剤にはよく使われます。

但し、アルカリ剤をたくさん配合したり
アルカリ度の強いアルカリ剤を配合させた洗剤は
洗浄力は高いのですが、その分刺激が強くなり、
肌を傷めたり、素材を傷めたりします。

洗浄力重視の業務用では、
そんなアルカリが非常に強い洗剤はよくあるのですが
安全性を重視する家庭用では、そのような強い洗剤はありません。

また、アルカリ剤は、洗剤に配合しなくても
アルカリ剤そのものとしても油汚れに十分効果があります。

例えば
炭酸ナトリウムや重曹(重炭酸ナトリム)などです。

洗剤を使わずに、これらを使って掃除をする
いわゆる「ナチュラルクリーニング」は
安全や環境の事を気にされる方には人気です。

という事で、今回はアルカリ剤についてお話しました。
最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。

洗剤エキスパート 茂木和哉

The following two tabs change content below.
茂木 和哉

茂木 和哉

洗剤に自分の名前をつけてしまうほどの洗剤オタクです。 住まいのお掃除に役立つ情報から、清掃業者さんのスキルアップに役立つ情報まで、汚れ落としに関する情報を発信しています。 汚れ落としに関するご相談もお気軽にどうぞ。

茂木和哉 YouTube
茂木和哉 Instagram
茂木和哉 Facebook
茂木和哉 Twitter
きれい研究所公式サイト

関連の記事。こちらもどうぞ

塩素系の漂白剤やカビ取り剤は、なぜアルカリ性なのか?

塩素系の漂白剤やカビ取り剤は、 主成分である次亜塩素ナトリウムが、 アルカリ性のため製品

記事を読む

【簡単解説】界面活性剤の働きとは?

洗剤の主成分「界面活性剤」。 なぜ界面活性剤が含まれていると汚れが落ちるのか?

記事を読む

【プロ必見!】塩酸配合洗浄剤のメリットとデメリットとは?

清掃業の皆さん! 「とにかく洗浄力が高い酸性洗浄剤を使いたい。」 「スケールの分

記事を読む

no image

私がおすすめの塩素剤はこれ!

塩素剤と言うと 次亜塩素酸ナトリウムが一般的です。 ても、 私は次亜塩素酸ナトリウムより

記事を読む

【詳しく解説】界面活性剤の働きとは?

食事をした後の食器や、皮脂で汚れた服は 水洗いだけではなかなかきれいになりません。

記事を読む

洗剤エキスパート茂木和哉の人気の記事

  • 新製品! 茂木和哉バスタブ用 好評発売中
  • 茂木和哉
カビが生えにくい浴室にする方法!

梅雨の季節は、少しでも油断するとカビがすぐに生えてきます。

バスタブ内側の茶色の汚れにお困りではありませんか?

バスタブ内側の茶色の汚れに、お困りな方はおりませんか?

【プロ必見】手持ちの洗浄剤を少なくするメリットとその方法

清掃業の皆さん、 「現場に持っていく洗浄剤の種類が多くて大変

茂木和哉流!水道代を節約する食器の洗い方!

台所洗剤は、洗浄成分の種類や配合量によって、すすぎの時のヌルヌ

茂木和哉、合成洗剤と中性洗剤の違いについて語る

皆さん、「合成洗剤」と「中性洗剤」の違いをご存知ですか?

→もっと見る

PAGE TOP ↑