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【プロ必見】油汚れ用洗浄剤は洗浄力重視?低刺激性重視?

茂木 和哉

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高い洗浄力がが要求される油汚れ洗浄剤には、
苛性ソーダ、苛性カリがよく使われます。

なので頑固な油汚れを楽にキレイに落としないなら
苛性ソーダ、苛性カリが含まれている洗浄剤をおすすめします。

例えば、スーパークリーナーのような洗浄剤です。
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でも、洗浄力が高いということは、
危険度も高いということになります。

また刺激が強いので素材が傷みやすく
使える素材が限られます。

なので、取り扱いには十分注意する必要があります。

一方、安全面を考えるのであれば、
ケイ酸ソーダや炭酸ソーダをおすすめします。

代表的なケイ酸ソーダには
オルソ珪酸ソーダ
セスキ珪酸ソーダ
メタ珪酸ソーダ
などがあります。

中でも特にメタ珪酸ソーダは優れた乳化力、汚物分解性、
そして腐食防止効果を持っています。

また苛性ソーダ、苛性カリと比べ
肌に対しての刺激性がとても低いのです。

私が開発した洗浄剤の中で、
主成分がメタ珪酸ソーダなのは
レストランクリーナーです

炭酸ソーダも、ケイ酸ソーダ同様に
刺激性が低い割には洗浄力が高い成分です。

ただし、腐食防止効果はありません。

ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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