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【プロ必見!】洗浄力が高い洗浄剤の選び方!

茂木 和哉

こんにちは!茂木和哉です。

今回は清掃業の皆さんに、洗浄力が高い洗浄剤の選び方をアドバイスします!

液体洗浄剤に含まれている、ほとんどの洗浄成分は水より重くなります。

水より比重が高いという事です。

水の比重が1なので液体洗浄剤は1リットルで重さが1キロ以上になわけです。

なので、洗浄成分が多く含まれている液体洗浄剤ほど重いという事になります。

もし洗浄剤に含まれている成分が似た内容の洗浄剤があってどちらの方が洗浄力が高いのだろう?

とどちらを選ぶか迷った時は、ぜひ重さ調べてみてください。

でもパッケージの記載は、「キロ」で表記されている場合と「リットル」の表記されている場合があります。

そのように表記が違う場合は、直接重さを測って比重をチェックする方法がありますが、
間違いないのは販売店からSDSを取り寄せて、比重をチェックする方法です。

汚れが落ちる働きのひとつに中和作用があります。

中和作用とは、その名の通り中和の働きを利用して汚れを落とします。

油汚れがアルカリ洗浄剤で落ちたり、水あか汚れが酸性洗浄剤で落ちるのは、油汚れが酸性、スケール汚れがアルカリ性だからです。

なので、アルカリ洗剤はpHが高ければ高いほど(アルカリ度が強いほど)、酸性洗浄剤は、pHが低ければ(アルカリ度が低いほど)洗浄力が高いわけです。

この事から分かるように、洗浄力が高い洗浄剤を見分ける為には洗浄剤のpHのチェックすればいいのです!

pHをチェックする最も簡単な方法は、SDSを取り寄せて確認する事です。

ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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