掃除

油汚れをラクに落とすために知っておきたい2つポイント

茂木 和哉

こんにちは!茂木和哉(@motegikazuya)です。

皆さん、油汚れをラクに落とすために何かしていることってありますか?

例えば、掃除方法で何か工夫しているとか、ガンコな油汚れを落とす時に使うこだわりの洗剤があるなどです。

でもあったとしても「掃除法」や「洗剤」ですよね。

しかし「掃除法」や「洗剤」以外にも油汚れをラクに落とすためのポイントがあるんです。

それが「掃除のタイミング」です。

と言うことで今回は、油汚れをラクに落とす掃除のタイミングについてお話ししたいと思います!

できるだけ温かいタイミングで洗う

フライパンで脂の乗った豚肉を炒めて料理を作った後のフライパンをイメージしてください。

料理した直後の脂は液状ですよね。

なんで液状なのかと言うと、まだフライパンが温かいからです。

でもそのまま放置すると、やがてフライパンが冷めて脂が白く固まりますよね?

どっちの状態でフライパンを洗った方がラクに落とせますか?

もちろんフライパンが温かい状態ですよね。

なのでフライパンだけでなく食器洗いは、食事後早くやれがやるほどラクに落とせるということになります。

また夏と冬ではどっちがフライパンが冷めにくく脂が早く白く固まりにくいですか?

もちろん夏ですよね?

なのでコンロ周りやレンジフードを年に1度掃除するなら冬より夏の方がラクに落とせるということになります。

これは油脂だけの話ではありません。

皮脂だって同じです。

浴室内が冷えた状態で掃除するより、まだ温かいうち掃除した方がラクなんです。

なのでお風呂掃除するならお風呂から上がってすぐに掃除した方が、翌日お風呂にお湯をはる前に掃除した方がベストタイミングなんです。

少しでもフレッシュなタイミングで洗う

キッチンのコンロ周りに飛び跳ねた油汚れは、すぐに掃除すれば洗剤を使わなくてもお湯拭きだけでも落とすことができますよね。

でも1ヶ月程掃除せずにほったらかしていると、お湯拭きだけでは厳しくなりませんか?

でも薄めた台所洗剤を使って拭けば十分キレイに落とせます。

しかし半年以上ぐらいほったらかしてしまっては食器洗剤を使ったとしても厳しくなります。

油汚れ用アルカリ洗剤を使わないと簡単には落とせなくなります。

そんな感じで油汚れは、時間を経てば経つほどガンコになるんです。

なぜかというと、「酸化」が進むからです。

酸化が進むと徐々に黄ばみ、やがて樹脂化してどんどん固まっていきます。

樹脂化が進んで固くなった油汚れは、洗剤が浸透しずらく油汚れ用の洗剤でもかなり苦労します。

そんな時はぜひ、浸透力抜群の「なまはげ油汚れ用」をお試しください。

ということで、油汚れはフレッシュな程ラクに落とすことできるんです。

これは皮脂汚れも同じです。

夏物のシャツをしっかり洗濯してからタンスにしまったのに翌年になってタンスから出したら襟首のあたりが黄ばんでいるなんてことはないですか?

それは洗濯で落としきれなかった皮脂汚れが時間をかけて酸化したからなんです。

皮脂汚れも酸化するとガンコなんです。

でもガンコだからと言って落とさないでいるとさらに酸化が進み、今度は生地を傷めつけます。

これを「黄変」と言いますが、もうこの状態は「汚れ」ではなく生地の「傷み」なので洗剤や漂白剤では落とすことができないんです。

だからタンスにしまう前の洗濯は、できるだけ洗浄力が強い洗剤を使って洗濯してください。

そして黄ばんだ衣類があったらそのままにせず、すぐに洗浄力が強い洗剤で黄ばみを落としてください。

例えば「茂木和哉シミ抜き漂白用」のような、洗浄力が強い洗剤で!

最後に

いかがでしたでしょうか?

ガンコな油汚れを落とすなら、もちろん洗剤選びや掃除の方法が大切です。

しかし今回お伝えしたように「掃除のタイミング」も大切なポイントとなります。

ぜひ掃除に参考にしていただけたら嬉しいです!

ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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